世界中の人々へ教育を
Education for Everyone
インターネット・アカデミーのSDGsへの取り組み

インターネット・アカデミーは、1995年に開校し、これまでに30, 000人以上の卒業生を世界に輩出してきました。現在では国際社会の一員としてSDGs(持続可能な開発目標)に賛同し、IT教育を通じて、よりよい社会の実現に貢献しております。

本Webページの制作(コーディング)は、SDGsへの取り組みの一環として、インターネット・アカデミー卒業生にご協力いただいております。

脱炭素社会の実現に向けた、IoT人材の育成に貢献

IoT人材の育成に貢献

インターネット・アカデミーは、脱炭素社会の実現に向けて「持続可能なエネルギーの確保」や「消費電力の削減・効率化(省エネ)」を重要な課題としてとらえ、これらの課題の解決に対して「IoT人材の育成」という形で貢献しております。

脱炭素社会の実現

2020年10月、菅首相は所信表明演説において「2050年までに脱炭素社会の実現を目指す」と宣言しました。そこでは環境分野のデジタル化や省エネの徹底などについても述べられ、各企業や団体の脱炭素社会の実現に向けた動きがより一層加速すると予想されます。また、日本政府はこれまでに、COP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)において「2030年までに温室効果ガス排出量26%の削減(2013年度比)」を公約しており、特に家庭エネルギー由来の二酸化炭素に関しては39%の削減を目標に掲げています。

上記のような省エネ目標を達成するために、IoTの活用は有効であると考えられています。 中でも、ECHONET Lite(※)という通信プロトコルを搭載したIoT機器は、スマートフォンやタブレット端末から電子機器が遠隔操作できたり、消費電力のデータを確認したりすることができるため、無駄な電力消費を抑えることができると注目を集めています。

しかし、 ECHONET Liteを用いた機器やサービスの開発を手掛けられるIoT人材は不足しており、その不足数は今後ますます増加すると予想されています。つまり、脱炭素社会を実現するために重要な省エネを推進していくためには、「IoT人材の育成」が必要不可欠なのです。

そこでインターネット・アカデミーは、ECHONET Liteに精通したIoT人材の育成に尽力することにより、脱炭素社会の実現に貢献しております。

(※)センサ類、白物家電、設備系機器など省リソースの機器をIoT化し、エネルギーマネジメントやリモートメンテナンスなどのサービスなどを実現するための国際通信規格

HEMS認証支援センターとIoTに関する新カリキュラムを開発

インターネット・アカデミーは、ECHONET Liteの認証支援を行っているHEMS(ヘムス)認証支援センターとIoTに関する新カリキュラムを共同開発し、今後のIoT分野をけん引するIoT人材の育成を進めております。

「HEMS」とは「Home Energy Management System」の略で、家庭用の電力管理システムのことを指します。HEMSを用いると、いつ、どの部屋の、どの機器が電力を多量に使用しているのかが一目瞭然になるため、省エネ対策が立てやすくなります。また、スマートフォンなどを用いてエアコンや給湯器のスイッチを遠隔から操作することで、無駄な労力をかけず効率よく省エネを推進することができます。

日本政府は、省エネ対策の一環として2030年までにHEMSの全世帯導入を目指しており、ECHONET Liteを用いた機器やサービスの開発を手掛けられるIoT人材の育成が急務となっております。

エコーネットコンソーシアム会員企業

インターネット・アカデミーは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムの会員企業です。 エコーネットコンソーシアムは、「豊かな未来の社会を実現するために。」を理念に掲げ、環境問題、エネルギー問題、CO2の削減など地球規模の問題を解決するために 「ECHONET Lite」の普及活動などを行っております。大手家電メーカーや大手電力会社なども参画しており、会員企業数は200社以上にも及びます。

インターネット・アカデミーは、「ECHONET Lite」に精通したIoT人材の育成を通じて、「ECHONET Lite」の普及に貢献しております。

エコーネットコンソーシアム主催「技術セミナー検討ワーキンググループ」の
アドバイザーに弊社代表が就任

一般社団法人エコーネットコンソーシアムが主催するワーキンググループのアドバイザーに弊社代表取締役の大西一磨が就任いたしました。本ワーキンググループでは、ECHONET Liteの教育や普及活動を行い、全ての人とモノがつながる新しい社会「Society 5.0」を作ることを目指しています。

総務省創設の「Beyond 5G 新経営戦略センター」に参画

インターネット・アカデミーは、総務省が2020年12月に創設した「Beyond 5G 新経営戦略センター」に参画いたしました。

本センターは5G(第5世代移動通信システム)の次の世代であるBeyond 5G(いわゆる6G)の実現に向けて、導入時に見込まれるニーズや技術進歩などを踏まえた総合戦略の策定を目的に設立されました。

6Gは5Gを超える超高速・大容量の通信システムとして、2030年頃の実現が見込まれています。通信システムの発展は、近年注目されているIoTやAI(人工知能)といった最新技術の活用に欠かせません。

インターネット・アカデミーは本センターに創設当初から参画し、産官学と連携しながら人材育成をリードしてまいります。

国際教育学会で論文発表!プログラミング教育に貢献

インターネット・アカデミーは、「世界中の人々へ教育を」という理念のもと、子供から大人まで質の高い教育を世界中に提供することで、持続可能な社会の実現を目指しています。そのような活動の一環として、「Hawaii International Conference on Education」(ハワイ国際教育学会)にインターネット・アカデミーのインストラクターが2年連続で参加し、プログラミングの教育に関わる論文を発表いたしました。ハワイ国際教育学会は、世界中の国々から教育関係者や専門家が集まり、現在の教育の課題や将来へのビジョンを議論し、学びあう場です。

  • 「Strategies for Childhood Education in Web Development Skills(邦題:Web開発スキルの子供教育においての戦略)」というテーマで論文を発表し、今までのインターネット・アカデミーの教育ノウハウを元に、子どもたちを中心とする若年層への効果的なプログラミング教育のあり方について提案いたしました。

  • 「English Language Barriers to the Acquisition of Web Development Skills: Optimizing Learning for Students Who Lack Familiarity with English(邦題:Web開発スキルの習得における英語の障壁:英語に精通していない学生のための学習の最適化)」というテーマで論文を発表いたしました。英語に精通していない学習者(この研究では日本人学習者)がWeb開発スキルを習得するうえで英語が障壁となっているのかどうかを分析し、効果的なWeb開発スキルの学習方法について提案しました。

ハワイ国際教育学会に参加された教育関係者や専門家の方々を通じて、若年層への効果的なプログラミング教育のあり方や効果的なWeb開発スキルの学習方法を世界中に広めることで、より多くの人々が質の高い教育を受けられる社会を実現いたします。

女性の働き方を支援!MamaEduプロジェクト

インターネット・アカデミーは、「MamaEdu」プロジェクトを通じて、ママになっても活き活きと働き続けたいと願う女性を応援しています。「MamaEdu」プロジェクトとは、Web・ITの専門スキルを持ち、ライフイベントに左右されずに働き続けることができる女性(=ママさんWebデザイナー/プログラマーなど)を増やしていくことを目的とした活動です。

  • Web・ITの分野は、他の業界に比べて働く場所や働き方を自由に選びやすいという特徴があります。そのため、柔軟に仕事の仕方を変えていきたい女性にとっては、まさに身につけておきたいスキルと言えます。インターネット・アカデミーの卒業生にも、ママになってからスキルをつけて復職や転職の夢を叶えた方など、たくさんの先輩がいらっしゃいます。

  • 女性への就労支援でSDGsを推進! 認定NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむとIT業界で活躍できるシングルマザーの人材育成を実施

    国内約7000人のシングルマザーのサポート支援をしている認定NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ様(本団体:東京都千代田区、理事長:赤石千衣子様)の依頼を受けて、「女性の就労支援」を目的とした、ITスキルを身に着けて転職したいシングルマザーのITスキル研修を実施いたしました。

  • MamaEduプロジェクト取り組み事例「Webライティング講座」の開講

    Web・ITの分野は、他の業界に比べて働く場所や働き方を自由に選びやすいという特徴があります。そのため、柔軟に仕事の仕方を変えていきたい女性にとっては、まさに身につけておきたいスキルと言えます。インターネット・アカデミーの卒業生にも、ママになってからスキルをつけて復職や転職の夢を叶えた方など、たくさんの先輩がいらっしゃいます。

縦書きWebの国際標準化・普及活動に貢献

インターネット・アカデミーは、総務省が後援する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会(縦書きWeb普及委員会)」の一員として、自国文化の継承とデザインの多様化を目的とした縦書きWebの普及活動を実施してまいりました。縦書きWeb普及委員会の一員として、 2019年12月の縦書きWebを実現するCSS Writing Modesの国際標準化(W3C勧告)に貢献し、インターネット・アカデミーは情報通信技術賞(総務大臣表彰)を受賞いたしました。

インターネット・アカデミーは、総務省が後援する縦書きWebデザインアワード(2015年)、たてよこWebアワード(2016年、2017年)に協賛。たてよこWebアワードでは、インターネット・アカデミーのデザイナーが審査員となり、またインターネット・アカデミー賞を設ける等、縦書きWebを取り入れたWebサイトの普及を推進。これらの活動を通じて、2019年12月の縦書きWebを実現するCSS Writing Modesの国際標準化(W3C勧告)の実現に貢献いたしました。

CSS Writing Modesは、日本語で使われるような縦書きの記述、横書きの左から右への記述、横書きの右から左への記述、そして横書きのページに縦書きの領域を挿入する記述など、世界中で利用されている様々な記述方向を実現しています。これにより、同一Webページ上で横書き及び縦書きの記述を混在させることができ、日本語固有の文化を実現しながら、世界に対してWebの設計にさらなる自由と高い表現性の提供が可能になりました。

インターネット・アカデミー2020年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)受賞者

  • Webデザイナー

    神永歩

  • データサイエンティスト

    有滝貴広

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

SDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能でよりよい世界を実現するために国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成すべき目標をまとめたものです。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

インターネット・アカデミーのSDGsに関するお問い合わせ・ご相談はこちら

  • 持続可能な開発目標

    Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とはどのような取り組みなのかが知りたいという方はこちら

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  • Web業界への就・転職を目指される方

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