創刊126年のジャパンタイムズが
バイリンガルの情報セキュリティ研修を実施
株式会社ニューズ・ツー・ユー ホールディングス 情報システム部ご担当者様
株式会社ニューズ・ツー・ユーホールディングスは、メディアを中核としたニューズ・ツー・ユーグループを統括し、ジャパンタイムズなどを通じて日本の現状と世界の動向を日々発信している。「Continuing to deliver "reliable" information」というミッションを掲げ、日本と世界の相互理解を推進することで、よりよい世界の実現に貢献する。グループの戦略立案・統治ならびにそれらに付帯する業務やESGの推進も行っている。
研修データ
- 研修内容
- 若手・中堅社員向け情報セキュリティ研修
- 受講者
- 若手・中堅社員
- 研修の目的
- 社員のセキュリティ意識とITリテラシーを向上させる
- 課題
- ITリテラシーと情報セキュリティに対する意識の引き上げが急務
- 解決策
- インターネット・アカデミーに情報セキュリティ研修を依頼
- 成果
-
- 情報セキュリティの重要性を認知できた
- 社員のセキュリティ意識が向上した
新型コロナウイルスの蔓延でリモートワークの導入が進む中、メディアとして取扱いに細心の注意を払わねばならない情報を日々取り扱うため、社員の情報セキュリティ意識の引き上げを急務に感じていた。そんな中、バイリンガルでの研修を提供でき、さらに内容のカスタマイズも可能であることから、インターネット・アカデミーに情報セキュリティの研修を依頼。情報システム部の永野様に、研修に至った経緯と研修の成果について伺った。
研修実施の経緯
ITリテラシーと情報セキュリティの意識を引き上げる
― ご担当者様の業務内容をお聞かせください。
主に、社内のネットワーク管理やデジタル業務環境の整備を行っています。また、情報セキュリティ施策の打ち出しなども担当しています。
― 今回はどのような経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。
社員の大半が記者や編集者といった非技術職のため、ITリテラシーの向上が必要だったことに加え、昨今のサイバー攻撃など情勢を踏まえて、情報セキュリティ全般に対する意識の底上げも急務に感じていました。さらに、新聞や書籍の発行という業務を担っているために業務の閑散期が無いこともあり、現状を改善できる施策がなかなか打ち出せませんでした。
そんな中、新型コロナウイルス蔓延の影響でリモートワークの導入が進み、それを受けてネットワークの安全性とサーバーのセキュリティを改めて強化することになりました。情報システム部内で立ち上がった大きな3つの目標の1つとして制定されたものが、「安心安全なデジタル業務環境の整備」という、社内のデジタル業務環境をセキュアなものにしていこうという目標です。この決定を機に、セキュリティ研修を外部へ委託することに決めました。IT研修を実施するのは今回が初の試みです。
インターネット・アカデミーを選んだ理由
バイリンガル研修とカスタマイズの要望にマッチした
唯一の研修機関
― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。
研修先を選ぶ際には、日本語に加え、英語での実施が可能なことと、初歩的な内容から管理者向けの内容まで様々なコースに対応できることの2点を基準としていました。インターネット・アカデミーは、日英バイリンガルでの研修に対応いただけることに加え、内容のカスタマイズもできる唯一の研修機関だったため、魅力を感じ、研修を依頼することに決めました。部内で打ち合わせをした際、満場一致でインターネット・アカデミーに決定したことが印象に残っています。
―研修にはどのようなことを期待していましたか。
今回は、受講者の情報セキュリティに関する意識の向上に期待していました。社員の中でもとりわけ記者は、取扱いに気を付けるべき情報を日々社外で取り扱っているため、情報セキュリティの重要性を細部まで理解している必要があります。
研修内容を身につけて実際の業務に役立ててほしいという思いもありますが、まずはその前段階として、セキュリティの意識付けのきっかけになってほしいという思いを強く持っていました。
研修の成果と今後
安全に情報をやり取りするための
情報セキュリティの重要性を学ぶことができた
― 実感されている研修の効果について教えてください。
研修内容は事前に聞いていた内容と差異無く、期待通りの内容を実施していただけました。受講者からは、「日英両方での説明がとてもスムーズだった」「講師の声が聞きやすく、資料も整理されていてわかりやすかった」など、研修に対する満足の声が多く届いています。
-
受講生のコメントはこちら
― 受講された社員の方の将来への期待をお聞かせください。
今回の研修は、情報セキュリティの重要性について意識を向けられる良いきっかけになったと思います。社内では安全なネットワーク環境を提供できますが、社外での安全性は社員自身の意識に依るところが大きいため、受講者にはその意識を持ってもらいたいです。研修で培った知識を活かし、情報の取り扱いやネットワークの安全性に対する気の配り方を常に意識して業務に取り組めるようになることを期待しています。
受講生のコメントの一部
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個人で意識して情報収集しない限り、仕事上で注意すべきセキュリティについて学んだり自分の把握度合いを知る機会がなかったので、基本的なことを整理した形で説明していただける研修に参加できてよかった。
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だまそうとする側の意図を想像することが防御のヒントになる、と考えたことがなかったのでなるほど、と思いました。
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内容は基礎的な部分だったが、研修という形で社員全員に共有できるのはとても有意義に感じた。実際に起った判例ケースの紹介はとても参考になった。
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「便利さとセキュリティはトレードオフになりがちです」という言葉が印象に残りました。またウィルス感染などは完璧に防げるソフトはないということで、自身でも気をつけつつ、常に最新情報を得ることが大切だと気づきました。
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持っている知識の再確認ができたのでよかったです。パスワードの定期的な変更は、変えるよう案内がくるサービスもあるため最適な対応と思っていましたが、使用中のパスワードを再確認の上、今後は対応タイミングに気をつけたいと思います。
※一部抜粋
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