ITエンジニア育成ITエンジニア育成研修(C#版)開発プロジェクト全体を俯瞰してシステム開発を行う

期待できる効果
  • システム開発のワークフローや開発手法を知ることで状況に応じた対応ができるようになる
  • 新入社員が開発現場でスムーズに業務に入れるようにする
  • .NET Framework Webフォームでさまざまなアプリケーション開発ができるようになる

ITエンジニア育成研修(C#版)では、システム開発のワークフローやチーム開発における役割分担などのプロジェクト進行の基本について学んだうえで、C#、ASP.NETを用いたシステム開発の演習を行います。

開発プロジェクト全体のワークフローを学んだうえでプログラミングの学習に入るため、実際の開発現場での業務をイメージしながら技術を習得することができます。研修内ではシステム開発の演習も行いますので、実践的なスキルを身につけることができます。

システム開発研修はJava版PHP版Python版にも対応しています。

さまざまな企業から選ばれています

Before

  • 新人エンジニアとのコミュニケーションや、先輩社員が教育に時間を割くうえでの負担が大きかった
  • 社内エンジニアのスキルのばらつきが大きく、開発効率が低かった

After

  • 研修で新人エンジニアの技術理解が進んだことで、開発業務がスムーズに進み社内教育の負担も軽減された
  • エンジニアのプログラミングスキルの底上げができ、開発効率が改善された
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ITエンジニア育成研修(C#版)の特徴

  • 特徴1実務に直結するスキルが身につく
    実務に直結するスキルが身につく

    研修では、C#の基本文法からシステム開発する際の注意点まで演習を通じて学習するので、研修後すぐに実務に生かすことができます。

  • 特徴2研修のカスタマイズができる

    貴社の業務上の課題感や目的に合わせて、カリキュラムや研修スケジュールを柔軟にカスタマイズできます。お気軽にご相談ください。

  • 特徴3研修の成果が確認できる

    学習管理システム(LMS)での進捗管理はもちろん、日報、理解度テストの結果、開発した成果物など、様々な角度から研修効果を測定できます。

研修カリキュラム

システム開発研修(C#版)

システム開発研修(C#版)では、要件定義や基本設計、詳細設計、開発、単体テスト、結合テストなどの開発フローの全体像や、ウォーターフォール開発、スクラム開発などの開発手法について把握したうえで、実際のプログラミングを学習します。

プログラミングは、C#を学習。C#の基本文法から四則演算アプリなどのアプリケーション開発を通じて、デスクトップアプリの開発方法を学習します。C#の統合開発環境であるVisual Studioの使い方はもちろん、C#の基本構文やWindowsフォームデザイナーでの開発方法を学びます。そのため、コード作成を効率的に行うスキルだけでなく、自動的に書き出されたコードの修正やカスタマイズをする力も身につきます。

また、.NET Framework Webフォームを用いてさまざまなアプリケーションの開発を行い、開発の実践力を身につけることができます。

対象者

  • システム開発業務に携わる新入社員の方
  • C#を使用している開発現場に配属予定の方
  • 社内の業務効率化のためのデスクトップアプリを開発したい方

研修の目的

  • 開発現場に配属する新人に開発のワークフローを学ばせて、スムーズに業務が行えるようにしたい
  • システム部門に配属予定の新人にC#の基本を学ばせ、スムーズに現場配属できるようにしたい
  • 自社の業務効率化を行うために、社内で自社専用のデスクトップアプリを開発できるようにしたい
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システム開発基礎
項目 内容
請負ビジネス(提案から検収まで)
  • IT業界全体像
  • Sierとは、Sierの分類、規模での分類
  • 請負でのシステムの開発の流れ
  • 要件定義(背景、目的、機能、システム化の範囲、スケジュールなど)
  • 基本設計(業務フロー、機能一覧、画面レイアウト、遷移図、ER図など)
  • 詳細設計、開発
  • 単体テスト、結合テスト、運用テスト、検収
  • V字モデルの意味、PDCA
開発のための契約形態
  • SESと請負契約の違い
  • SESとは、SESの特徴
  • 労働者派遣契約との違い
パッケージ・サービス開発
  • パッケージ開発とは、サービス開発とは
  • 受託開発との違い
  • パッケージの例:ERPとは、ERPの例
  • サービス開発とクラウド
ウォーターフォール開発
  • ウォーターフォール開発とは、特徴
  • 大規模案件(複数の開発会社が関わる場合)の開発の流れ
  • 要件定義の詳細、要求定義と要件定義の流れ
  • 基本設計の詳細、アクティビティ図で問題を見つける
  • 詳細設計の詳細、データフロー図で扱うデータを見える化する
  • 要件定義での失敗はプロジェクトの失敗につながる
機能要件と非機能要件の違い
  • 機能要件とは
  • 3つの分類(画面、帳票、バッチ)
  • 機能要件の書き方(完成形イメージの文章化、提案依頼書(RFP))
  • 機能要件の書き方(背景や目的、事例)
  • 機能要件の書き方(必要な機能を洗い出す)
  • 機能要件の書き方(機能要件の選定)
  • 非機能要件とは
  • 非機能要件の失敗は運用フェーズで出る
  • 非機能要件のIPAでの6つの定義
  • 非機能要件の書き方(機能要件の検討後である必要がある)
  • 非機能要件の書き方(非機能要件グレードと可用性の継続性レベル)
  • 非機能要件の書き方(非機能要件の選定と実現難易度)
アジャイル開発
  • アジャイル開発とは
  • アジャイル開発の種類
  • スクラム開発とは
  • スクラム開発の優れた点
  • スクラム開発でのイベント
  • バックログ、スプリントプランニングミーティング
  • デイリースクラム、スプリントレビュー
  • スプリントレトロスペクティブ
ウォーターフォール開発とアジャイル開発の比較
  • 全体フローの違い、前提条件の違い
  • リスク発生と対応タイミングの違い
  • 仕様凍結と仕様変更許容の違い
  • アジャイルとウォーターフォールの組み合わせ
データベース
項目 内容
データベース概要
  • データベースとは
  • データモデル
  • リレーショナルデータベースの構造
  • データベースサーバーの位置づけ
  • SQLとは
  • CRUDとは
データベースの操作
  • コマンドでの操作(CUI)
  • PHPMyAdminでの操作(GUI)
  • 基本操作(起動、ログイン)
  • データベースとテーブルの操作
  • データ型
  • オプション指定
  • データの操作(INSERT、SELECCT、UPDATE、DELETE)
条件指定
  • WHERE句1(比較演算子、論理演算子)
  • WHERE句2(between、LIKE、IN、NOT IN、NOT)
  • ソート(ORDER BY)
  • 表示件数の制御(LIMIT、OFFSET)
リレーション、キー
  • リレーションとは
  • 属性、組、リレーションシップ
  • キーとは
  • 主キー、複号キー、候補キー、外部キー
ALTERコマンド
  • テーブル名の変更
  • 列の追加、削除、変更
制約
  • 制約とは
  • UNIQUE、PRIMARY KEY、CHECK、NOT NULL、DEFAULT
関数
  • 数値関数
  • 文字列関数
  • 日付関数
  • 集約関数
  • 変換関数
グループ化
  • group by
  • having
副問い合わせ(サブクエリ)
  • 副問い合わせとは
  • FROMを用いる方法
  • WHEREを用いる方法
  • HAVINGを用いる方法
結合
  • 結合とは(交差、内部、全外部、右外部、左外部の概要)
  • 内部結合(INNER JOIN)
  • 外部結合(LEFT JOIN)
トランザクション、ロック
  • トランザクションとは
  • 文法(宣言、コミット、ロールバック)
  • ロックとは
  • 排他ロック、共有ロック
正規化
  • 正規化とは
  • 第一正規形
  • 第二正規形
  • 第三正規形
設計
  • システム開発のワークフロー
  • 画面設計
  • 画面遷移
  • データベース設計
  • ER図
  • 実体、属性、関連
C#
項目 内容
C#とは
  • 用途、C、C++との違い
  • 環境構築(Visual Studio)
プロジェクト
  • プロジェクトの作成と構造
  • mainメソッド
  • Hello Worldの表示
  • 様々なコンソールへの出力
基礎文法1
  • 変数とデータ型
  • キャスト
  • 基本的な演算子
  • 配列
  • ループ処理1for文
  • ループ処理2while文
  • 配列の要素をループで順番に取得
  • 演習:文法トレーニング(コンソール出力、配列、ループ)
基礎文法2
  • 条件分岐1(if-else)
  • 条件分岐2(switch)
  • 複雑なループ処理(breakとcontinue)
  • 演習:文法トレーニング(ループと条件分岐の組み合わせ)
クラスの文法1
  • クラスとオブジェクトの概要
  • フィールド
  • 演習:名前を保持するクラスの作成とオブジェクト生成
クラスの文法2
  • メソッドの利用
  • 演習:足し算をするクラスの作成とオブジェクト生成
クラスの文法3
  • コンストラクター
  • アクセス修飾子とカプセル化
  • プロパティ
  • (参考)静的クラス
  • 演習:単純なRPGの作成1(キャラ作成)
  • 演習:単純なRPGの作成2(1回ランダムにダメージを与える)
  • 演習:単純なRPGの作成3(倒れるまでランダムにダメージを与える)
フォームアプリの基本
  • フォームアプリとは
  • プロジェクトの作成
  • Windowsフォームデザイナーとツールボックスの使い方
アプリ作成
  • テキストボックスの作成
  • ボタンの作成
  • ラベルの作成
  • 各種csファイルの構成確認
  • イベントハンドラの作成
  • 演習:足し算アプリの作成
  • 演習:おみくじアプリの作成
クラスの文法4
  • (復習)単純なRPGの作成(キャラ作成)
  • 継承
  • オーバーライド
  • オーバーロード
  • 抽象クラス
  • インターフェイス
  • 抽象クラスとインターフェイスの違い・使いどころ
  • 演習:継承を用いたRPGの作成
コレクション
  • コレクションとは
  • List
  • Dictionary
  • HashSet
  • 複雑なコレクションの操作(Listの各要素がDictionaryのパターン)
  • 演習:コレクションを用いたアルゴリズム問題1
  • 演習:コレクションを用いたアルゴリズム問題2
例外
  • 例外とは
  • 例外処理
日時の操作
  • 現在時刻の取得と表示
  • 任意の時刻を表示
  • 日の差分を求める
  • 時間・分・秒の差分を求める
ファイル操作
  • ファイル書き込み
  • ファイル読み込み
  • ファイルの存在確認
  • 新規ファイル作成
  • 演習:アクセスカウンターの作成(日時+アクセス数を書き込む)
アプリ作成
  • 釣りアプリの概要(複数スポットから1つ選んで魚を釣る。3回釣った合計点を出す)
  • 画面作成
  • 各クラスの作成(魚エンティティ、魚リスト、ゲーム、スポット)
ASP.NET
項目 内容
ASP.NETの概要
  • ASP.NETの全体像
  • Webフォームの問題点
  • ASP.NET MVC利用のための環境
ASP.NET MVCの基本1
  • プロジェクトの作成
  • コントローラーの基本
  • Hello world
  • ルーティングの基礎を理解する
  • ビューの基本
  • レイアウトの適用
ASP.NET MVCの基本2
  • モデルの基本
  • Entity Frameworkの概要
  • データ取得の基本
  • 演習 .NET MVCに慣れる
Scaffolding機能による開発
  • 一覧画面の作成(Indexアクション)
  • 詳細画面の作成(Detailsアクション)
  • 新規登録画面の作成(Createアクション)
  • 入力フォームの作成(Createアクション)
  • 編集画面の作成(Editアクション)
  • 削除画面の作成(Deleteアクション)
ビュー開発1
  • Razor構文
  • コードナゲット(インライン式)
  • 制御構文(コードブロック)
  • フォーム関連のビューヘルパー
  • モデルと関連付かないフォーム要素の生成
  • リンク/エンコード関連のビューヘルパー
ビュー開発2
  • フォームアプリケーションのコードの確認
  • ボタンクリック時のコードを書く
  • アプリケーション共通のデザインを定義する
  • レイアウトの設定
  • 部分ビューの基本
  • ビューエンジン
  • モバイル対応 - DisplayModes
モデル開発
  • データモデルの作成
  • マイグレーション
  • LINQとは
  • データベース連携
  • SQL命令を直接指定する
  • トランザクション処理を実装する
  • 入力値の検証
開発演習
  • 顧客管理システムの作成
  • オリジナルシステムの開発
  • 例:本の貸し出しシステム
  • 簡易ECシステム、簡易予約システム

時間数・日程

60時間
※カリキュラム内容や時間数のカスタマイズができますので、お気軽にご相談ください。
※開催日程は貴社のご要望をお伺いしご提案いたします。

料金体系

受講者数や時間数に応じて変動します。また、カリキュラム内容のカスタマイズや講師派遣などのご要望に応じて変動いたします。ご予算にあわせてのご提案もできますので、お気軽にお問い合わせください。

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受講形式

インターネット・アカデミーの研修は、さまざまな形式に対応しています。「基礎はeラーニングで演習は集合研修」「講師派遣とリモートを組み合わせる」など、複数の形式の併用もできますので、お気軽にご相談ください。

  • リモート集合研修
  • 実地での集合研修
  • 講師派遣
  • eラーニング

Web開発会社の開発・マネジメントのノウハウをカリキュラム化現場の実務が研修で学べる

インターネット・アカデミーのグループ会社ではWeb開発・Saasサービスを手掛けています。実務で用いられている開発ノウハウをカリキュラム化し、研修で還元しています。

理解度チェック・アセスメントなど学習効果を可視化できる学習管理システム(LMS)

インターネット・アカデミーの学習管理システム(LMS)では「研修後の知識定着度を可視化したい」「社内報告のためのアセスメントがほしい」など、研修担当者の悩みにこたえる機能を搭載。学習の進捗管理から、さまざまな角度からの研修効果測定が行えます。

  • 研修テーマごとに受講した社員の理解度をダッシュボードで確認できます。
  • テストの結果を元に社員ごとのスコアをグラフで可視化。社内の平均スコアとの比較もできます。
  • 受講態度や理解度といった講師からのフィードバックによる定性評価にも対応しています。

システム開発系の研修を受けた企業からのコメント

アットホーム株式会社

「現場で活用できる最新のITスキルを学べること」も近年は気にしていました。以前利用していた研修機関の研修において「今は使われない古いバージョンの技術を教えられた」という失敗を経験したからです。それに対してインターネット・アカデミーのカリキュラムは最新のものであり、さらに弊社で扱っている技術とずれていないということを確認できたので安心して研修を依頼することができました。
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シャープディスプレイテクノロジー株式会社

インフラからソフトウエア開発、プロジェクトマネジメントに至るまでのIT用語を理解し、先輩社員と齟齬なく会話ができる状態を最低レベルとして作りたいと思っていました。短期間の研修で知識をつめこんだ中でも、成果物が出せるようになっていました。
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助成金で費用負担を軽減

インターネット・アカデミーのIT研修では、要件を満たすことで厚生労働省の人材開発支援助成金が利用できます。研修費用に対する経費助成と、受講中の賃金に対する賃金助成の両方が支給されます。

この助成金制度ではいくつかのコースが用意されており、研修目的に合わせて使用できる制度をご提案いたします。

経費助成+賃金助成
※eラーニングの場合、賃金助成は支給されません。
DX人材育成の研修で使える
事業展開等リスキリング支援コース
  経費助成 賃金助成 年間限度額
中小企業 75% 960(1人1時間) 1億
大企業 60% 480(1人1時間) 1億
新卒研修など幅広いテーマの研修で使える
人材育成支援コース
  経費助成 賃金助成 年間限度額
中小企業 45% 760(1人1時間) 1000万
大企業 30% 380(1人1時間) 1000万円

助成金を使った研修の事例紹介や、貴社が研修を行った場合に支給される助成額シミュレーションも承っています。お気軽にご相談ください。

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IT研修・DX人材育成についてのご相談

法人サービスの電話お問合せ窓口
03-3341-3781
受付時間(平日・土日) 10時-21時

IT人材育成に精通したコンサルタントに無料でさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。

たとえばこんな相談ができます
  • 人材育成計画を立てるために人材育成の事例などをとりあえず聞きたい
  • 助成金の使い方や、支給額のシミュレーションを知りたい
  • 自社の業務や受講者のレベルにあったカリキュラムを提案してほしい
会社名必須
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