人材育成企業向けWeb研修のメリットとは?法人研修に期待できる効果

2019/12/11
企業向けWeb研修のメリットとは?法人研修に期待できる効果

昨今のIT化の流れを受け、社員のWeb・IT関係のスキル向上と、その手段としてのWeb研修に関心を寄せる企業が増えています。
そこで今回は、企業向けWeb研修を行うことで期待できる効果についてご紹介します。

目次

Web研修とは?

Web研修とは、Webサイト制作やプログラミング、ITリテラシー、Webマーケティングなど、WebやITに関する知識やスキルの習得を目的とする研修のことをいいます。

Web研修が企業に注目される背景

Web研修が企業に注目される背景

IT企業に対してIT人材の「質」「量」に対する過不足感を調査したところ、「大幅に不足している」と回答した割合が「質」では29.7%(過去最多の2008年の32.4%に次ぐ結果)、「量」では29.5%(過去最多)という結果がでています。(『IT人材白書2018』IPA/情報処理推進機構発行より)
この人材の「質」「量」に対する不足感はIT企業に限ったことではありません。業務そのもののIT化や企業によるWeb・SNSの積極活用が進んだことで、業種を問わず個々の社員に求められるITスキルやWebリテラシーのレベルが上昇し、人材の「質」「量」の確保を課題とする企業が増えているのです。

また、最近の人材採用においては慢性的に売り手市場の状況が続います。そのため、即戦力の採用を狙うだけではなく、法人研修を外部の研修機関に依頼したり、OJT(On-the-Job Training)を通して育成を試みる動きにシフトしつつあります。
『IT人材白書』でも「自己啓発支援」や「努力やスキル向上、成果を称える表彰」などの企業文化・風土が人材の「質」不足の緩和に役立っているとしています。そのため、自己啓発やスキル向上の奨励を目的として、法人研修を検討し実施する企業は今後も増えるものとみられます。
また、社員にとってWeb研修を受講することは、新たなスキルや知識を習得する絶好の機会となります。特に、Web・IT分野で研修を実施することで、セキュリティ意識の向上、プログラミングを学んで論理的思考力の向上、ITスキルを習得して業務効率の向上といった効果を得ることができます。仕事に対する充実感や励みを得て、企業への定着も期待できるでしょう。

企業向けWeb研修のプログラム例

一口に「Web研修」と言っても、「Webサイト制作」や「システム開発」、「Webマーケティング」などさまざまなプログラムがあります。社員それぞれの担当業務や適性、階層に応じた研修のプログラムを選定しましょう。
この章では、よく実施されている企業向けWeb研修のプログラムの具体例をご紹介します。Web・ITに関する法人研修を検討中の企業ご担当者様は、ぜひ参考になさってください。

Webサイト制作研修

Webサイト制作研修

Webサイト制作研修では、Webサイトを実際に制作するための手法やルール、プログラミングを学びます。例えば、Web制作に必要な「HTML」「CSS」「JavaScript」といった言語や、「Photoshop」「Illustrator」などのアプリケーションの操作方法を中心に学びます。

Webサイト制作研修は、新入社員から中堅クラスの社員まで幅広い層におすすめの研修です。
例えば、Webサイトの制作や更新に初めて携わる新入社員や、経験がまだ浅い方は、Web制作の基礎知識を学ぶところから始めると良いでしょう。また、マネジメント層を目指す中堅社員の場合、Web制作についてより発展的・実践的な研修を実施し、専門性の高いスキルを習得することも可能です。

また、経験や階層に関係なく「より深くWebサイト設計を理解したい」「競合に勝てるデザインを提案したい」という方は、UI/UX(User Interface/User Experience)の分野がお勧めです。UI/UX研修は、Web担当になった方や、Web制作案件を受注する立場の方、Webサイトからの成果をより高めたいという方に人気の分野であり、企業研修としてのニーズも高まっています。

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プログラミング研修

プログラミング研修

プログラミング研修では、例えばJavaやPHP、Pythonなどのプログラミング言語を学びます。
特に、Javaは企業の業務系システムやWebサービス、アプリ(アプリケーション)開発や、IoT(Internet of Things)AI(人工知能)といった分野でも活用され、今後もニーズが見込めるプログラミング言語です。PHPもJavaと同じくWebサービスやアプリに使用されているプログラミング言語です。Pythonは比較的新しいプログラミング言語で、近年AI(人工知能)やWeb開発分野を中心に注目されています。
プログラミング研修は、プログラマーに限らず、システムの設計や運用、メンテナンスに携わるエンジニアや、システム案件のプレゼンテーションを行う営業職の方にもおすすめです。

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サーバー・インフラ系研修

サーバー・インフラ系研修

サーバー・インフラ系研修は、社内のサーバーやネットワークの運用、構築に関するスキルなどを身につけるための研修です。「UNIX/Linux」、「ネットワーク」などについて学ぶほか、研修の受講成果として、「CCNA」、「CCNP」、「LinuC」などの資格取得を目指すプログラムもあります。

CCNAとCCNPはシスコ技術者認定の一種で、どちらもネットワークスキルを証明する資格です。CCNAは初心者向けで、経験の浅い若手エンジニアでもチャレンジしやすい資格です。一方、CCNPは3年以上の経験を有する中級レベルの方を対象としています。
また、LinuCは日本のLinux技術者のための新しい資格制度で2018年にスタートしました。LinuCにはレベル1から3まであり、受験生各自のスキルや経験により選択します。

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ITリテラシー研修

ITリテラシー研修

ITリテラシー研修は、ITのリテラシー(読み書き能力)すなわち「ITを理解し、使いこなす能力」の習得を目的とする研修です。

近年、ビジネスの現場ではAI(人工知能)やIoTの導入、セキュリティ対策などで業務のIT化が加速度的に進み、最新のIT技術に関する知識の習得や実務における活用が急務となりました。今や企業のあらゆる部門・階層の方がこのITリテラシーを必要としています。
研修対象者の階層(新入社員、中堅層、管理者層など)や業務内容により、必要なITリテラシーが異なります。役職や部署といったセグメント別に研修を実施することで、効率よくITリテラシーを浸透・向上させることができるでしょう。

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マネジメント・マーケティング研修

マネジメント・マーケティング研修

マネジメント・マーケティング研修は、主に社内のWeb管理者や新規プロジェクトのマネジメントを担当する方向けの研修です。

例えば、プロジェクト管理にあたり必要な工数計算や品質・リスクの管理を身につける「プロジェクトマネジメント研修」、SEOやSNS運用、サイト解析などWebマーケティングに関する実践的なノウハウを習得する「Webマーケティング研修」などがあります。

Web研修に期待できる効果

Web研修に期待できる効果

企業がWeb研修を実施することで期待できる効果は、個々の社員の知識やスキルの習得にとどまりません。この他にも以下の効果が期待できます。

  • 業務の効率化や生産性の向上
  • グループワークなどを通じた社員同士の関係強化
  • 社員ごとに差異のあった技術や業務対応方法の統一
  • 最新かつ正確なWeb・IT情報の獲得
  • 研修講師による人材の客観的評価の獲得と人材評価での活用

研修スタイル別メリット・デメリット比較

Web研修を法人研修として行う場合、実施スタイルとして主に「対面型研修」と「オンライン研修(eラーニング)」の2つが考えられます。最後に実施スタイル別にメリットとデメリットを比較してみましょう。法人研修を検討される際の参考にしてください。

対面型研修のメリット・デメリット

対面型研修とは、企業に講師を招くか、研修を受講する社員をWebスクールなどに派遣し、実際に講師と受講生が対面して行う研修です。

対面型研修のメリット

対面型研修では講義を直接受けられるため、受講生の理解度を確かめながらの進行や、質疑応答を挟んだプログラムを組むことが可能です。また、講師から直接講義を受けることでモチベーションの向上も期待できます。

対面型研修のデメリット

集合研修で行う場合、研修を受講する社員のスケジュール調整が必須です。また、研修場所や時間の確保も必要になります。

オンライン研修(e-ラーニング)のメリット・デメリット

オンライン研修(e-ラーニング)とは、インターネットに接続したパソコンやスマートフォンなどを使って受講するタイプの研修です。

オンライン研修のメリット

オンライン研修のメリットは、場所や時間の制約が比較的少ない点にあります。遠方の事業所にいる社員も、出張せずに研修を受講できるためコストを抑えることが可能です。

オンライン研修のデメリット

オンライン研修のデメリットは、対面型研修に比べて質疑応答など講師とのやりとりが少なくなりがちな点にあります。このため、その場で疑問を解決できない恐れがあります。オンライン研修で効果を得るには、モチベーションや集中力を維持できるかが鍵になるでしょう。そのためには例えば、研修後に社員間で互いに所感を述べる機会や、ワークショップ(実践)の場の提供などが考えられます。

対面型研修とオンライン研修のどちらにもメリット・デメリットがありますが、Web研修の効果を期待するのであれば、総合的に見て対面型研修をおすすめします。講師に直接教わる臨場感と、その場で質問して疑問を解消でき理解を深められる点、受講態度やスキルの習得度合いなど、講師からの客観的なフィードバックを得ることができる点などは、オンライン研修では得がたいメリットです。

おわりに

今回は、企業が社員向けに行うWeb研修プログラムの内容や、Web研修に期待できる効果についてご紹介しました。
企業向けのWeb研修を提供するスクールは数多くありますが、最近はIT・Web専門のスクールが行う企業向け研修プログラムが注目されています。研修内容や期間、予算など企業の要望に合わせて最適な研修が実施できることはもちろん、企業向け研修の実績が豊富で信頼できるスクールを選ぶと良いでしょう。

インターネット・アカデミーは、Web技術の開発と標準化を行う団体W3Cのメンバー企業であり、その他多くの団体から各種認定を受けています。また、システム開発案件も扱うWeb制作会社が母体のため、Webの技術開発やシステム開発の知見を活かして、これまでに様々な業界の企業に対し、課題やニーズに即した研修プログラムを提供してまいりました。
社員のWeb・ITスキル向上に課題を感じている企業のご担当者様は、お電話もしくはお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

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参考サイト

『IT人材白書2018』(IPA/情報処理推進機構)

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