ダイドードリンコのIT人材育成戦略
「まずは新入社員から育成を」その狙いとは

IT研修実績 ダイドードリンコ株式会社
ダイドードリンコ株式会社
ダイドードリンコ株式会社

ダイドードリンコ株式会社 取締役 執行役員 人事総務本部長 濱中昭一 様
人事総務部 人事グループ 渡邉彩 様 ※写真向かって左より濱中様、渡邉様

ダイドードリンコは、1975年創業の老舗清涼飲料販売メーカーである。同社は、「こころとからだに、おいしいものを。」をスローガンに、自社独自のユニークな製品や自動販売機の開発・設置などを行う。近年では、日本の高齢化社会に対応すべく、健康サプリメントの開発・販売を行い、創業当時から変わらず、人々の健康を考えた製品づくりに取り組んでいる。

研修データ

研修内容
営業の企画・集客・広報に繋がる!
新卒向けデジタル人材育成研修(5時間×32日)
受講者の人数
新入社員19名
研修の目的
新卒社員のITリテラシーの向上
課題
  • 新型コロナウイルスの流行によって、IT・デジタル化需要が増す一方、ITを戦略的に使いこなせる人財が少ない
  • 社内でIT教育のノウハウがない
解決策
  • ITリテラシー、Webマーケティング、Web制作、プロジェクトマネジメントの研修を実施
  • 研修後、社長・役員クラスの既存社員へプレゼンを実施
効果
  • 研修の最終成果を社長・役員に対してプレゼンし、実現可能な新規ビジネス案が生まれた
  • 新入社員ごとに違ったITスキルレベルが統一化された
  • 今後、研修を受けた新入社員から、徐々に既存社員に向けてITスキルの浸透を測っていくことを期待

ダイドードリンコでは、デジタル・ITを活用したビジネスや働き方を推進する動きが社内で加速している。今回研修をご依頼いただいた人事総務本部長の濱中様と新入社員研修担当の渡邉様は、ニューノーマル時代を生き抜くための重要課題としてデジタル人材の育成を重視している。インターネット・アカデミーの研修を依頼した経緯と、会社の今後のビジョンについて、お二方に話を伺った。

研修実施の経緯
新型コロナウィルスの流行を機にIT人材育成に注力することを決意

新型コロナウィルスの流行を機にIT人材育成に注力することを決意

― はじめに、御社の事業内容を教えていただけますでしょうか。

濱中様
濱中様

ダイドードリンコは、主に清涼飲料の販売事業を行っています。自動販売機は全国に約27万台設置しており、そのシェアは業界内でも有数の老舗飲料メーカーです。2020年には、鬼滅の刃とコラボした缶コーヒーの商品が大ヒットしました。また近年は、清涼飲料の海外販路の開拓やヘルスケア部門にも力を入れています。高齢化社会や新型コロナウィルス感染拡大といった世の中の状況も踏まえると、今後これらの部門は、さらに発展していくと考えています。

― 今回はどのような経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。

濱中様
濱中様

IT研修実施のきっかけは、新型コロナウィルスの流行でした。2020年に最初の緊急事態宣言が発出されたことで、人流削減やテレワーク推奨の動きが加速し、オフィスなどに設置していた自動販売機からの売上が低迷しました。また、弊社内でも在宅勤務者の割合が増えたことで、営業手法としても従来のアナログ営業からデジタル営業に変わらなければいけないという意識が徐々に芽生えていきました。そうした状況の中、市場競争で勝ち残っていくためには、社員のITスキルは不可欠だと感じたので、ITリテラシー教育や人材育成研修に力をいれたいと思いました。

渡邉様
渡邉様

今後の社員教育の方針について濱中と話し合い、まずは新入社員研修から外部研修を依頼することにしました。どの企業にお願いするかインターネットで検索をしていたところ、インターネット・アカデミーのIT法人研修のWebサイトがヒットしました。そして、Webサイト上に書かれていた「研修内容を自由にカスタマイズできる」という言葉が大変魅力的だったので、お話を伺うことにしました。

ITリテラシー研修について

インターネット・アカデミーを選んだ理由
研修内容をカスタマイズして、ともに人材育成を親身に考えてくれる

研修内容をカスタマイズして、ともに人材育成を親身に考えてくれる

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

濱中様
濱中様

研修依頼の決め手は、柔軟に研修のカリキュラムを組めることと、インターネット・アカデミーのスタッフの方が、親身に話を聞いてくださった点にあります。弊社が成し遂げたいと思う人材育成に共感し、ともに社員の人材育成を考えてくれる事業者を探していたので、インターネット・アカデミーこそ最適だと思い、研修をお願いすることにしました。

― インターネット・アカデミーの研修はいかがでしたか。

渡邉様
渡邉様

インターネット・アカデミーの研修を通じて、ITスキルの習得はもちろん、受講した新入社員同士が切磋琢磨する良い関係を築くことができたと考えています。研修講師の方からは、パソコンの細かい操作やWebサイト制作に必要なHTML・CSSまで丁寧に教えていただきました。受講した新入社員たちからは、「競合他社のWebサイトを見て、Webマーケティングの分析に活かせるようになった」と言った声が上がっています。研修が開始したばかりの頃は、同期の中でも既にITリテラシーという観点での得手不得手もありましたが、そういった環境が功を奏して、同期が共に支え合い共に高め合うことの重要性に気づいてもらえる貴重な期間となりました。個人の成長の最大化を図りながら、同期のつながりを強化できたと感じているので、インターネット・アカデミーに最初のIT研修を依頼して非常によかったです。

― 研修の効果はどのように感じていらっしゃいますか。

濱中様
濱中様

インターネット・アカデミーの研修を経て提案された企画プレゼンの中から、実際に活用できるアイデアが生まれ、ビジネスの場で展開していく準備を進めています。弊社では例年、新入社員研修のプログラムの一環として、チーム別にビジネス企画の社内プレゼンをするというプロジェクトを行っています。今年はITスキルを活かした新たなビジネス提案を、複数のチームから聞くことができました。さすがデジタルネイティブ世代だけあって、スキルも内容も予想をはるかに超えました。社長・役員からも「柔軟な発想とスピード感、完成度の高さに驚いた。」という声が多数あがっていました。

研修の効果と今後
デジタルネイティブ世代もベテラン社員も、ITスキル習得を

― 御社のIT人材育成についての今後のお考えを教えてください。

濱中様
濱中様

すべての社員に、これからの時代を生き抜くためのITスキルを身に着けてもらいたいと考えています。業務のオンライン化・デジタル化に伴い、出社が必須だった頃と比べて、すでに効率化ができている部分もあります。しかし、DXがニューノーマル時代を生き抜くための重要課題となっている経営環境の中においては、企業としても、また個人としても競争力を高めるために、ITを戦略的に使いこなすことが必須の要件と考えています。戦略的に使いこなすための基盤となるITスキルを、新入社員だけでなく、全社員が持っている状態にしたいです。

渡邉様
渡邉様

これからは、若手社員が率先してITを駆使し、ビジネスの最適化に努めてほしいです。世間は今の若手社員を「デジタルネイティブ世代」と位置づけています。しかし、彼らはITツールをビジネスの場面で使ってきたというわけではありません。今回のインターネット・アカデミーの研修を通して、新入社員はビジネスに対応できるITスキルを身に着けておくことが必要だと認識を持つことができたはずです。今後、ITスキルを活かしたビジネス展開をすることはもちろん、既存社員が若手社員から刺激を受けて、社内全体のITリテラシーが高まっていくことを期待しています。

― 今後の会社のビジョンについて教えてください。

濱中様
濱中様

若手社員が、自分自身で仕事のやりがいを見出し、楽しんでほしいと思っています。弊社では、仕事に必要なスキルを学ぶ環境や、それを活かせる環境を用意していますが、その制度を使うか使わないかは、社員に委ねています。主体的に行動し、自身のスキルを高めて、仕事のやりがいを見出していってほしいですね。個人の成長が会社の成長につながると信じているので、若手社員に大いに期待しています。最後に、私自身全従業員がITを活用し効率的に仕事ができる環境を整えていきたいと思っています。

デジタルネイティブ世代もベテラン社員も、ITスキル習得を

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