群馬の大手総合セキュリティサービス企業
幹部含む役職者別DX/ITリテラシー研修を導入
株式会社シムックス 管理本部人事部 部長 河野通治様 担当 平野優太様
群馬県に本拠地を置くシムックスは、「社会の繁栄の礎を築き、次世代に伝承する」ことを理念とし、総合セキュリティサービスを約50年に渡り提供してきた。「お客様や地域の皆様に、安心と安全をお届けすること」を使命と考え、警備業をはじめ、人材、総合ビル管理、鳥獣被害対策などのさまざまな事業を展開している。歴史に裏付けられた信頼の高さを武器に、顧客に寄り添いながらサービスを提供できることが強み。
研修データ
- 研修内容
- 役職別ITリテラシー/DX研修(4回に分けて開催)
- 受講対象
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1)部長・支社長
2)課長・所長
3)指令・担当
4)事務員 - 研修の目的
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・各役職がITに関する一般知識を身につける
・ITの意識付けを全社に広げる
- 課題
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- 全社的なITリテラシー不足
- 解決策
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- インターネット・アカデミーに役職別ITリテラシー/DX研修を依頼
- 成果
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- ITに対する意識付けを全社員に広げられた
- 社員がDX化の必要性を認識できた
社内のIT/DX化の推進が急務である中、シムックスは全社的なITリテラシー不足を課題に感じていたという。業務や事業のIT化を進めていくためには人材育成が鍵を握ると考え、DXの基礎知識や、ITリテラシーを身につけるための研修実施を決定。管理職から事務員までの役職ごとに研修の開催を4回に分け、必要な知識を学ぶ機会を設けた。今回は、人事部部長の伊藤様、担当の平野様に、インターネット・アカデミーに研修を依頼した経緯や、人材育成にかける想いを伺った。
研修実施の経緯
IT化推進のためには人材育成が不可欠
― 伊藤様の業務内容と、研修を受講された方々についてお聞かせください。
私は、人事制度の設計・運用、人材の採用・育成等、人事管理に関する業務を統括することを職務としています。人事部長として経営方針に沿った人事戦略を策定・遂行するなど、会社を活性化させるためのさまざまな業務を執り行っています。 今回は、会社代表をはじめ、管理本部と各事業を統括する役員、部支社長、そして各事業所を運営する課所長、指令・担当、事務員をそれぞれ対象にし、研修を実施していただきました。
― 今回はどのような経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。
以前から、全社的なITリテラシー不足を課題に感じていました。業務や事業のIT化を進めるためには、PCはもちろん、ITを活用するために知識やスキルが必要です。さらに、さまざまなデジタルツールやアプリケーション、テクノロジーなどを活用するための能力と理解も欠かせません。そうした必要不可欠なスキルを、担当業務や役職ごとに理解し、IT化を推進していくためにも、IT人材の育成が重要だと考え、研修を実施することに決めました。
インターネット・アカデミーを選んだ理由と研修の感想
講義の分かりやすさに信頼感
― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。
インターネット・アカデミーは、ITやDXにおける基礎的内容を広く扱った研修プログラムを非常に分かりやすく講義されているという印象がありました。インターネットの可能性や、既に実用化され、サービスとして提供されているデジタル技術の説明などを具体的に交えて解説してくださるだろうと感じられたことも決め手となり、インターネット・アカデミーに研修を依頼しました。
― 実際に研修を実施してみていかがでしたか。
研修の目的は、各部門の社員の知識を深め、視野を広げるということにありましたが、研修後さっそく「既存警備の実務や対応手順などをデータ化し、新規警備の計画などを自動で組み立てられるようにしたい」といった案や、「知識を少しでも多く習得し、デジタライゼーションを進めていきたい」という声が、受講したメンバーから聞こえてきています。インターネット・アカデミーの研修を経て、受講者が業務のデジタル化を具体的な目標として捉えることができるようになっていることを実感できました。
研修の効果と今後
社員がDX促進に意欲的に
― 今後実施を検討している研修内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
今回の研修は、社員にDX推進の必要性を認識してもらう良いきっかけになったと思います。必要性を理解できたからこそ、今後具体的にどう動いていくべきかという部分まで学べる環境を作る必要があると認識できました。さらに、社員からは、IT/DX研修を継続して実施してほしいという多くの要望がありました。
次回は、今回の研修で内容を理解できたメンバーに対し、学んだことを実務に生かしたり、ツールを使いこなすことができるようになるための研修を計画しています。インターネット・アカデミーと相談しながら、次回の研修も計画を進めていきたいです。
― 今後の人材育成にかける想いについて教えてください。
人財育成は未来への投資と考え、当社では「次の人を育てる」という経営哲学を掲げています。社会の成長に欠かせない人財の育成を担うことも私たちの使命です。会社と生まれ育った社会がより良くなるよう、私たちは努力を続けていく所存です。人は学びや経験により、思考や振る舞いが変わり、能力と価値が向上していきます。だからこそ、人財を育成し、その人財が社会の繁栄の礎になるような仕事を担うことで、素晴らしい人間社会の創出に貢献したいと願っています。
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