「Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア」を提供開始
Python試験受験者およそ3割占めるJava開発者のPython学習を応援

2024.1.24

IT・DX人材育成のための法人研修サービスを提供するインターネット・アカデミー(本社:東京都新宿区、代表取締役:西 洸人)は、新しい研修カリキュラムとしてJavaエンジニアを対象とした「Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア」を1月24日より受付を開始することを発表いたしました。 本コースは、Pythonエンジニアとして"ここまで抑えておくべき"を問う試験「Python 3 エンジニア認定実践試験」に対応した研修プログラムになります。

「Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア」を提供開始

「Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア」実施の背景

AIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Web等で中心的に使われているPythonは、現在、社会人エンジニア、学生エンジニアで一番利用されているプログラミング言語となりました。Pythonエンジニア育成推進協会の調査によるとPython試験受験者の出身言語の28.1%がJavaであり、多くのJavaエンジニアがPythonを学習し、Python試験を受験していることがわかります。

Python試験とデータ分析試験を運営する一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事の吉政忠志氏は「大変多くのJavaエンジニアの方がPythonを学習されており、素晴らしい事と考えています。一方でPythonにはプログラミング作法である「Pythonic」や「PythonZen」というものがあり、それを学ばずにPythonを学んでしまい、Pythonらしくない書き方をしてしまうケースが散見されています。それによりPythonの強みであるコードの保守性が損なわれたり、コードの品質にも関わることもあるため、プログラミング作法である「Pythonic」や「PythonZen」を学び、Pythonらしくコーディングができるようになってほしい。」と述べられています。
当社はこのコメントに賛同しており、Pythonの研修シーンを通じて同じように感じています。

そこで、当社はJavaエンジニアがPythonの作法である「Pythonic」や「PythonZen」とJavaエンジニアがつばづきやすいポイントを解説したうえで、プログラミング実務で使用する重要な仕様やライブラリーの使い方を習得できる研修コース「Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア」を開催するに至りました。

講座概要

  • 講座名:Pythonプロフェッショナル研修 for Javaエンジニア
  • 対象:JavaエンジニアでPythonを実践レベルでコーディングできることを目指す方・人材を育成されたい方
  • 時間数:日程:20時間 (5時間×4日間程度※)

※カリキュラム内容や時間数のカスタマイズができますので、お気軽にご相談ください。
※開催日程は貴社のご要望をお伺いしご提案いたします。

受講前提
  • インターネット・アカデミーが提供する「Pythonプログラミング研修」を受講された方やPython 3エンジニア認定基礎試験同等の知識を有することが望ましい。
受講料金
  • 参考例として10名様一括受講の場合お一人様あたり150,000円(税別)となります。
    ご予算にあわせてのご提案もできますので、お気軽にお問い合わせください。
対応試験
  • Python 3 エンジニア認定実践試験、PEP8 & PythonZen検定(Pythonのお作法検定試験)
到達目標
  • Pythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方をマスターする
カリキュラム
項目内容
学習をはじめる前に
  • Pythonの特長
  • JavaエンジニアがPython学習でつまずくポイント
Pythonの環境
  • 環境設定の概要
  • Pythonのパッケージ管理
  • 仮想環境の作成
Pythonコーディング規約
  • Pythonイディオム集 PythonZen
  • スタイルガイド PEP8とは
  • 静的コード解析ツール Flake8とは
  • ソースコード整形 Blackとは
Pythonの言語仕様
  • 例外処理
  • with文
  • 関数の引数
  • アンパック
  • 内包表記
  • ジェネレーター式
  • ジェネレーター
  • デコレーター
Pythonのクラス
  • class構文
  • 属性とメソッド
  • 継承
  • dataclass
  • オブジェクト関連関数
タイプヒント
  • タイプヒントとは
  • タイプヒントの活用例
  • 静的タイプチェック
テキストの処理
  • 文字列操作
  • フォーマット
  • 正規表現
  • Unicodeデータベースへのアクセス
日付と時刻の処理
  • 日付を扱う
  • 時刻を扱う
  • IANAタイムゾーンデータベースを扱う
  • datetimeの強力な拡張モジュール
データ型とアルゴリズム
  • ソート
  • コンテナ型
  • 二分法アルゴリズム
  • 列挙型による定数の定義
  • データを読みやすい形式で出力する―pprint
  • イテレーターの組み合わせによる処理の組み立て
  • ミュータブルなオブジェクトをコピー
汎用OS・ランタイムサービス
  • OSの機能を利用する
  • ストリームを扱う
  • インタープリターに関わる情報の取得と操作
  • コマンドラインオプションと引数
ファイルとディレクトリへのアクセス
  • ファイルパス操作を直感的に行う
  • 一時的なファイルやディレクトリを生成
  • 高レベルなファイル操作
  • gzip圧縮ファイルを扱う
  • tarファイルを扱う
  • Pythonオブジェクトをシリアライズする
特定のデータフォーマットを扱う
  • CSVファイルを扱う
  • JSONを扱う
  • INIファイルを扱う
  • YAMLを扱う
  • Excelを扱う
  • 画像を扱う
インターネット上のデータを扱う
  • URLをパースする
  • URLを開く
  • ヒューマンフレンドリーなHTTPクライアント
  • Base16,Base64などへのエンコード
  • 電子メールのデータ処理
テスト
  • 対話的な実行例をテスト
  • ユニットテストフレームワークを利用する
  • モックを利用してユニットテストを行う
  • 高度なユニットテスト機能を利用する
  • ドキュメント生成とオンラインヘルプシステム
デバッグ
  • 対話的なデバッグを行う
  • コンテナ型
  • コードの実行時間を計測
  • スタックトレースを扱う
  • ログを出力する
暗号関連
  • 安全な乱数を生成する
  • ハッシュ値を生成する
  • 暗号化ライブラリ

プレスリリースファイル

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