ほっともっと・やよい軒の"味"を支えるエムエスエフが
自社専用セキュリティ研修で会社全体の情報管理意識を向上
![株式会社エムエスエフ](images/case146_main.jpg)
株式会社エムエスエフ 管理本部 副本部長 様
![](images/case146_thumb.jpg)
株式会社エムエスエフは、持ち帰り弁当の「ほっともっと」、定食レストラン「やよい軒」、しゃぶしゃぶと飲茶の「MKレストラン」を運営する株式会社プレナスのグループ会社である。各ブランドが使用する調味料等の開発のほか、食品メーカー、専門小売店、生協などのOEM商品の開発、製造、販売などを行っている。自社ブランドの調味料「ステーキスパイス」はモンドセレクションの金賞を過去4度受賞している。
研修データ
- 研修内容
- 自社専用セキュリティポリシーに基づいたオリジナル情報セキュリティ研修
- 受講者
- 全社員
(集合研修+アーカイブ動画での受講者) - 研修の目的
- 当事者意識を持って、ウイルス感染や機密情報管理への意識を高められるようにする
- 課題
-
- 自社独自のセキュリティポリシーを策定したが、当事者意識という点で全社員のセキュリティ意識にばらつきがあった。
- 解決策
-
- 自社のセキュリティポリシーを用いて、同業者の事例を扱ったオリジナルのセキュリティ研修を依頼
- 福岡本社だけでなく各地の拠点にいる社員も受けられるように、集合研修に加え後日アーカイブ受講を可能とした
- 成果
-
- セキュリティの重要性を、全社員が他人事ではなく自分事として捉えられるようになった。
株式会社エムエスエフでは自社独自のセキュリティポリシーを策定し、セキュリティ意識向上のために各部署で読み合わせなどを行っていたが、セキュリティに対する当事者意識に個人差があることが課題だった。そこで、独自のセキュリティポリシーに沿って、当事者意識を高められるようなセキュリティ研修をインターネット・アカデミーへ依頼。研修の感想や今後の育成への考えなどを担当者へ伺った。
研修実施の経緯
独自のセキュリティポリシーを策定するも
当事者意識に個人差があった
![IT研修実績 株式会社エムエスエフ](images/case146_pic01.jpg)
― 管理本部の業務内容について教えてください
私たち管理本部は福岡県の本社にあり、総務部や経理部があります。総務部では、人事、労務、法務、庶務などとともにシステム関係業務も行っています。
― どのようなことを課題に感じていたのでしょうか
当社では、独自のセキュリティポリシーを策定しています。さらに、セキュリティに対する認識を社内で高めるため、部署ごとに分かれて読み合わせを行うなど工夫していました。しかし結果として、当事者意識の高さには個人差があり、会社全体としてはセキュリティの重要性に対する認知が十分に浸透できていないことが課題だと私たち管理本部は感じていました。
そこで、当事者として情報セキュリティへの認識を高めるためには、私たちの同業種で発生したインシデント事例を踏まえた研修をプロの視点から行っていただくことが最善だと考えました。他人事ではなく当事者として、セキュリティの重要性への認識を高められるような研修ができる委託先を探しました。
インターネット・アカデミーを選んだ理由
自社のセキュリティポリシーを踏まえた内容かつ
福岡県にある本社での集合研修+アーカイブ配信への柔軟な対応
![IT研修実績 株式会社エムエスエフ](images/case146_pic02.jpg)
― インターネット・アカデミーを研修先に選んだ理由を教えてください
複数社を比較した中で、当社のセキュリティポリシーを踏まえたオリジナル情報セキュリティ研修を実施していただけると感じたのがインターネット・アカデミーでした。
また今回は会社全体でセキュリティ意識を高めたかったので、福岡県にある本社で全社員を対象にした対面での研修が大前提でした。当社の生産拠点は日本全国に3カ所ありますので、本社に足を運べない社員にはアーカイブ配信ができることも大切な条件でしたが、インターネット・アカデミーはそれらをすべて対応できますと仰ってくださったことが、決め手となりました。
予算内での効率的な研修から、実務に沿った研修まで
インターネット・アカデミーのオーダーメイド研修
研修の成果と今後
小さなセキュリティリスクに気づく力がついた
次は売上増に対応した業務効率化を実現したい
![IT研修実績 株式会社エムエスエフ](images/case146_pic03.jpg)
―研修を終えての感想や研修後の変化について教えてください
受講後に出席者へ意見を伺ったところ、分かりやすかったといった意見が多く聞かれました。研修の内容は当社のセキュリティポリシーを反映して作っていただいたので、資料、講義ともに受講者が自分事として捉えやすかったのではと思います。
今回の研修の目的は、ウィルス感染や機密情報管理の意識を高めるということでしたが、研修後、以前は気にしていなかったであろう些細なリスクであっても、おかしいと思った時点で報告が来るようになり、セキュリティに対する意識が深まったと実感しています。
― 今後の目標を教えてください
今後は今回学んだセキュリティの知識を前提として、個々のPC作業効率化をはかり、会社全体としてITリテラシーの底上げをしていきます。売上増加に伴い業務量も増えるなか、PC作業などを中心にミスなく効率的な業務を行えるような人材の育成を行っていきたいです。
受講生のコメントの一部
- 具体例を交えながらの講義がとてもわかりやすく、資料の情報量も適切で非常に勉強になりました。質疑応答でのご回答も、今後の生活に大いに活かせる内容でした。
- あまり気にせず他人事としてとらえていたが、いつ自社や自分が被害にあってもおかしくない環境下にさらされているという考えが強まった。研修でも実際に起きた流失事例を具体的に説明していただき、気をつける点などについて再確認できる良い機会となった。
- 会社としてセキュリティ対策を施していても、全てを防ぐのは困難で、システム担当者へまかせるだけでなく、社員全員で向き合っていくことが必要だと感じました。
- 資料も図と連動し可視化されており、わかりやすかったです。甘く考えている部分もあったので、再度認識を改めようと思いました。
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