生涯年収を増やすには手に職が着いて未経験求人が多いPythonエンジニアになることかも
執筆者:吉政創成株式会社 代表取締役 吉政忠志

※本記事は吉政創成株式会社「Python学習とキャリアアップ」より寄稿されたコラムとなります。
テレビCMで「どうやったらお金のある生活になるんですか~♪」というのをよく目にするようになりました。1月31日の日経新聞にも政府の物価上昇を上回る所得上昇計画が1面に出ていました。コロナ禍、物価高で所得をあげたい人が多くなりました。一方で物価が上がり続ければ、年金生活者はさらに厳しくなるため、本当にお金がなくて困るのは老後なのかもしれません。
皆さんの年金受給金額は計算できるので計算していて、そこから家賃光熱費を引いて、残った金額で生活することを想像してみてください。驚愕な結果になる人もいると思うのです。
諸先輩方を見ていると、働きたくても仕事がない人が多いようです。つまり、手に職があって、月額数万円でも稼げる力が必要なのではないか思います。
この数万円は老後貴重な金額になるのは間違いないですが、今でも数万円あったらNISAに入れてもいいですし、何か自分への投資に使ってもいいですよね。数万円は今も貴重であり、重要です。
そうなると、手に職をつけようという話になりますが、お勧めはITエンジニアです。ITエンジニアは一朝一夕には稼げるレベルにはなりません。しかし、マスターできれば、もとでゼロ円でも起業がしやすいですし、今も普通の性格で社会人常識があれば、仕事に困ることはありません。
他業界からの転職組も多いです。今から学ぶなら間違いなくPythonです。理由は以下の通りです。
- 仕事が多い(最も普及している言語、もっとも使われている言語で2冠 日経クロステック調査 2023年12月)
- 道のりは長いですが、AIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Webなどの分野に強く、仕事の選択肢が広い
- 覚えやすい(米国ではPythonから入る人も多く、日本でも学生が一番学んでいる言語に選ばれました)
先輩エンジニアによって、最初に学ぶべき言語はいろいろなことを言われますが、統計でみると上記の通りです。ちなみに、未経験者に学ばせたい言語も当然一位になっています。興味がある方はいろいろ検索してみてください。
Python試験のページに最新のデータがまとまっていますので、そちらを見てもデータソースを見ることができます。
そして、プログラミング学習は最初にスクールに通うのが一番効率的で変な癖がつかなくてよいです。「俺、独学だったよ。」という先輩もいます。それができる人はそれでもいいですが、プログラミング言語には「お作法」があり、文法とは別に「らしく書く」ことが求められています。これができないと、トラブルが起こりやすいですし、読みにくいコードを書いてしまうことになります。Pythonのお作法は「Pythonic」と「PythonZen」です。
最初はやはり基本もしっかり学んだほうが良いのでスクールでの学習をお勧めします。
このコラムを掲載いただいているインターネット・アカデミーはPython認定スクールとしても評価が高い学校としても知られています。興味がある方は以下の講座をぜひご覧の上、ご受講ください。
PythonはAIや機械学習、ビッグデータやデータ分析、各種自動化、Webで高いシェアを持っています。この分野は数十年に渡って拡大を続けていく市場です。学んでおいて損はないと思いますよ。
吉政創成株式会社 代表取締役 吉政忠志
マーケティング歴25年。ノベル、SAP、ターボリナックス、インフォテリアであーけティング管理職を経験し、2010年に国内初のマーケティングアウトソーシング専門会社である吉政創成株式会社を創業。Linux、XML、PHP、Ruby on Rails、Python、ウェブセキュリティ、KUSANAGI、IPv6の検定試験を立ち上げる。過去にはIPAの専門委員や文部科学省のXML教育推進委員も歴任。
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