生成AI×BPRで業務を見直す
介護現場の効率化を17名の職員が推進

組織の業務効率化に向けてAI導入を検討したものの、職員間のパソコンスキルの差や体系的な教育、研修時間の確保などに課題を抱えていました。 それらを解決するためにインターネット・アカデミーに外部研修を依頼し、パソコン・Officeスキルの底上げから生成AIによる業務効率化までを解決した事例です。

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研修事例の情報提供・ご相談
社会福祉法人青雲会

社会福祉法人青雲会 法人本部 事務長様
デイサービスセンター菜の花 管理者様
ケアマネージメントステーション菜の花 ケアマネージャー様
デイサポート菜の花 生活支援員様

研修内容
  • 生成AIを活用した業務プロセス改革(BPR)研修
  • パソコン・Office基礎研修
受講者
  • 役職問わず、立候補者17人(介護職)
研修の目的
  • 職員のパソコンスキルを、業務効率化ができるまでに底上げ
  • AIを活用して業務を改善・効率化する
課題
  • パソコンの使用用途が業務ソフトへの入力にとどまり、業務効率化につながっていなかった
  • 生成AI活用の必要性を感じながらも、知識や研修時間、職員間のスキル差などから、法人内で体系的な教育を行うことが難しかった
解決策
  • 外部の専門教育機関に相談し、基礎操作からAI活用による業務改善まで体系的に学ぶ研修を実施
成果
  • 無駄な作業を発見し、業務を効率化することで利用者支援の時間を増やすなど、サービスの質向上に向けた自発的な動きが生まれている
  • 学んだ知識を同僚と共有し、組織全体への知識の定着につなげている
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社会福祉法人青雲会は、介護保険サービスや障がい福祉サービス、企業主導型保育などを主要業務とする。作業効率化や生産性向上に向けて生成AI活用を進めようとしたものの、職員間のパソコンスキルに差があり、法人内での教育に課題を抱えていた。そこで、パソコンの基礎からAI活用まで、職員のスキルや要望に合わせて柔軟に対応できるインターネット・アカデミーの研修実施を決めた。

研修実施の経緯
迅速な地域情報の提供にSNSを活用
投稿の評価や知見の言語化に課題

社会福祉法人青雲会

― 業務内容をお聞かせください。

社会福祉法人青雲会
事務長様

法人全体にかかわる総務や人事・労務を担当しています。役員会の事務全般や管理者会議の開催、各種契約事項の管理をはじめ、職員の給与計算、労働保険・社会保険の各種手続き、社内規則の管理など、担当する業務は多岐にわたります。

社会福祉法人青雲会
センター管理者様

私は、センターの運営管理全般を担っています。予算や実績の管理、介護報酬の請求、スタッフの勤務シフト作成、事業所の安全管理、苦情対応などが主な業務です。また、管理業務だけではなく、他のスタッフと同様に現場に入り、ご利用者の介助も行っています。

社会福祉法人青雲会
ケアマネージャー様

介護支援専門員として、ご利用者一人ひとりのケアプラン作成や定期的なモニタリング、サービスの給付管理などを行っています。介護計画の実施における中核的な役割を担い、ご本人やご家族をはじめ、主治医、サービス事業者、行政など、さまざまな関係者との連絡・調整も行っています。

社会福祉法人青雲会
生活支援員様

障がいのあるご利用者の生活を支える介助業務を担当しています。食事や排泄、入浴、移動・移乗の介助、見守り、送迎などが中心です。そのほか、利用実績の確認や記録の記入、所内で行うレクリエーションやイベントの企画・立案、実行にも携わっています。

― 研修実施前に課題としていたことを教えてください。

社会福祉法人青雲会
事務長様

どの現場でもパソコンを使用しています。しかし用途は業務ソフトへの入力に留まり、十分に活用できているとは言い難い状況でした。しかし世の中ではAIの活用によって業務の省力化や効率化が進んでいます。生成AIを活用して業務を効率化できないかと考えましたが、操作が不得手な職員も多く、AI導入以前にパソコンやOfficeの基礎的なスキルの底上げが必要でした。

一方で職員は日々の業務に追われており、自主的に学んだり研修を受ける時間を確保することも容易ではありません。このままではAI活用もなかなか進まないため、研修の時間をきちんと確保し、職員に業務の一環として学んでいただいたほうが結果として生成AI活用に向けた時間の短縮になると感じていました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
AIの使い方から業務改善まで学ぶ
各現場での活用イメージを獲得

社会福祉法人青雲会

― どのような研修と希望されていたかをお聞かせください。

社会福祉法人青雲会
事務長様

法人内で研修することも考えましたが、AIやセキュリティ面については十分に伝えきれない可能性が高く、専門のIT教育企業へ依頼するのが適切と判断しました。また、職員のパソコンの操作スキルの差を考慮して、できるだけ初心者向けの内容からスタートしたいとも考えていました。

インターネット・アカデミーの担当者からは、パソコンの基本操作からAI活用による業務改善までを一気通貫で学ぶ研修を提案していただきました。AIの使い方だけではなく、実際の業務に即して、具体的な業務改善まで踏み込んでいただける内容でした。操作のスキルアップとAI活用による業務改善。この2つを体系的に学べることが、依頼の決め手となりました。

― 研修の感想をお聞かせください。

社会福祉法人青雲会
事務長様

受講者は役職を問わず「AIについて学んでみたい人」を募りました。カリキュラムは全12時間にわたり、決して楽ではなかったと思います。しかしパソコンの基礎スキルを漏れなく見直し、生成AIの基本的な使い方、業務改善への活用まで、段階的に学べたことは大変よかったです。

受講者たちへ期待していることは、学んだことを今回参加できなかった職員にも伝え、法人内で情報を共有することで、AIを活用していくための土台をつくることです。さらに、生成AIを安全かつ適切に活用することはもちろん、AIが出した回答をそのまま鵜呑みにするのではなく、「本当に正しいのか」と疑問を持ち、別の方法で検証してみるなど、自分自身で考えて判断する姿勢を大切にしてほしいです。

社会福祉法人青雲会
センター管理者様

AIは日々の業務を効率化するための身近なツールだと感じました。実際の活用事例や操作方法を学んだことで、介護の現場での活用方法を具体的に考えられるようになったことが大きな収穫です。

介護の仕事では、ご利用者と向き合う時間をできるだけ大切にしています。AIを上手に取り入れて職員の業務負担を減らし、減らした時間をご利用者への対応やサービスの充実に使えるようにしていきたいです。まずは自分自身が日々の業務で積極的に活用し、効果を実感したものを職場内でも共有していきます。

社会福祉法人青雲会
ケアマネージャー様

今回の研修は、普段のケアマネージャー業務を見直すきっかけにもなりました。これまで自己流で使っていたChatGPTでも、適切な活用方法やルールを学び、それを理解した上で使うことで、これまで以上に効果的に活用できることが分かりました。生成AIをどの業務にどう使うかを考えることが重要だとも学びました。労働力不足が課題となっている介護業界にとって、生成AIは業務を支えてくれる優秀な相棒になり得ると思います。

本来の介護業務に充てる時間を増やすためにも、導入への不安や課題を一つずつ乗り越えながら、職場全体で活用を進めていきたいです。それが、職員にとってもご利用者にとっても、よりよい環境づくりにつながると思います。

社会福祉法人青雲会
生活支援員様

何も分からない状態からの受講でしたが、生成AIとはどの様なものなのか、どの場面で活用できるのかなどを学ぶ事ができました。日常生活や普段の業務でも凄く役に立つと理解できました。また、Excelの使い方等も体系的に学ぶ事ができた為、自らのスキルアップに繋がったと思います。今回は自分自身が学ぶ立場でしたが、学んだ知識を自分だけのものにせず、他の職員にも共有していきたいです。

研修の成果と今後
自発的に学ぶことで成長し
将来の法人を担う人材を育てる

社会福祉法人青雲会

― 研修の受講者たちへの期待をお聞かせください

社会福祉法人青雲会
事務長様

受講者たちからは「たいへん勉強になった」という声を多く聞いています。研修が良いきっかけになり、今後は各現場においてAIを活用する機会が増えそうです。徐々にでも業務改善の効果が表れてくることを期待しています。

受講者たちには学ぶことで自身が成長するという経験を積み重ねて欲しいです。未知や未経験の領域でも研修等に積極的に参加し、多くの経験を積み、さらに学びを深めていくことを期待しています。 その経験を生かして広い視座を持つ現場の管理者へ、そして将来は法人運営を担う人材へと成長していただきたいです。

― 今後の人材育成について教えてください。

社会福祉法人青雲会
事務長様

人材の獲得はかなり難しいですが、介護や福祉はサービスの提供において、どうしても人手が必要です。そのため、対人サービス以外の部分で生産性向上を図ることで、限られた人材でも事業運営が可能になるようにしたいです。現場スタッフの負担を軽減するには、職員自身のITスキルアップも解決の一手であると思います。

様々な学びを行い、それを活かすことで自身の成長につながることを体感してもらいたいです。法人として職員に対して研修の機会を提供していく必要はありますが、自発的に学ぶことが当たり前になることが成長につながると思います。そんな社風の醸成を目指し、地域社会に貢献できる介護や福祉の担い手を多く育成してまいります。

受講生のコメントの一部

  • 認知症の方でも理解しやすい予定表などが出来たら、混乱や不安を軽減できるのではないかと思いました。その方に合わせて予定表を作ってみようと思います。。
  • 放ExcelやPowerPointは、これまで自己流で操作を覚えて使用していました。今回初めて基礎を学び、スライド作成のポイントや見やすいデザイン、グラフの見せ方など、これまで感覚で行なっていたことを体系的に学ぶことができ、とても勉強になりました。
  • 普段当たり前のようにしている業務ですが、その中で困っているが見過ごしていることはないか?悩みの原因は何か?改善できる方法はないか?業務改善について改めて感じる機会となりました。生成AIを使用することで業務改善につながる気付きを授かった思いです。
  • 当たり前に行なっていた業務をひとつひとつ見える化すると、想像以上に無駄な作業が多いことに気付きました。後は「いいままで通り」ではなく、改善方法を考え、AIやExcelを活用することで効率化し、職員の負担軽減と利用者支援の時間を増やせるよう改善を進めていきます。

※一部抜粋

社会福祉法人青雲会
社会福祉法人青雲会

1996年10月、福岡県に設立。"「青雲の志」を持った同志とともに、科学的根拠に基づいた実践を通して「地域共生社会」の実現を目指す。"を理念に掲げ、北九州市、行橋市で介護保険事業や障がい者福祉サービス事業、保育事業を運営している。

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