人材育成AI(人工知能)人材を法人研修で育成するには?人材不足解消のヒント

2021/09/21
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「企業のIT化」が唱えられて久しい昨今、企業におけるIT活用のトレンドはAI(人工知能)に注目が集まっています。一方でIT人材不足が深刻化しており、経済産業省の調査では「2030年には78.9万人が不足する」とも言われています(2016年6月)。このような状況下で、AIに精通した人材を新たに採用するのは至難の業といえるでしょう。
そこで今回は、AI(人工知能)人材不足を解消するヒントとして、法人研修で育成する方法をご紹介します。

AIちゃん

人工知能ってすごく難しそうなイメージがあるんだけど、私も学んだほうがいいのかな

有村先生

AIは原理原則を理解すれば、実は意外とそんなに難しくないんですよ。情報処理や分析にも使われる言語なので、今のうちからしっかり勉強していくのが大切ですね。

目次

AI(人工知能)人材が不足している

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AI(人工知能)産業の規模は年々増大しており、2030年には市場規模が86兆円に達すると予想されています(EY総合研究所予想/総務省情報通信政策研究所 2016年2月)。
IoT(モノのインターネット)とAIの実用化の波を「第四次産業革命」という向きもあるほどです。

この動きを受け、今を商機と見て早速AIを製品やサービスに取り入れる企業や、現在ある課題の解決手段になり得ると期待する企業が増えています。しかしその一方で「AIの知識やスキルを有する人材が圧倒的に不足している」と悩みを抱える企業もあります。
その悩みを打破するには、人材を新たに採用するのではなく、自社内の人材を育成することがこれからの時代、不可欠と言えます。

AI人材育成(研修)を行うなら今が好機!

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AIの人材育成は、今が好機である理由は2つあります。

理由1:AI技術の発達

AIの開発は最近始まったものではなく、1956年に開催された通称「ダートマス会議」で最初にその名が登場しています。その後、一度はパーソナルコンピューターの普及などでAI開発の注目度が下がり、市場も縮小するなどなかなか発展がみられない時期もありました。しかし昨今では、ディープラーニングの開発などによりAIが実務で活用できる段階まで発達しました。そのおかげで、少ない資金でもAIを導入し、ビジネスに活用することが珍しくなくなってきたため、今製品やサービス、もしくは社内の業務効率化のためにAIをいち早く導入することで、他社と差を広げるチャンスが得られると言っても過言ではありません。

理由2:労働人口の減少と人材不足

次に社会的背景として、少子高齢化などによる労働人口の減少とIT人材不足が挙げられます。IT人材はすでに国内で17万人不足しているという調査結果がある上、さらに少子高齢化の影響もあり、生産労働人口は減少する一方と予想されています。そのため、深刻労働力不足を補うべく、AIを活用することによる業務効率化や、労働力の補填が多くの企業で進み始めています。例えば、国内の自動車関連メーカーではIoTとAIを活用した新しいタイヤ成形システムを開発・導入し、品質・生産性とも向上させることに成功しました。従来のオートメーション技術に加え、知的な領域を含む多くの仕事が、AIによって代替される時代がもうすぐそこまで来ているのです。


とはいえ、「ぜひ我が社にもAI技術を導入しよう」と考えている企業は多くとも、それに見合った人材を確保できずに思い悩んでいる企業も多いようです。人材不足の状況の中では、社内でAIに対応できるIT人材やエンジニアの育成に力を入れることが、AI利活用における近道と言えます。

AI研修におすすめの内容

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では、AIを利活用するために社内で人材を育成するには、どのような研修を行えば良いのでしょうか。ここでは、AI人材の育成に最適な法人研修の内容をご紹介します。

AIを実務に活用する上で必要な基礎知識として、まずはプログラミング言語を学ぶことをおすすめします。中でもPythonJavaなどAI開発に適したプログラミング言語がおすすめです。最近は大手企業を中心に、業務のAI化を進めるべくこれらの言語でプログラムを書くことができる人材を募集するケースもよく見られるようになりました。

AIをスクールで学べるって本当?人工知能を知るにはまずプログラミングを学ぼう

しかし自社内でエンジニアを育成する場合、情報工学などの素地がほとんどない社員が育成の対象になることも少なくありません。そのような場合には、未経験でも基礎からしっかり学べる、プログラミングスクールでの研修を受けることがAI人材育成の一番の近道になります。
プログラミングスクールの専門インストラクターによる講義で、AI人材として通用するレベルのスキルを効率的に習得することができるでしょう。また、外部の教育機関に研修を依頼することで、社内のエンジニアが人材育成に時間を割くコストを削減でき、通常の業務に支障をきたすことなく育成を進めることができます。

研修を実施する際には厚生労働省の「人材開発支援助成金」という国の助成金制度が利用できます。研修の実費負担が気になる場合でも、助成金を活用すれば低コストでAIエンジニアを育てることもできるのです。

有村先生

Python研修を検討中の企業様は是非お問い合わせから気軽にご連絡をくださいませ。

おわりに

今回は、社内のAIエンジニア不足を解消して一歩進んだ高度なIT化を実現するヒントについてご紹介しました。多くの企業が、ITおよびAI人材不足に悩んでいます。だからこそ、早め早めに研修を通じてIT人材の育成を行い、AI化に対応することで、ビジネスを有利に進めましょう。

ITスクールの「インターネット・アカデミー」では、これからAI人材として活躍するために必要なJavaPythonのプログラミングスキルや、最新の技術情報をキャッチアップできる法人向け研修プログラムをご用意しています。ニーズに合わせてカリキュラムやスケジュールをカスタマイズすることも可能ですので、自社に合った効果的なAI人材育成が実現できます。また、母体が制作会社のため、今まで培ってきたノウハウを学び、現場で応用が利く実践的なスキルを身に付けることができます。
さらに人気のITコンサルティングサービスでは、AIやIoTを活用したビジネス戦略の検討・実施までサポートすることもできます。
社内でのAI人材育成をお考えの方、AIやIoTの導入及び長期的なビジネス戦略をお考えの方に最適な研修プランのご案内をさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

AI研修のお問い合わせ・ご相談

参考

AI研修 - 有識者鼎談「すべての人たちへ伝えたい、AI人材教育がつくる日本の未来」 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました(経済産業省) AIネットワーク化検討会議(旧称:ICTインテリジェント化影響評価検討会議)
「ICTインテリジェント化影響評価検討会議 第1回 資料」資料4(総務省)

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