第12回エコーネットコンソーシアムフォーラムで
IoT教育について講演

エコーネットコンソーシアムフォーラムでIoT教育について講演
HEMS認証支援センターとの共同開発

ITコンサルタント 稲葉光

インターネット・アカデミーでインストラクター、カリキュラム開発、マーケティングなどの専門領域での経験で得た知見を活かしITコンサルタントとして活躍。神奈川工科大学をはじめとした多数の講演実績を持つ。

2月7日に開催された「第12回エコーネットコンソーシアムフォーラム」の講演会で、インターネット・アカデミーのITコンサルタント稲葉光が登壇しました。

エコーネットコンソーシアムは、IoT時代の家電・設備機器などを連携させるための国際的な通信規格「ECHONET Lite」を推進する団体で、スマートフォームやスマート家電の分野において重要な役割を担っています。

このフォーラムでは、様々な企業や教育機関がIoTへの取り組みについて講演を行いました。インターネット・アカデミーは、ECHONET Liteを活用した「IoT技術の教育カリキュラム」をテーマに講演を行いました。

ここでは、講演内容の一部を紹介します。

講演内容

IoT市場のニーズとIT人材

IoT市場のニーズ

世の中では、様々な社会問題を解決する先端IT技術として、IoTやAIなどに注目が集まっています。IDC Japanの発表によると、日本国内におけるIoT市場の支出額は2018年時点で6兆3,167億円、その後、毎年平均13.3%の成長が予測されています。

とくに、個人消費者のIoT支出額の成長性は相対的に高い傾向にあり、これは大手ベンダーが中心となりスマート家電やスマートホームなどの分野でのサービスに力を注いでいることも影響しているようです。「ECHONET Lite」はスマートホームの中核となる通信規格であり、国内のIoT市場の成長に伴い、その重要度が増してくることが予想されます。

その一方で、IT人材の不足は年々、深刻さを増しています。インターネット・アカデミーでは、この社会的な問題に対応するために、「ECHONET Lite」を活用したIoT講座を開発しています。

HEMS認証支援センターとの共同開発

インターネット・アカデミーのIoT講座は、HEMS認証支援センターと共同開発を進めています。HEMS認証支援センターは「ECHONET Lite」に対応する機器の開発促進や支援を行っており、HEMS認証支援センターから提供されるノウハウを元に講座開発を行っています。

この講座では、ECHONET Liteを活用するためのサーバーやネットワークなどの基礎知識から、ECHONET Liteの仕組みや制御方法を学習します。実際にECHONET Liteを用いて家電製品を制御する演習も行います。この講座を受けることで、IoT機器の制御技術、複数の機器を一括コントロールするアプリの設計力、IoT製品やサービスの企画力を身につけることができます。

IoTに関するアプリ開発を担当する方はもちろん、IoT製品やサービスの企画や営業に関わる方にもおすすめです。インターネット・アカデミーでは、企業の要望に合わせて研修内容や期間をカスタマイズすることができますので、お気軽にお問い合わせください。

sdgs
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