人材育成新人・若手エンジニアにAIをどこまで使わせるべきか
2026/11/03
新人エンジニアの多くは、学生時代から生成AIを使ってきています。研修中も配属後も、AIにコードを書かせるのが当たり前になりました。その一方で、新人を受け入れる開発現場からは、次のような声が聞こえてきます。
- 新人が出してきたコードは動くのに、なぜ動くのかを本人が説明できない
- レビューや質問への対応に時間を取られ、指導する先輩社員の負担がかえって増えている
- 教える側の社員のほうがAIを使いこなせておらず、どこまで使わせてよいか決められない
新人エンジニアに生成AIを使わせるべきかは、「使わせる」か「禁止する」かの二択で考えるとうまくいきません。現実的なのは、プログラミング、テスト、エラーの調査といった作業の種類ごとに、AIに任せてよいかどうかを決める方法です。
具体的には、次の3つの作業はAIに任せず、新人自身にやらせます。
- 要件や仕様を読み解き、何を作るべきかを自分の言葉で説明する
- エラーが起きたとき、原因を自分で突き止める
- AIが出したコードについて、採用する理由と採用しない理由を説明する
そのうえで、どこまでAIを使ってよいかを先輩ごとの判断に任せず、チーム共通のルールとして決めておくことが重要です。この記事では、その理由と、研修期間から配属2〜3年目までの具体的な任せ方を解説します。
新人エンジニアに生成AIで開発させるリスク
新人エンジニアが生成AIでコードを書くと、コードを書く速さは上がります。しかし、中身を理解しないまま提出されるコードが増え、その確認と指導の負担が先輩社員やレビュー担当者に集まります。
「動くけれど説明できないコード」が増えている

ジョブサポートが2026年3月に、新人・若手エンジニアの指導(OJT)を担当した経験がある1,004人に行った調査では、担当する新人の9割が業務で生成AIを使っていました。新人が生成AIで作ったコードの課題として最も多かったのは「出力されたコードの仕組みや根拠を本人が理解していない」で、61.4%でした。次いで「要件を読み解けず、あいまいな指示(プロンプト)を出している」が47.5%、「エラーの原因を自力で特定・修正できない」が36.6%です。
同じ調査では、指導やコードレビューにかかる時間が「大幅に増加した」が26.1%、「やや増加した」が51.8%で、約8割の現場で指導の負担が増えています。
出典:ジョブサポート「新人エンジニアの生成AI利用実態と指導負担」
レビューを担当する側の調査でも、同じ傾向が出ています。キッカケクリエイションが2026年2月に、業務でコードレビューを担当するITエンジニア322人に行った調査では、約9割がAIで生成されたコードの普及によってレビューの負担が増えたと答えました。レビューで問題だと感じた点で最も多かったのは「提出者本人がコードの内容を説明できなかった」で、49.5%でした。
出典:キッカケクリエイション「AI生成コードのレビュアー負担 実態調査」
教える側もAIを使った開発の教え方を決められていない
新人の側だけでなく、教える側にも課題があります。インターネット・アカデミーにご相談いただいた、ある運輸業の情報システム部門(従業員約300名規模)では、少人数の新入社員の教育に、教える側の社員の工数が1人月を超えてかかっていました。さらに、学生時代からAIを使ってきた新人に対して、教える側の社員がAIを使った開発手法を十分に使いこなせておらず、どう教えればよいか分からないという悩みを抱えていました。
AIを使っている企業でも設計の作法が抜け落ちやすい
インターネット・アカデミーが研修を実施した、あるIT企業(中堅規模)では、研修前の時点でClaude Codeを社内の開発に使っていました。一方で、システム開発の基礎知識や設計の作法を十分に理解しないまま使っており、「今は動いていても、将来の事故や保守のしにくさにつながるリスクが見えにくい」という課題がありました。AIがツールの裏側で何をしているかを理解しないまま使っていることや、AIに処理させるべきこととAIを使わずに処理すべきことの切り分けが弱いことも、課題として挙がっていました。
AIが書いたコードを新人が説明できない状態のまま開発を続けると、レビューの負担が増えるだけでなく、後から誰も中身を理解していないシステムが残ることになります。
新人のAI利用を禁止すれば解決するのか
新人エンジニアのAI利用を禁止すると、自分でコードを書く経験が増えるため、基礎力は身につきやすくなります。しかし、配属後の開発現場ではAIを使うことが前提になりつつあるため、禁止は問題を先送りにするだけになりがちです。
禁止した場合に起きやすいこと
- 開発の速度が落ちる周りの社員がAIを使って作業を進めるなかで、新人だけが手作業になり、チーム全体の進み方とずれが生じます。
- 新人の不満が高まる学生時代からAIを使ってきた新人にとって、使い慣れた道具を取り上げられることは、納得しにくいルールです。
- 隠れて使われる禁止しても、個人のパソコンやスマートフォンで使われてしまえば、会社として利用状況を把握できなくなります。
期間で区切る方法の限界
全面禁止と全面解禁の中間として、「最初の1カ月はAIを使わない」「2カ月目から少しずつ使ってよい日を増やす」というように、期間で区切って段階的に解禁する方法もあります。研修期間の進め方としては有効な方法です。
ただし、期間だけで区切ると、解禁した後のルールが空白になりやすいという弱点があります。研修が終わって配属され、AIを自由に使ってよくなった途端に、「動くけれど説明できないコード」が増えるという同じ問題が起きてしまうのです。
そこで必要になるのが、「いつから使ってよいか」という時期ではなく、プログラミングやテスト、エラーの調査といった作業の内容ごとにルールを決める考え方です。
作業の種類ごとに
「AIに任せる作業」と「新人がやる作業」を分ける
新人エンジニアのAI利用のルールは、「1カ月目はAI禁止、2カ月目から一部解禁」のように時期で区切るのではなく、作業の種類ごとに決めるのが現実的です。開発の作業を「要件の読み解き」「設計」「コードを書く」「テスト」「エラーの調査」などに分け、それぞれについてAIに任せてよいか、新人自身がやるべきかを決めます。
この方法なら、研修期間でも配属後でも同じルールを使い続けられます。AIの使い方は時期によって変わっても、「この作業は自分でやる」という線は変わらないからです。CodeZineが紹介した講演でも、AIの普及で初心者が学ぶ機会が失われることへの対策として、学びのためにあえてAIではなく人間に任せる部分を作ることが提案されています。
作業ごとの任せ方の例
| 作業 | AIに任せてよいか | 理由 |
|---|---|---|
| 要件や仕様を読み解き、何を作るべきかを説明する | 新人自身がやる | AIへの指示の質は、要件をどれだけ理解しているかで決まるため |
| 設計(機能をどう分けるか、データをどう持つか)を決める | 新人自身が考え、先輩と確認する | 後から直しやすいシステムになるかどうかが、ここで決まるため |
| コードを書く | 条件付きでAIに任せてよい | AIが書いたコードの中身と採用理由を、新人が説明できることが条件 |
| テストコードを書く | ひな形はAIに任せてよい | ただし、どんな場合を確かめるか(テストの観点)は新人自身が考える |
| 既存コードの改善案を出す | AIに案を出させてよい | 案を採用するかどうかは新人が判断し、理由を説明する |
| エラーの原因を調べる | 最初の見当は新人自身がつける | 見当をつけた後の調べものにAIを使うのはよい |
| 定型的なコードや、文法・ライブラリの調べもの | AIに任せてよい | 理解が問われにくく、時間の短縮効果が大きいため |
この表は一例です。実際には、配属先の開発環境や、顧客がAIの利用を認めているかどうかによって調整します。どの現場でも共通して新人自身にやらせるべきなのは、次の3つの作業です。
1. 要件や仕様を読み解き、何を作るべきかを自分の言葉で説明する
AIは、受け取った指示の範囲でしかコードを書けません。何を作るべきかを理解していない新人は、AIにもあいまいな指示しか出せず、意図とずれたコードが返ってきます。ジョブサポートの2026年3月の調査で、新人の課題の2番目に「要件を読み解けず、あいまいな指示(プロンプト)を出している」(47.5%)が挙がっているのは、この問題です。
指導の場面では、AIに指示を出す前に、「この機能は誰が何のために使うのか」「入力と出力は何か」を新人に説明させます。説明できない状態でAIに作業させないことが、このルールの中身です。
2. エラーが起きたとき、原因を自分で突き止める
エラーの原因を探る作業は、プログラムがどう動いているかを理解するための訓練の場です。エラーが出るたびにAIへ貼り付けて直してもらうと、直し方は分かっても、なぜ起きたのかが分からないままになります。同じ調査では、「エラーの原因を自力で特定・修正できない」新人の課題が36.6%に上りました。
AIを使うこと自体を禁止する必要はありません。「どこが原因だと思うか」という見当を新人自身がつけてから、その見当を確かめるためにAIを使う、という順番を守らせます。
3. AIが出したコードを採用する理由・採用しない理由を説明する
AIが出したコードをそのまま使うのではなく、「なぜこのコードを採用したのか」「どこを直したのか」「なぜ別の案を採用しなかったのか」を新人に説明させます。ジョブサポートの調査で最も多かった「コードの仕組みや根拠を本人が理解していない」(61.4%)と、キッカケクリエイションの調査で最も多かった「提出者本人がコードの内容を説明できなかった」(49.5%)は、どちらもこの作業が抜けていることから起きています。
説明できないコードは、提出させない。このルールをレビューの確認項目にしておくと、新人はAIを使いながらも、中身を理解する習慣を身につけられます。
研修期間・配属1年目・配属2〜3年目で
AIに任せる範囲をどう広げるか
AIに任せる作業の範囲は、新人の成長に合わせて少しずつ広げます。ただし、「要件を読み解いて説明する」「エラーの原因を自分で突き止める」「AIのコードを採用する理由を説明する」の3つは、どの段階でも新人自身にやらせ続けます。
| 段階 | AIの使い方 | 指導する側が確認すること |
|---|---|---|
| 研修期間 | プログラミング言語の基礎、データベース、テストは自分の手で書いて学ぶ。AIはテストの書き方を学んだ後に使い始める | AIを使わずに、基本的な処理を書けるか |
| 配属1年目 | 実装にAIを使ってよい。ただし、提出するコードはすべて中身を説明できる状態にする | レビューの場で、AIのコードを採用した理由を説明できるか |
| 配属2〜3年目 | チームの品質の基準(命名のルール、エラー処理の方針など)を言葉にして、AIへの指示に組み込む。後輩のコードをレビューする側にも回る | AIへの指示に、チームの基準が反映されているか |
研修期間基礎とテストを学んでから、AIを使い始める
研修期間に、言語の基礎やデータベース、テストを自分の手で学んでおく理由は、AIが書いたコードの正しさを確かめる手段を先に持たせるためです。特にテストの書き方を知らないままAIを使い始めると、AIのコードが正しく動くかどうかを、新人自身が確かめられません。
このため、AIを使い始める時期は「テストの書き方を学んだ後」を一つの目安にします。研修中のAIの使い方は、配属先の開発環境や会社の方針に合わせて決めます。
配属1年目AIを使ってよいが、説明できないコードは提出させない
配属後は、実際の業務でAIを使う場面が増えます。この段階では、AIの利用を制限するよりも、レビューで「このコードを採用した理由」「直した箇所」を新人に説明させることを徹底します。説明できなかったコードは、本人に調べ直させてから再提出させます。
配属2〜3年目チームの品質の基準を言葉にして、AIへの指示に使う
2〜3年目になると、新人はコードを書く側から、品質を守る側へと役割が移っていきます。この段階では、「このチームでは、変数名をどう付けるか」「エラーが起きたときにどう処理するか」といったチームの基準を言葉にし、AIへの指示に組み込む練習をさせます。キッカケクリエイションの2026年2月の調査でも、今後レビュー担当者に必要なスキルとして、品質の基準を言葉にしてAIに指示する力が最も多く挙がっていました。
自分の基準を言葉にできるようになると、後輩がAIで書いたコードをレビューする側にも回れるようになります。
AIの使わせ方を指導者ごとの判断に任せない
新人にAIをどこまで使わせるかを、指導する先輩ごとの判断に任せると、指導の内容がばらつきます。ある先輩は自由に使わせ、別の先輩は禁止する、という状態では、新人は何が正しいのか分からなくなります。AIの使わせ方は、チーム共通のルールとして書き出し、レビューの確認項目に組み込みます。
人事担当者の約7割が「指導のばらつき」を懸念
産業能率大学総合研究所が2026年10月に発表した「生成AIと人材育成に関する人事実態調査」(人事担当者・責任者、320社)では、生成AIの普及を踏まえた新人・若手の育成の懸念として、「本人がどこまで自分で考えたのかを確認しにくい」が76.2%で最も多くなりました。続いて「生成AIをどのように活用させるかについて、上司・先輩によって指導にばらつきが出やすい」が69.5%、「新人・若手と上司・先輩の間で、生成AI活用の知識やスキルに差が生じやすい」が65.8%でした。この調査はエンジニアに限らず、職種全体を対象にしています。
出典:産業能率大学総合研究所「生成AIと人材育成に関する人事実態調査」
また、HR総研が2026年8月に人事担当者202人に行った調査でも、若手社員の育成の課題として「上司・先輩の指導不足」が38%に上りました。
出典:HR総研「若手社員の育成」に関するアンケート
チーム共通のルールに書き出す3要素
チーム共通のルールとして、少なくとも次の3つを書き出しておきます。
- 作業ごとの任せ方
要件の読み解き、設計、コードを書く、テスト、エラーの調査などの作業ごとに、AIに任せてよいか、新人自身がやるかを決めた一覧 -
レビューで新人に聞くこと
「このコードはなぜこの書き方なのか」「AIの出力からどこを直したのか」「テストで何を確かめたのか」など、どの先輩がレビューしても同じことを確認できる質問の一覧 - AIに入力してはいけない情報
顧客の情報や、社外に出してはいけないソースコードなど、会社や顧客のルールに沿った入力の禁止事項
ルールを書き出すと、指導する側の負担も軽くなります。先輩が毎回「どこまで使わせてよいか」を考えなくても、一覧に沿って確認すれば済むからです。
チームの基準をAIにも学習させる
AIを使った開発ツールの多くは、プロジェクトのルールを書いたファイルを読み込ませて、そのルールに沿ってコードを書かせることができます。たとえばClaude Codeでは、CLAUDE.mdというファイルに命名のルールや禁止事項を書いておくと、AIがその内容を踏まえて作業します。チームの基準を人とAIの両方に共有しておけば、新人がAIで書いたコードも、最初からチームの基準に近い形で出てくるようになります。
教える側の社員がAIを十分に使いこなせていない場合は、新人だけでなく、指導する側も同じルールを学ぶ機会を作ることが必要です。
作業ごとにAIの任せ方を決める方法が合わないケース
作業ごとにAIの任せ方を決める方法は、プログラミングの基礎を身につける途中の新人・若手エンジニアに向いた考え方です。次のようなケースでは、別の進め方のほうが合理的です。
-
開発経験のある中途入社のエンジニア基礎力がすでにある場合は、作業ごとに細かく制限するよりも、早めにAIを使わせ、チームの品質の基準をそろえることを優先したほうが早く戦力になります。
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顧客の開発環境でAIを使えない案件が中心のチーム顧客がAIの利用を認めていない案件が多い場合、AIを使った開発の育成よりも、言語や設計の基礎を固めることを優先したほうが実務に合います。
- 試作品(プロトタイプ)の開発が中心の部署長く保守する前提がなく、速さを優先する開発では、新人自身にやらせる作業を絞り、AIに任せる範囲を広げてもかまいません。
配属前の研修で身につけておけること
要件を読み解いて説明する力、エラーの原因を自分で突き止める力、AIのコードを採用する理由を説明する力は、配属前の研修で身につけておくことができます。配属後のOJTで一から教えるよりも、受け入れ先の開発現場の負担を軽くできます。
基礎とテストを学んでから、AIを使った開発に進む
インターネット・アカデミーの新人エンジニア研修では、プログラミング言語の基礎やデータベースを学んだうえで、テストコードや、Claude Codeを使ったAI駆動開発を追加の科目として組み込めます。AI駆動開発を加える場合は、基礎とテストを学んだ後に進む構成を一例としています。AIを使わず、言語の基礎だけを学ぶ研修にすることもできます。
研修中にAIをどこまで使わせるかは、貴社の方針や配属先の開発環境に合わせて設計します。研修は1社専用で実施するため、配属先で使う言語や、AIの利用ルールに合わせた内容にできます。
研修で目指す状態の例
インターネット・アカデミーがClaude Codeを使った研修を実施した、あるIT企業(中堅規模)では、研修の目的を次のように設定しました。
- Claude Codeの考え方と仕組みを説明できる
- AIに処理させるべきことと、AIを使わずに処理すべきことを判断できる
- なぜ設計・ドキュメント・レビューが必要なのかを説明できる
- 後から同じ結果を再現でき、保守しやすいコードになるような指示を出せる
- ガバナンスとセキュリティの前提を踏まえて活用できる
AIの操作方法を覚えることではなく、AIを使ったうえで、自分の判断を説明できる状態を目指すことが、研修を設計するうえでの考え方です。
配属後の若手・中堅エンジニア向けの研修
配属後の若手・中堅エンジニアには、既存のコードを読み解いて改善する演習を中心にした、Claude Code研修(リファクタリング実践版)があります。Java研修やPHP研修にも、AI駆動開発の科目を組み込めます。
よくある質問
新人エンジニアに生成AIを使わせること自体に問題はありません。ただし、要件を読み解いて説明する、エラーの原因を自分で突き止める、AIのコードを採用する理由を説明する、という3つの作業は、AIに任せずに新人自身にやらせる必要があります。AIを使ってよいかを時期ではなく作業の種類ごとに決めておくと、研修期間から配属後まで同じルールを使い続けられます。
新人にプログラミングの基礎を学ばせる必要はあります。AIが書いたコードが正しいかを確かめ、問題があれば直すためには、言語の基礎やテストの知識が欠かせないからです。基礎がないままAIを使うと、動くけれど本人が説明できないコードが増え、レビューを担当する先輩社員の負担が大きくなります。
レビューの確認項目に「このコードを採用した理由」と「AIの出力から直した箇所」を入れ、説明できなかったコードは本人に調べ直させてから再提出させる方法が有効です。説明を求めることを、指導する先輩ごとの判断ではなくチーム共通のルールにしておくと、指導のばらつきも防げます。
新人研修にAI駆動開発を組み込む時期は、テストの書き方を学んだ後が一つの目安です。テストを書けるようになれば、AIが書いたコードが正しく動くかを新人自身が確かめられるからです。実際の時期は、配属先の開発環境や会社の方針に合わせて決めます。
指導する先輩社員がAIを使いこなせていない場合は、AIの使わせ方をチーム共通のルールとして書き出し、指導する側も同じルールを学ぶ機会を作ります。あわせて、配属前の外部研修で、新人に開発の基礎とAIを使った開発の進め方を学ばせておくと、配属後のOJTの負担を減らせます。
新人エンジニア育成のお役立ち資料をダウンロードまとめ
- 新人エンジニアに生成AIを使わせるかは、「使わせる」「禁止する」の二択ではなく、作業の種類ごとに決める
- 要件を読み解いて説明する、エラーの原因を自分で突き止める、AIのコードを採用する理由を説明する、の3つはAIに任せず新人自身にやらせる
- AIを使い始める時期は、テストの書き方を学んだ後が一つの目安。配属後は、説明できないコードを提出させない
- AIの使わせ方は先輩ごとの判断に任せず、チーム共通のルールとして書き出し、レビューの確認項目に組み込む
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この記事の執筆者

インターネット・アカデミー ITビジネスサプリ編集部
インターネット・アカデミー リスキリングサプリ編集部
インターネット・アカデミーは、IT研修・AI研修・エンジニア研修などの法人向け研修サービスの提供を行っている教育機関です。1200社以上の企業のIT人材を育成したきた実績と、1995年から培ってきたIT教育ノウハウを元に、人事担当者、研修担当者、DX・AI推進担当者の皆様にとって役立つ情報を発信しています。
監修者

インターネット・アカデミー 有村 克己
「カシオ計算機」「小学館」などの大手企業研修をはじめ、神奈川工科大学やエコーネットフォーラムでの講演など、産学連携活動にも従事。エコーネットコンソーシアム「ECHONET 2.0技術セミナー検討WG」委員。
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