人材育成【事例紹介】営業のリスキリングと50代社員のIT知識の底上げ

2023/02/17
営業のリスキリングと50代社員のIT知識の底上げ

DX化やリスキリングなどのキーワードが注目されている現在、自社サービスや業務をデジタル化しようと取り組んでいる企業が増えてきました。

その一方で、社員のITへの理解が浅いことで「DX化が進まない」「営業がデジタル系のサービスを提案する際に苦戦している」「社内に導入したツールを使いこなせない社員がいる」などの課題に悩まされているケースもあります。

今回の記事では、社員のキャリア開発や配置転換を視野に入れて、非IT職の社員に向けたIT教育を行った事例を紹介します。

※実際の事例の特定を避けるため、一部の内容を変更しています。

目次

苦手意識の解消とリスキリング

A社は、複数の事業を行っている企業で、その事業にはデジタル系・非デジタル系のサービスが混在しています。

そのため、社内にIT関連の業務を行っている部門もあり、その部門には高いスキルをもったIT人材がいました。しかし、それ以外の部門の社員はITに明るくなく、さらに50代以上の社員の多くはITに苦手意識を持っているという課題がありました。

A社では、今後、非デジタル系のサービスもデジタルに移行していくことを検討しており、商材を提案する営業職の社員のIT知識の底上げや、ITに苦手意識を持っている社員の知識の底上げが急務となっていました。また、サービスをデジタル化していくにあたり、Webからの集客力を高めることも、これまで以上に重要になってくるという認識もありました。

社内のデジタルマーケティングの部署の人材が足りていないという状況もあり、リスキリングによる配置転換も視野に入れてた人材育成を計画していました。

ITリテラシーとデジタルマーケティングの人材育成

A社が課題解決のためにご利用いただいたのは、営業チームに向けた「デジタルマーケティング・ITリテラシーの研修」と、ITに苦手意識がある社員に向けた「ITリテラシー研修」でした。

また、A社では「短時間のセミナーでは付け焼刃になってしまうのではないか」という懸念も感じていました。しかし、研修で営業チームが不在になってしまうと業務に支障をきたしてしまうため、A社では業務時間の一部をつかって、2ヶ月ほどかけて少しずつ学習を進める形式で行いました。

A社が利用した研修カリキュラム

研修では、IT用語やデジタルマーケティングの知識はもちろん、Web技術についても演習をしながら学んだため、商談の場で提案に説得力が生まれるようになったそうです。また、研修を受けた若手から、デジタルマーケティングの仕事に興味をもつ社員もでてきており、デジタルマーケティング部門の人員拡充の第一歩が踏み出せたそうです。

インターネット・アカデミーでは、こうした柔軟な研修カリキュラムのカスタマイズができます。自社の状況にあわせた研修をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

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