IT戦略IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは?IoTの活用事例

2021/08/20
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは?モノのインターネットの活用事例

「IoT」という言葉をご存じでしょうか。IoTの意味を知らない方の中にも、日常生活でIoTを体験している方は多くいらっしゃると思います。例えば、テレビやエアコンを利用するシーンを考えてみましょう。最近ではテレビをインターネットに接続したり、職場からスマートフォンで録画予約をしたりできます。エアコンについても同様に、スマートフォンで遠隔操作することにより、帰宅時間に合わせて室内を最適な温度に保つことができます。
このように世の中をますます便利にする仕組みが「IoT」です。今回はIoTとはどのようなものか、そしてIoTの活用事例についてご説明します。

AIちゃん

IoTってこれからの時代の主流技術になるって知ってた?特に日本は家電メーカーが続々とIoT対応をしているのよね。私たちの生活にも密接に関わる技術だから、今からしっかり勉強してみたいのよね。

有村先生

まさにそうだね!日本が今後世界をリードしていける領域がIoTだから、これからIoT技術を習得しているエンジニアの需要はますます増えるよ!

目次

IoTとは?

IoTとは?

「IoT」とは「Internet of Things」の頭文字を取った単語です。日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。IoT:Internet of Things(モノのインターネット)を簡単に説明すると、「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。
これまでも、パソコンや携帯電話などのモノがインターネットにつながっていました。IoT:Internet of Things(モノのインターネット)ではこれまでインターネットとは無縁だったテレビやエアコンがインターネットにつながることにより、モノが相互通信し、遠隔からも認識や計測、制御などが可能となります。人が操作してインターネットにつなぐだけではなく、モノが自らインターネットにアクセスすることがIoTの特徴です。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の活用事例

冒頭でご紹介したテレビやエアコンのほかにも、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)は様々な分野で活用されています。今回は、自動車・交通機関・物流・医療・農業における活用事例をご紹介します。

自動車分野におけるIoT:Internet of Things(モノのインターネット)

自動車分野におけるIoT

自動車とスマートフォンを接続することにより、カーナビを利用しなくても道順を知ることができたり、車内で音楽を楽しむことができたりするスマートデバイスの活用が進められています。
また将来の実用化に向けて、世界の自動車メーカーは「自動運転システム」の開発を急いでいます。自動運転システムにより、センサーを搭載した自動車は「走る」「回る」「止まる」などの動作を自動で行うことができます。すでに一部の自動車に搭載されている「自動ブレーキ」機能は、自動運転の先駆けと言えるでしょう。

住宅におけるIoT:Internet of Things(モノのインターネット)

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住宅のIT化(スマートハウス)の実現に向けてIoT:Internet of Things(モノのインターネット)技術は活用することができます。電気自動車の電気を住宅で使用できるようにしたり、太陽光発電で得た電力を住宅のあらゆるところで使用できるようにしたりなどの例が挙げられます。その他にも、玄関にカギをかけると部屋のセキュリティシステムが作動し、部屋中の施錠を確認したり、照明やエアコンなどがつけっぱなしでないかを調べたりするようなサービスが存在し、人々の生活を支えています。

交通機関におけるIoT:Internet of Things(モノのインターネット)

バスは、渋滞などにより到着が遅れることがあります。最近では、バスもIoT化が進んでおり、Webサイトや停留所などにあるQRコードなどから「バスが何分後に来るか」をリアルタイムで知ることが可能です。
また、電車も同様に、リアルタイムの運行状況を知ることができます。遅延が起こり、「乗り換えするかどうか判断に迷う」際に活用すると便利でしょう。

物流におけるIoT:Internet of Things(モノのインターネット)

物流におけるIoT

物流(ロジスティクス)の世界でもIoT:Internet of Things(モノのインターネット)は急速に活躍の場を広げています。特に配送、倉庫の在庫管理において、その動きが顕著です。
例えば、ドローンや自動運転車を使った配送サービスが注目されています。まだ法整備などのハードルがあるものの、特にドローンは技術的には実用可能なレベルにまで開発が進んでいます。
また、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)を駆使した倉庫内の在庫管理や輸送の効率化によって、労働力不足の解消、資源やエネルギーの有効活用がさらに促進されることでしょう。

医療分野におけるIoT(IoMT)

医療分野におけるIoT(IoMT)

医療分野におけるIoT:Internet of Things(モノのインターネット)では、着用型ウェアラブルデバイスが活躍中です。着用型ウェアラブルデバイスによる自分の健康状態の記録・管理、医師との共有は、健康管理に役立ちます。健康状態が悪化した際に注意のアラートを出すデバイスもあります。医療のIoT化による健康管理で、病気の予防と効率的な治療が可能になります。

また、最近ではより医療に特化した考えのIoMT(Internet of Medical Things)が提唱されています。IoMTとは、医療機器とヘルスケアのITシステムをオンラインを通じてつなぐという概念です。
例えば、アメリカの大手医療機器メーカーは、自律した通信機能を持つ心臓ペースメーカーを開発。患者の生体データを収集・蓄積し、自動的に医療機関に送信するサービスを提供しています。これにより医師は患者の状態をリアルタイムで遠隔モニタリングすることが可能になり、より効率的かつ正確な診断の提供が可能になりました。また、誤診リスクの大幅な低減にも貢献しています。

農業におけるIoT:Internet of Things(モノとインターネット)

ITとはほど遠い印象がある農業でも、IoT化が進んでいます。例えば、ハウス栽培における水やりや肥料の自動システムはIoT:Internet of Things(モノのインターネット)の一環です。ただ水や肥料を与えるのではなく、農地に取り付けたセンサーで読み取った日射量や土壌の状況をもとに、水や肥料の量や与えるタイミングを計ります。IoT:Internet of Things(モノのインターネット)を農業に活用することにより、節水栽培を可能にしています。農業の担い手不足が進み、より効率的な生産が必要とされる日本の農業分野では、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の重要性が高まっています。

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IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の将来

将来性

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)活用は業界を問わず様々なところで進んでおり、今後もIoT化の勢いは、ますます加速していくことが予想されます。 それに伴い、現在IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の開発にかかわるエンジニアの需要も高まってきています。

総務省が発表した「情報通信白書(平成29年版)」では、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)により社会改革が進展する場合(経済成長シナリオ)と、IoTによる改革実施の状況が2016年から2030年までの間で変化しない場合(ベースシナリオ)とでは、2030年時点で経済成長のインパクト(市場規模)に271兆円もの差が出ると試算されています(経済成長シナリオで1495兆円に対し、ベースシナリオでは1224兆円)。
このことからも、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)が経済に与える影響の大きさをうかがうことができます。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とセキュリティ

IoTとセキュリティ

IoT産業の発展を受け、インターネットに接続される機器の数は増加の一途をたどっています。IPA(情報処理推進機構)によると、2020年には家電、防犯機器、自動車、医療機器など、200億を超える様々な「モノ」のつながりが形成されるそうです。一見すると便利なようですが、これらの「モノ」によって、私たちのプライバシーに関わる重要な情報がやりとりされていることを考えると、適切なセキュリティ対策が喫緊の課題と言えます。

特に、企業は顧客情報や開発中の商品情報など重要な「情報資産」を保有しています。不正アクセスや機密漏えい、データの改ざんなどを防いで情報資産を維持管理することは、世界的に認識された重要な経営課題です。

情報資産や顧客からの信頼を逸失しないためにも、今後は一層の対策が求められます。情報システムなどの管理部門が、プログラミングやサーバーに関する知識をブラッシュアップし、より堅固な情報保護体制を整えましょう。また、システム管理部門以外の一般社員も日々の業務での「うっかり」などのヒューマンエラーを防ぐために、ITリテラシーを身に着けることが求められます。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の開発で必要とされるエンジニアとは?

IoTの開発で必要とされるエンジニアとは?

IoT開発に必要なエンジニアは、組み込み系エンジニアとWeb系エンジニアが中心になります。組み込み系エンジニアは、機械製品の中に内蔵する特定の機能を制御するためのコンピュータシステムを開発します。この組み込みシステムは私たちの身の回りにある機械になくてはならない重要なものです。Web系のエンジニアは、ユーザーがIoT機器の操作を行うための画面レイアウトを作成したり、機器に内蔵された制御コンピュータに命令を送るプログラムを作成したりします。

上記のように、IoT化は業界を問わずに進んでいるので、IoT開発に携わるエンジニアは今後ますます幅広い業界で必要とされていきます。IoT開発に必要な知識を持つエンジニアには、特定の業界にとどまることなく、幅広いフィールドで活躍するチャンスがあると言えるでしょう。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)は日進月歩で進化しています。IoT開発の人材として必要とされるか否かは、いかに新しい技術情報をキャッチアップし続けられるかにかかっています。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の開発の知識を身に付けるには

IoTの開発の知識を身に付けるには

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)は先進性の高い分野であるため、より最新の現場で通用するような知識を身に付けることが重要です。独学でもある程度勉強できますが、IoT機器を用意したり、学習用に環境を整備したりすることが難しいため、IoTに精通したIT専門のスクールでプロから直接指導を受けることが効果的です。また、IoTサービスを考える場合、そもそも土台となるプログラミングを学ぶことも必要不可欠であり、それらを体系的かつ短期間で学べるスクールをお勧めします。

また、IoT開発に呼応して、セキュリティ意識を高めることが求められています。最新のセキュリティ事情を学ぶには、やはりIT専門スクールの利用がおすすめです。最新のIT事情に精通した講師により、初心者から上級者までレベルに合った分かりやすい講義が提供されます。

IoT:Internet of Things(モノのインターネット)技術を学べる
おすすめのIT専門スクール インターネット・アカデミー

先述したように、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)は先進性の高い分野です。今後さらに技術が進歩していくと考えられるため、土台となる知識・技術はもちろんですが、最新の現場で通用するような知識・技術を常にアップデートしながら身に着けていくことが重要です。

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インターネット・アカデミーは、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)に関して体系的にかつ最新の技術を学ぶことができるIT専門のスクールです。制作会社を母体にもち、そこで培ったノウハウを体系的にカリキュラムにまとめてお客様に提供しているため、実際の現場で役立つスキルを余すことなく学ぶことができます。
また、インターネット・アカデミーのIoTを学習できるコース「IoTエンジニア育成コースA」は、経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座(※1)に認定され、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度厚生労働大臣指定講座(※2)の対象講座に認定されています。

(※1)「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」は、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度です。

第四次産業革命スキル習得講座認定制度

(※2)厚生労働省 教育訓練給付金

厚生労働省 教育訓練給付金

インターネット・アカデミーのIoTエンジニア育成コースA

このコースでは、ビジネスでIoT:Internet of Things(モノのインターネット)を活用できる人材を育成します。プログラミングやサーバー、ネットワークなどIoT:Internet of Things(モノのインターネット)の実装に欠かせないスキルを身につけ、実際にIoTに対応した家電製品を制御するアプリケーションの開発や、実機の操作を行います。
インターネット・アカデミーの「IoTエンジニア育成コースA」を受講すると、一定の条件を満たすことで受講料の最大70%(56万円)が支給されます。

インターネット・アカデミー
IoT講座を通じた人材育成で省エネに貢献

インターネット・アカデミーは、「持続可能なエネルギーの確保」や「消費電力の削減・効率化(省エネ)」などを重要な社会課題ととらえ、これらの課題の解決に対して「IoT人材の育成」という形で貢献しています。IoT製品を活用し、「持続可能なエネルギーの確保」や「消費電力の削減・効率化(省エネ)」を実現していくためには、スマート家電やスマートホームオートメーションといったIoT分野での新サービス創出を担うIoT人材の育成が不可欠です。そこでインターネット・アカデミーは、 ECHONET Liteの認証支援を行っているHEMS認証支援センターとIoTに関する新カリキュラムを共同開発し、今後のIoT分野をけん引するIoT人材の育成を進めています。

インターネット・アカデミー
総務省が創設した「Beyond 5G 新経営戦略センター」に参画

総務省が2020年12月11日に創設した「Beyond 5G 新経営戦略センター」は、5G(第5世代移動通信システム)の次の世代であるBeyond 5G(いわゆる6G)の実現に向けて、導入時に見込まれるニーズや技術進歩などを踏まえた総合戦略の策定を目的に設立されました。6Gは5Gを超える超高速・大容量の通信システムとして、2030年頃の実現が見込まれており、通信システムの発展は、近年注目されているIoT:Internet of Things(モノのインターネット)といった最新技術の活用に欠かせません。インターネット・アカデミーは本センターに創設当初から参画し、産官学と連携しながら人材育成をリードしております。

おわりに

今回はIoT:Internet of Things(モノのインターネット)の説明、そしてIoTの活用事例をご紹介しました。今後は自治体のサービスにもIoTの導入が期待されています。例えば、ロサンゼルスの駐車場はIoT活用により、駐車場を効率的に使うことを可能にしました。IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の分野は研究段階の製品も多く模索段階であるため、さらなる可能性を秘めています。

インターネット・アカデミーでは開発に必要な知識を体系的かつ効率的に学ぶことができます。 ただ知識を身に着けるだけでなく、体系的に学習をすることで現場でも応用が利く実践的なスキルを身に付けることができます。
また、個人のお客様向けだけでなく、法人向けのサービスも提供しています。法人向け研修では、カリキュラム内容をカスタマイズすることができるため、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)のようなデバイス毎の仕様設計やセキュリティ対策を踏まえた実践向けのスキルアップ研修や、実務に沿ったスキルアップ研修をお望みのご担当者様に向けて、最適なカリキュラムを組んでご提案することができます。

さらに、ITコンサルティングサービスも行っており、人材育成に限らず、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)を活用したビジネス戦略を検討・実施するというところまで、中長期的にサポートをさせて頂くことも可能です。少しでもご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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参考サイト

平成29年版 情報通信白書(総務省)より 「第1部 特集 データ主導経済と社会変革 第5節 第4次産業革命の総合分析」 IoTのセキュリティ(IPA 情報処理推進機構)

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