人材育成目的別!IT研修費用を削減できるオススメの助成金

2024/08/27
目的別!IT研修費用を削減できるオススメの助成金

「実践力のあるDX人材育成を進めたい」「社員のIT基礎知識を底上げしたい」「新人IT研修をしたい」など、研修を検討している企業によって目的は異なります。

IT研修にかかる費用の負担を軽減するために役だつのが厚生労働省の人材開発支援助成金ですが、この助成金制度には目的に応じて様々なコースが用意されています。今回の記事では、研修の目的に応じてオススメの助成金コースを紹介します。

目次

DX人材育成にオススメの助成金

eラーニング(定額制)の導入にオススメの助成金

DX人材育成を目的とした研修の場合は、「事業展開等リスキリング支援コース」がおすすめです。この制度では、デジタル化による業務の効率化(ツール導入でペーパレス化を進める、アプリ開発でサービス品質を向上する、システム導入で業務フローを改善するなど)を目的とした研修が対象となります。

特筆すべきはその支給額で、最大支給額は研修費用の75%+賃金助成(960円×受講人数×研修時間)となります。

支給額
  • 経費助成:研修費用の75%(大企業は60%)
  • 賃金助成:960円×受講人数×研修時間(大企業は480円×受講人数×研修時間)
  • 年間限度額:1億円
要件
  • OFF-JTにより実施される訓練であること
  • 実訓練時間数が10時間以上
  • 職務に関連した訓練であって以下のいずれかに該当する訓練であること
    1.企業において事業展開を行うにあたり、新たな分野で必要となる専門知識を習得をさせるための訓練
    2.事業展開は行わないが、事業主において企業内のデジタル・DX化やグリーン・カーボンニュートラル化を進めるにあたり、これに関連する業務に従事させる上で必要となる専門知識を習得をさせるための訓練

「事業展開等リスキリング支援コース」を利用したDX人材育成や、研修実施をした場合の支給額シミュレーションなどの相談も承っていますので、気になる方はぜひご連絡ください。

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新人IT研修・技術者育成にオススメの助成金

新人IT研修・技術者育成にオススメの助成金

新人向けのIT研修や、エンジニア育成、マーケター育成、Webサイト制作技術の習得などの専門技術を身につけるための研修では「人材育成支援コース」がおすすめです。

こちらの助成金では、支給額は先述した「事業展開等リスキリング支援コース」に比べると控えめですが、様々なテーマの研修が対象になることや、申請手続きも他のコースに比べると簡略化されており、手続き面においても使いやすい制度と言えます。

支給額
  • 経費助成:研修費用の45%(大企業は30%)
  • 賃金助成:760円×受講人数×研修時間(大企業は380円×受講人数×研修時間)
  • 年間限度額:1000万円
要件
  • OFF-JTにより実施される訓練であること
  • 実訓練時間数が指定の時間以上

「人材育成支援コース」を利用したIT人材育成や、研修実施をした場合の支給額シミュレーションなどの相談も承っていますので、気になる方はぜひご連絡ください。

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eラーニング(定額制)の導入にオススメの助成金

eラーニング(定額制)の導入にオススメの助成金

在籍している社員が多く一律でeラーニングを導入したいといった場合にオススメなのが「人への投資促進コース(定額制訓練)」です。

こちらの助成金が対象となるのは、定額受け放題研修サービスを利用する場合に支給される助成金で、一般的にはeラーニングのサブスクリプションサービスが想定されます。インターネット・アカデミーでもeラーニング(定額受け放題のプラン)があり、このサービスの場合はこちらのコースが対象となります。

こちらもコースの場合は、経費助成のみの支給となります。また、賃金要件など厚生労働省が定めている要件を満たした場合は、支給額が+15%となります。

支給額
  • 経費助成:研修費用の60%(大企業は45%) ※要件を満たすと+15%
  • 賃金助成:なし
  • 年間限度額:2500万円
要件
  • 定額制サービスによる訓練であること
  • 業務上義務付けられ、労働時間に実施される訓練であること
  • OFF-JTであること
  • 事業外訓練(社外の教育訓練機関に受講料を支払い受講させる訓練)であること
  • 職務に関連した専門的な知識および技能の習得をさせるための訓練「職務関連教育訓練」であること
  • 各支給対象労働者の受講時間数を合計した時間数が、支給申請時において10時間以上であること

「人への投資促進コース(定額制訓練)」を利用したIT人材育成や、研修実施をした場合の支給額シミュレーションなどの相談も承っていますので、気になる方はぜひご連絡ください。

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DX認定企業・高度IT人材育成にオススメの助成金

eラーニング(定額制)の導入にオススメの助成金

DX認定を受けている企業や、高度IT人材をする場合にオススメなのが「人への投資促進コース(高度デジタル人材訓練)」です。

こちらの助成金は以下のケースでの利用ができ、支給額が高く設定されているのが特徴です。

  • DX認定企業
    経済産業省の「DX認定」を受けている企業が、社員に対してIT研修を行う場合にこのコースが活用できます。後述するReスキル講座に限らず利用できるため、DX認定を受けている企業にとっては非常に使いやすい助成金と言えます。
  • 高度IT人材を育成
    主な事業が情報通信業の場合や、DX推進のための事業計画策定をしているなどの要件を満たした企業が、経済産業省が認定する「Reスキル講座」を受講する場合に支給されます。満たすべき要件は多いですが、支給額が高いのが魅力です。
支給額
  • 経費助成:研修費用の75%(大企業は60%)
  • 賃金助成:960円×受講人数×研修時間(大企業は480円×受講人数×研修時間)
  • 年間限度額:2500万円
要件
  • 主な事業が情報通信業である、それ以外の事業主の場合は下記のいずれかの要件を満たしている
    ・産業競争力強化法の事業適応計画の認定を受けている
    ・DX認定を受けている
    ・DX推進指標に基づいた自己診断結果をIPAに提出し「事業内職業能力開発計画」を作成している
    ・DX推進のための経営・人材育成を検討し、事業計画を策定していること
  • OFF-JTにより実施される訓練であること
  • 実訓練時間数が10時間以上
  • 高度デジタル訓練(ITSSレベル3、4以上)の訓練 ※経済産業省の「Reスキル講座」などが該当

「人への投資促進コース(高度デジタル人材訓練)」を利用したIT人材育成や、研修実施をした場合の支給額シミュレーションなどの相談も承っていますので、気になる方はぜひご連絡ください。

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助成金を使ったIT人材育成の個別相談

今回の記事では、企業の状況に合わせたオススメの助成金コースを紹介しましたが、IT研修の目的や学習テーマに応じて、貴社にあった助成金コースや支給額シミュレーションも承っていますので、お気軽にご相談ください。その他にも、助成金活用やデジタル人材育成のお役立ち資料もありますので、是非ご活用ください。

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