ネットワークインフラエンジニア研修サーバー・ネットワークを体系的に学習

期待できる効果
  • トラブルや障害への対処ができるようになる
  • Webサービスやシステムの裏側の仕組みを理解できるようになる

インフラエンジニア研修では、サーバーやネットワークなどのITの基盤を支えるエンジニアとして必要な技術を学習します。

この研修では、Linuxサーバーの基本操作からサーバーの運用管理、社内ネットワークの設定、ルーティングなどネットワークについての知識を学習し、インフラの設計・構築・運用・保守の業務に携わるためのスキルを身につけます。

さまざまな企業から選ばれています

Before

  • 新人エンジニアとのコミュニケーションや、先輩社員が教育に時間を割くうえでの負担が大きかった
  • ネットワークやサーバーの知識が不足していることで運用や保守などの業務に時間がかかっていた

After

  • 研修で新人エンジニアの技術理解が進んだことで、開発業務がスムーズに進み社内教育の負担も軽減された
  • 体系的なネットワーク・サーバーの知識が身につき業務効率があがり、セキュリティ対策の質も高まった
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インフラエンジニア研修の特徴

  • 特徴1体系的にバックエンドを学べる
    体系的にバックエンドを学べる

    研修では、Linuxサーバーの知識とネットワーク管理に必要な知識を体系的に学ぶことができます。

  • 特徴2研修のカスタマイズができる

    貴社の業務上の課題感や目的に合わせて、カリキュラムや研修スケジュールを柔軟にカスタマイズできます。お気軽にご相談ください。

  • 特徴3研修の成果が確認できる

    学習管理システム(LMS)での進捗管理はもちろん、日報、理解度テストの結果、開発した成果物など、様々な角度から研修効果を測定できます。

研修カリキュラム

インフラエンジニア研修

インフラエンジニア研修では、Linuxサーバーの基本的なコマンド操作の方法から学習をはじめ、アクセス権限やユーザー管理、ソフトウェアのインストール方法、セキュリティに関わる知識や、サーバーの運用管理方法、トラブルシューティングなどについても理解を深めることができます。

また、ネットワークの各種プロトコルや関連用語などの基礎はもちろん、ルーティング、ネットワーク管理業務の進め方、トラブルや障害が発生した際の対処方法についても学ぶため、インフラエンジニアとしてサーバーやネットワークの管理業務が行えるようになります。

対象者

  • インフラエンジニアとしての業務に携わる方
  • 自社のサーバーやネットワーク管理業務に従事する社員の方
  • システムの発注や品質管理などの業務に携わる方

研修の目的

  • システム部門に配属する社員がサーバーの基礎知識を身につけることで、スムーズに業務に入ることができるようにしたい
  • サーバーやネットワーク管理を担当する社員がトラブル発生時に対応できるようにしたい
  • ディレクターなどの職種の方がサーバーやネットワークへの理解を深めることで、適切なディレクションをできるようにしたい
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サーバー
項目 内容
Linuxの基礎
  • Linuxの基本操作
  • コマンド操作
  • ファイルとディレクトリ
  • ファイルの作成
  • ファイルの操作
  • ディレクトリの操作
運用作業のコマンド
  • ファイルの内容を閲覧
  • コマンドを利用した処理
  • リンクファイルの作成
  • ファイル検索と実行パス
アクセス権限とユーザー管理
  • 管理者でコマンド実行
  • ユーザーとパスワード管理
  • グループの管理
  • ファイルアクセス権と所有者
  • シャットダウン
ソフトウェアのインストールと管理
  • クラス定義の基本
  • yumパッケージ管理
  • ソースコードからのインストール
  • ソフトウェアインストールの実践
ネットワークの構築
  • ネットワークの基礎知識
  • IP(Internet Protocol)
  • TCPとUDP
  • ネットワーク設定
パケットフィルタリング設定
  • パケットフィルタリングの概要
  • パケットフィルタリングの状況確認
ネットワークトラブルシューティング
  • デーモン起動の設定
  • 時刻の設定
  • ネットワークトラブルシューティング
システム運用業務
  • ログの確認とバックアップ
  • プロセスの概要
  • 定期的にプログラム実行
  • システム管理の日常業務シュミレーション
Webサーバー
  • Apacheの設定
  • Apacheの高度な設定
データベースサーバー
  • データベース設定
  • SQL
  • データベース連携
システムリソース管理と緊急時対応
  • システムリソースの概要
  • システムの状況確認
  • sarによるリソース状況の記録と確認
  • リソースに関するトラブルシューティング
  • 緊急時のシングルユーザーへの切替
  • ハードウェア障害やシステム起動不能時対応
Linuxインストール・LPIC試験対策
  • インストール方法
  • LPIC試験対策
ネットワーク(前半)
項目 内容
通信プロトコルとネットワークアーキテクチャ
  • 通信プロトコル
  • ネットワークアーキテクチャ
TCP/IP通信の流れ
  • 通信の主体
  • 階層ごとの通信経路
通信プロトコルの役割
  • 転送プロトコル
  • 制御・管理プロトコル
  • アプリケーションプロトコル
  • データの呼び方
ネットワークの全体構成の概要
  • ネットワークの全体構成例
LAN
  • ネットワーク全体におけるLANの位置づけ
  • LANとは
  • LANケーブル
レイヤ2スイッチ
  • レイア2スイッチとは
  • レイア2スイッチの全体像
  • スイッチとハブとの違い
VLAN
  • VLANとは
  • VLANとブロードキャストドメイン
  • VLANのメリット
  • トランクリンク
ルータ
  • ルータとは
  • ルータの位置づけ
  • ルータ機能
  • ルータ特徴
  • ルータの種類
レイヤ3スイッチ
  • レイヤ3スイッチとは
  • レイヤ3スイッチの基本動作
  • レイヤ3スイッチの特徴と機能
無線LAN
  • 無線LANとは
  • 無線LANの位置づけ
  • 無線LANの特徴と機能
WAN
  • WANを学ぶ2つのポイントと、WANの位置づけ
  • WANとは
  • WANの構成要素
  • WANサービスの種類
インターネット
  • インターネットの基本構造
  • インターネットVPN
IPアドレスの概要
  • IPアドレスとは
  • IPアドレスの種類
クラスフルアドレス
  • IPアドレスの構成
  • クラス
  • クラスフルアドレスとは
  • サブネットマスク
  • サブネッティング
TCP/IPの概要
  • TCP/IPモデルの各層の役割
  • 各階層のデータ形式
  • 各階層のデータの単位
インターネット層の代表的なプロトコル
  • ARP
  • ICMP
演習
  • 基本準備
  • オペレーションの基礎知識
  • コンフィギュレーションファイル
ネットワーク(後半)
項目 内容
トランスポート層のプロトコル
  • UDP
  • TCP
アプリケーション層のプロトコル
  • クライアントとサーバーの関係
  • DNS
  • HTTP
  • SMTPとPOP3
  • Telnet
  • SNMP
ルーティングの概要
  • ルーティングとは
  • ルータの機能
ルーティングの動作
  • 最適ルートの学習
  • ルーティングのコンバージェンス
  • IPパケットの転送
  • ルーティングテーブルの検索
  • パケットを出力テーブルから送信
ルート情報の登録の概要
  • 3種類のルート情報の登録
直接接続
  • 直接接続のルート情報
スタティックルート
  • スタティックルートによるルート情報の登録
  • スタティックルートの設定
  • スタティックルートの管理
ルーティングプロトコル
  • ルーティングプロトコルによるルート情報の登録
  • ルーティングプロトコルによる情報交換
  • ルーティングプロトコルの設定
  • ダイナミックルートの管理
スタティックルートとルーティングプロトコルの選択
  • スタティックルートのメリットデメリット
  • ルーティングプロトコルのメリットデメリット
ルーティングプロトコルの分類
  • ルーティングプロトコルの適用範囲
  • ルーティングアルゴリズムによる分類
  • ネットワークアドレスの認識による分類
ルート集約と最長一致検索
  • ルート集約とは
  • 集約ルートの生成
  • デフォルトルート
  • 最長一致検索(ロンゲストマッチ)
システムの設定と確認
  • ホスト名の設定
  • 本体システム情報の確認
  • 装置本体のハードウェア構成の確認
  • ログを表示
パスワードとtelnetの設定
  • 特権モード用パスワード
  • telnet用パスワード
インターフェースの設定
  • インタフェースコンフィグレーションの概略
  • インタフェースの有効化/無効化
  • IPアドレスの設定
  • IPアドレスの変更と削除
  • インタフェースにコメントを記述する
  • インタフェースのカウンタをクリア
  • インタフェースに設定されたIPアドレスを確認
ネットワーク管理
  • ping/拡張ping
  • tracerouteを実行する
  • 拡張tracerouteを実行する
  • Telnet接続
障害時のデータ収集
  • 障害時のデータ収集
  • ネットワーク機器CPU使用率確認

時間数・日程

44時間
※カリキュラム内容や時間数のカスタマイズができますので、お気軽にご相談ください。
※開催日程は貴社のご要望をお伺いしご提案いたします。

料金体系

受講者数や時間数に応じて変動します。また、カリキュラム内容のカスタマイズや講師派遣などのご要望に応じて変動いたします。ご予算にあわせてのご提案もできますので、お気軽にお問い合わせください。

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受講形式

インターネット・アカデミーの研修は、さまざまな形式に対応しています。「基礎はeラーニングで演習は集合研修」「講師派遣とリモートを組み合わせる」など、複数の形式の併用もできますので、お気軽にご相談ください。

  • リモート集合研修
  • 実地での集合研修
  • 講師派遣
  • eラーニング

Web開発会社の開発・マネジメントのノウハウをカリキュラム化現場の実務が研修で学べる

インターネット・アカデミーのグループ会社ではWeb開発・Saasサービスを手掛けています。実務で用いられている開発ノウハウをカリキュラム化し、研修で還元しています。

理解度チェック・アセスメントなど学習効果を可視化できる学習管理システム(LMS)

インターネット・アカデミーの学習管理システム(LMS)では「研修後の知識定着度を可視化したい」「社内報告のためのアセスメントがほしい」など、研修担当者の悩みにこたえる機能を搭載。学習の進捗管理から、さまざまな角度からの研修効果測定が行えます。

  • 研修テーマごとに受講した社員の理解度をダッシュボードで確認できます。
  • テストの結果を元に社員ごとのスコアをグラフで可視化。社内の平均スコアとの比較もできます。
  • 受講態度や理解度といった講師からのフィードバックによる定性評価にも対応しています。

ネットワーク系の研修を受けた企業からのコメント

NTTデータマネジメントサービス株式会社

ネットワークのトラブルが起きた際に、どう対処するのか、実際にシュミレーションソフトを用いて授業していただきました。講義を一方的に聞くのではなく、手を動かしながらネットワークのトラブル対処法を学べたので、実践の場をイメージ出来て非常によかったです。シミュレーションがあるのとないのとでは、習熟度に大きな違いがあると感じました。
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伊藤忠ケーブルシステム株式会社

研修に参加したことで、これまで見よう見まねでやってきた部分が根本的なところから理解できましたし、自分自身の力量も確認できました。具体的には、特にPacketTracerというシミュレーターツールを使った実践研修が為になったと思います。講師の方に提示された課題にそってネットワークの仮想環境を作り、IPアドレスの設定から疎通確認まで行いました。
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助成金で費用負担を軽減

インターネット・アカデミーのIT研修では、要件を満たすことで厚生労働省の人材開発支援助成金が利用できます。研修費用に対する経費助成と、受講中の賃金に対する賃金助成の両方が支給されます。

この助成金制度ではいくつかのコースが用意されており、研修目的に合わせて使用できる制度をご提案いたします。

経費助成+賃金助成
※eラーニングの場合、賃金助成は支給されません。
DX人材育成の研修で使える
事業展開等リスキリング支援コース
  経費助成 賃金助成 年間限度額
中小企業 75% 960(1人1時間) 1億
大企業 60% 480(1人1時間) 1億
新卒研修など幅広いテーマの研修で使える
人材育成支援コース
  経費助成 賃金助成 年間限度額
中小企業 45% 760(1人1時間) 1000万
大企業 30% 380(1人1時間) 1000万円

助成金を使った研修の事例紹介や、貴社が研修を行った場合に支給される助成額シミュレーションも承っています。お気軽にご相談ください。

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IT研修・DX人材育成についてのご相談

法人サービスの電話お問合せ窓口
03-3341-3781
受付時間(平日・土日) 10時-21時

IT人材育成に精通したコンサルタントに無料でさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。

たとえばこんな相談ができます
  • 人材育成計画を立てるために人材育成の事例などをとりあえず聞きたい
  • 助成金の使い方や、支給額のシミュレーションを知りたい
  • 自社の業務や受講者のレベルにあったカリキュラムを提案してほしい
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