三愛オブリがGASの知識をマンツーマン研修で短期取得
研修内容を社内で共有しシステム担当の標準知識へ

三愛オブリ株式会社
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三愛オブリ株式会社 情報システム部
ご担当者様

東証プライム上場企業である三愛オブリ株式会社は1952年創業。羽田空港の給油事業に始まり、航空燃料給油施設の維持・管理、航空機への給油に携わってきた。事業を石油事業、LPガス、化学品、天然ガス、潤滑油販売と様々な領域に拡大し、エネルギーの安全安定供給に努めている。経営理念は創業者の市村清が唱えた三愛精神「人を愛し国を愛し勤めを愛す」。コーポレートブランド「Obbli」(オブリ)は、ラテン語の結び付けるという意味から創った言葉で、人々や社会とのつながりを大切にし、深めていくという思いが込められている。

研修データ

研修内容
GAS研修(eラーニング、マンツーマン)
受講者
システム担当者による個人受講
研修の目的
外部協力会社との連携システムで使われているGASの基本をマスターし、システムの保守や改善に対応できる知識を身に付ける
課題
  • 前任者が独学でGoogleAppsScript(GAS)を学び、制作したシステムが使われていたが、前任者の異動でGASに詳しい人がいなくなってしまった。
解決策
  • 新担当者がGASを研修で学び、システム管理をできる程度の知識を身につける。
成果
  • 基礎知識を身につけるだけでなく、マンツーマン講義を通してシステム上の疑問点も確認できた。

三愛オブリ株式会社はエネルギーの卸売が主要業務で、配送業者との連携にGASを使ったシステムを活用していた。しかし担当者が独自でGASを学習して作った仕組みだったため、担当者が異動すると、GASに詳しく、システムを分かる社員がいなくなってしまった。情報システム部では新担当者がGASの基礎知識を身につけるためにインターネット・アカデミーへGASの研修を依頼。研修の感想や今後社内にどのように知識を共有していくかなどについて、担当者に伺った。

研修実施の経緯
GASを独学してシステム連携した前任者が異動
仕組み理解のため基礎を身につける必要があった

三愛オブリ株式会社

― 業務内容を教えてください。

当社は石油やガスなど燃料系の卸売が主要事業です。当社は事業部制をとっていまして、私はLPガス事業とカスタマーセンターの受発注のシステムを担当しています。それぞれのメインシステムやワークフロー系のシステムなどを任されています。

― 研修実施前に課題としていたことを教えてください。

昨年に全社的なシステム移行があり、カスタマーセンターの受発注システムも新システムへ移行しました。それに伴い、Googleスプレッドシートで新システムとの連携にGoogleAppsScript(GAS)を使って、配送業者との連携や手配を管理するようになりました。この仕組みは当時の担当者が独自にGASを勉強して作ったのですが、その担当者が異動になりました。このシステムの担当者は一人だったので、システムを分かる人がいないという状況になり、GASの研修を検討しました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
GoogleAppsScriptを基礎から学び
独自課題のマンツーマン講義で実践力鍛える

三愛オブリ株式会社
GAS(GoogleAppsScript)研修の一部

― 研修を実施するにあたって条件としていたことを教えてください。

GASの基本をマスターすることです。協力会社に依頼するにしても最低限の知識は必要です。新しく機能を追加するというとレベルではなく、今回は前任者が作ったGASの仕組みがどのように機能しているかが見えて、トラブルが発生した時に対応できるくらいの知識やスキルを身につけたいと考えていました。

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

GASについて基礎から学んで実践力を身に付けられるという研修があまり実施されておらず、インターネット・アカデミーが自然と選択肢になりました。GASについて全く知らない状況だったので、まずはeラーニングで共通の内容である基礎を学習し、その後に講師の方とマンツーマンで授業を行うスケジュールにしました。eラーニングを使える期間が半年と復習する時間も十分にあることや、マンツーマン研修は臨機応変に課題を設定できることが理由です。

研修の成果と今後
システムの気になる部分を講師と一緒にチェック
研修で得た内容を社内で共有して全体の知識を底上げ

三愛オブリ株式会社

― 研修の感想をお聞かせください。

マンツーマン研修は2回受けました。1回目は、主要な部分を中心にeラーニングで繰り返し学習してから臨みましたが、それでも理解しきれていない部分がありました。しかし講師の方が臨機応変に内容を調整してくれたので理解を深められたと思います。その時、2回目の受講前に予習しておくと分かりやすくなる部分なども教えていただきました。そのおかげもあり、2回目はより効率的に知識の定着ができたと思います。

マンツーマン研修では課題を自由に設定できるので、前担当者が作ったシステムも課題にしました。分からない記述があって見ていただきましたが、一人で考えているだけでは分からなかったことでも、一緒に見ていただくことで分かってくる部分があります。おかげさまで変数が多くて複雑に見えている部分も基本的な作りになっているということや、記述の上では問題無いことなどを確認できました。当初の目標としていた基礎的な知識や実践的な知識が身につき、トラブルが発生しても対応しやすくなったと思います。

― 情報システム部の人材育成について教えてください。

これまで、情報システム部ではシステムごとに担当者を決めて見ていくというやり方で、システムを管理してきました。しかしそれでは属人的になる部分もあり、今後は一定期間で担当を変更するローテーションの方式での管理も考えています。そのためには、どのシステムを担当しても対応できるように、情報システム部の全員の全てのスキルや知識を一定以上にすることが必要です。GASについても今回受講した内容を社内に共有して、全員に研修を受けたのと同じくらいの知識を持っていただく予定です。一方で同僚からも受講した研修内容を共有していただくことで、標準化を進めていきます。

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