タイ政府下部組織主催のW3C標準Web制作研修で
インターネット・アカデミー講師が登壇
2025.03.19

インターネット・アカデミーは、3月20日(木)からタイで開催されるW3C標準Web制作トレーニング研修のカリキュラムを提供します。WCAP(一般財団法人Web Consortium Asia Pacific)と、タイのデジタル経済社会省下部組織のETDAが主催の同研修は全26時間で、インターネット・アカデミーのインストラクター湖林貴子が講義を行います。Webの世界標準技術であるW3C標準のWebスキルを持つ人材を育成し、各国や地域のWeb技術標準化の浸透を支援します。
W3C標準規格とは
W3C(World Wide Web Consortium)はWebサイト制作に必要なルールの標準化を行う世界最高位の団体です。Webの生みの親ティム・バーナーズ=リーが創設し、米国ボストンにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)に本部があります。
現在はHTMLやXHTML、CSS、DOM(Document Object Model)やXML(Extensible Markup Language)など多くの仕様を標準規格として公開しています。
W3Cが公開している規格は「W3C標準」と呼ばれ、Web制作の現場でもサービスの品質を決める大きな役割を果たしています。互換性が重要視されるインターネット通信において、W3C標準規格に準拠することはこの「互換性を保証する」ことにつながります。
WCAPとは
WCAPは、アジア太平洋地域でWeb技術のW3C標準化を進める法人です。W3C会員とWebコミュニティ向けにWebの発展をサポートする事業のほか、W3C標準のWeb技術の啓蒙に関する事業や、 トレーニング実行に関する事業を展開しています
講義概要
初回は3月20日(木)、湖林当社の講師が現地で授業を行います。2回目以降はオンラインで講義を進め、最終講義では受講生がWCAP・W3C・APNIC Foundation関係者などに対してプレゼンテーションを実施します。未経験者が自らWebサイトを企画して作成できるようになるまでを支援するカリキュラムです。
講義名 | WCAP Webpage Production Training in Thailand |
---|---|
主催 | 一般財団法人Web Consortium Asia Pacific(WCAP) Electronic Transactions Development Agency(ETDA) |
後援 | APNIC Foundation |
日程 | 3月20日(木)~4月15日(火) 全26時間 |
内容 | W3C標準によるWeb制作技術の習得、制作演習、プレゼン演習 |
リリースURL | https://www.internetacademy.jp/info/202503191.pdf |
インターネット・アカデミー講師
湖林貴子
ミドルベリー国際大学院とアリゾナ州立大学の修士号を持つ。専攻は教授法と教育工学。その知識をインストラクションに活かし、緻密に組んだ講義展開と受講者目線でわかりやすい解説が高く評価されている。英語でのIT研修実績も豊富。
IT研修・DX人材育成についてのご相談
IT人材育成に精通したコンサルタントに無料でさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。
- 人材育成計画を立てるために人材育成の事例などをとりあえず聞きたい
- 助成金の使い方や、支給額のシミュレーションを知りたい
- 自社の業務や受講者のレベルにあったカリキュラムを提案してほしい