レインボーブリッジ等の実績を持つ橋梁業界のトップ企業が
DX化と現場の業務効率向上に挑む

IT研修実績 株式会社横河ブリッジ
株式会社横河ブリッジ
株式会社横河ブリッジ

株式会社横河ブリッジ生産本部 大阪工場 工務課 主任 木村 公亮 様

横河ブリッジは、「レインボーブリッジ」や「明石海峡大橋」など日本を代表する大型橋梁を多数手がけてきた橋梁のトップメーカーである。橋梁の設計~架設まで一貫して手掛けるのが特長で、他にも高層ビルや駅舎・アリーナなどの構造物や建築物を手掛ける建築事業や精密機器製造事業を行っており、日本のインフラ整備に多大なる貢献をしている。

研修データ

研修内容
IT基礎研修・AIプログラミング研修(オンライン)
受講者の職種・属性
橋梁の生産工程の計画立案・作業効率化を担う大阪工場の若手社員8名
研修の目的
作業工程の自動化、作業効率化を推進するため
課題
  • AIによる自動化、作業効率化が求められるが、部署をまたいだIT活用の連携がうまくできていない
解決策
  • AIを使って何ができるのかを知り、現場に対応した知識を得るためのAI・IT基礎研修をオンラインで実施
効果
  • 研修後、現場で生産性向上につながるツールを導入した
  • 導入したツールを扱えるIT知識のあるマネジメント人材が増えた

橋梁業界のリーディングカンパニーとして、社会のインフラを支え続ける横河ブリッジは2017年に創業110周年を迎えた。今回研修をご依頼いただいた工務課は、橋梁の生産計画の立案を行い、工事が円滑に進むようコントロールする役割を担っている。なぜ橋梁業界のトップ企業がITリテラシー講座とAIプログラミング講座の研修を実施したのか、さらに今後のビジョンについて生産本部大阪工場工務課の木村様に話を伺った。

研修実施の経緯
DX・AI化で属人的だった業務の改善を図る

DX・AI化で属人的だった業務の改善を図る

― はじめに、御社の事業内容を教えていただけますでしょうか。

弊社は、橋梁の設計・製作・架設をはじめ、様々な事業を手掛けています。私の所属部署では橋梁の製作を管理しており、具体的には、製作する上での工程管理や、予算管理をメインに担当しています。

― 今回はどのような経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。

橋梁業界やインフラ業界は職人肌が強く、昔ながらのやり方を踏襲していくという風潮がありました。2020年頃から新型コロナウイルス流行の影響を受け、世間がICT・DX化について言及するようになり、弊社でも作業効率向上のためにDX推進の動きがありました。しかし、いざDX化を検討しようとした際に、最初の一歩をどう踏み出せばよいのか分からない状態でした。踏み込んだシステムの導入などは、専門業者へ委託を考えておりましたが、我々の導入イメージを正確に伝えるための「ITの基礎知識」が不足していることに気が付きました。こうした経緯から、まずITの基礎知識を学べる研修機関はないかと探していたところ、インターネット・アカデミーにたどり着きました。

― どのような業務をDX化しようと考えていらっしゃったのですか。

日常の業務の中で、繰り返し生じている作業の効率化や、生産計画に必須となる予想工数の算出等がDX化のイメージとしてありました。また、個人の経験に頼っている業務が多々あり、これらに対してAI技術を導入することで、定量的判断ができるのではないかと考えました。IT技術を活用することで、作業の効率化と平準化を図る、これこそがDX化で実現したかったことでした。

ITリテラシー研修について DX研修について

インターネット・アカデミーを選んだ理由
充実したサポートとリーズナブルな価格設定

充実したサポートとリーズナブルな価格設定

― インターネット・アカデミーのIT研修はいかがでしたか。

ITリテラシーとAIプログラミングの研修を受講させていただきましたが、AIプログラミング講座は初めて聞く話が多くあり、大変勉強になりました。またこの講座で2人の研修講師にお世話になったのですが、IT技術が日常生活でどのように活用されているのか、お二人とも講義がわかりやすく、丁寧に説明してくださいました。たとえ簡単な話であっても「質問はありますか?」と適宜聞いてくださったので、小さなことでもしっかり確認しながら学習を進められたのが非常に良かったです。受講者に歩幅を合わせた講義スタイルが、インターネットアカデミーの魅力だと感じました。

― 研修の効果はどのように感じていらっしゃいますか。

研修前は社員がITの基礎知識を学び、用語を少し理解できるレベルになっていれば十分だと考えていました。しかし研修後は、当初の予想をはるかに超えて、社員たちがIT技術を活用し社内の業務効率を向上させるアイデアを提案してくれるようになったのです。最近でいうと、オンラインのコミュニケーションツールを利用して、他部署にも情報共有ができる仕組みを作る動きが社内で広がっています。このようにインターネット・アカデミーの研修を受講したことで、社員の意識が変わりIT技術の活用が進みました。今回の研修は、会社の更なる飛躍のための良い刺激になったと実感しています。

研修の効果と今後
創業110年以上のノウハウとITの力で事業拡大

創業110年以上のノウハウとITの力で事業拡大

― IT人材育成や研修の今後についてのプランを教えてください。

次回以降は、幅広い世代の社員向けの研修をお願いしたいです。今回はIT技術に対して苦手意識のない社員に研修を受けてもらいましたが、社内には当然ながらIT技術に対して苦手意識を持つ社員もいます。今回の研修で講師の方々が内容を細かくかみ砕いて、わかりやすく丁寧に教えてくださることが分かったので、他の部署の方にもインターネット・アカデミーの研修を受講してもらいたいと思っています。実際、他部署から研修内容や様子を教えて欲しいという声も上がってきています。

― 御社の今後のビジョンを教えてください。

私たちのような建設業界では、経験から培ったノウハウを持つ社員の存在が欠かせません。その一方で、時勢に乗ってDXを推進するということは、今までIT技術に触れずに働いてきた社員からすると大きな変革の一つであり、困惑する人も少なからずいます。しかし、今回インターネット・アカデミーのIT研修を実施し、基礎的なIT技術を学ばせて頂いたことで、橋梁業界のリーディングカンパニーとしての経験・ノウハウを大切にしながらも、さらに新しい知識や技術を取り入れながらより良い改善を行っていくことが重要だと痛感しました。

横河ブリッジは創業以来長い歴史がありますが、人を大事にするという信条のもと、社員を守り続けてきた会社であり、安心して挑戦できる環境が備わっています。自分たちにしかない創業110年を越える経験・ノウハウをもとに、IT活用を含めた新しい挑戦をし続けることで、更なる事業拡大を目指してまいります。

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