人材育成未経験者が一番仕事に就きやすいPythonの仕事とは その2
2021/10/05
こんにちは。吉政でございます。
前回「未経験者が一番仕事に就きやすいPythonの仕事とは」という内容でコラムを書きました。市場データを見てもPythonでは未経験者向けの求人が多く、これからITエンジニアになろうという方にはチャンスであることがイメージできたと思います。過去の全ての技術も日本で普及が始まった時、人手不足により未経験者の求人が増え、未経験にとってチャンスになることが多いです。そして今、Pythonでその状況になってきています。
目次
Pythonの求人数は3万件超え
日本ではPythonの市場が急激に成長しており、Pythonの求人数は3万件を超えています。(Indeed Japan 9月1日集計)Pythonの求人成長率は年率で150%前後で推移しており、今後も大きく市場が見込めます。特筆すべきはその中で未経験者向けのPython求人が多く、9千件もあることです。
更に、Pythonのネットワークエンジニア向けの求人が1万3千件と、Python全体の求人の4割を超えて、13000件もあります。この1万3千件のうち5千件がPython未経験者向けのネットワークエンジニア求人になっています。
狙い目のPythonのネットワーク求人
具体的にPythonのネットワーク求人の内容をお話すれば、クラウドやサーバ、ネットワークなどの保守・運用の自動化をPythonを用いて開発する仕事が多いです。PythonにおいてはNetmiko、NAPALM、openpyxlなどのネットワークやサーバーの自動化に便利なライブラリが充実しており、結果、日本ではネットワークの保守運用の自動化にPythonが使われることが多くなってきています。この仕事においては商習慣などの話は関係なく、その分だけ、他のPythonの求人と比べると、難易度が低いです。
とはいってもネットワークエンジニアの分野はそれはそれで、難易度が高いので、生涯をかけて取り組む嘉一は大いにあります。ただ、今今のPythonのネットワークエンジニア求人は、未経験求人が多いため仕事の難易度が高くないものも多く、未経験の方も比較的働きやすい分野でもあります。
Python研修のお問い合わせPythonをどこで学ぶか
Pythonでネットワークエンジニアを目指す方は、まずは、無料のキャリアカウンセリングを受けることをお勧めします。両親や友人に相談されるのも大事ですが、その分野のプロフェッショナルに相談することも大事だと思います。
このコラムを掲載いただいているインターネットアカデミーでは未経験者向けの無料のカウンセリングを行っていますので、興味がある方は以下をご覧の上、参加してみてはいかがでしょうか?それでは今日はこの辺で。
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この記事の執筆者

Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事 吉政忠志 氏
Pythonのフィロソフィー「Pythonic」を理解した人材育成を支援するという目標を掲げ、2016年にPythonエンジニア育成推進協会を設立。また、日本のIT業界の発展のためには人材の好循環とその為の教育機関の発展が重要であると考え、その他のIT教育分野でも精力的に活動している。 PHP技術者認定機構 理事長、Rails技術者認定試験運営委員会 理事長、一般社団法人BOSS-CON JAPAN 代表理事、日本ネットワーク技術者協会 代表理事を兼任。
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