銀行のシステム開発を行ういよぎんコンピュータサービス
事例重視のベンダーマネジメント研修で管理スキル向上

株式会社いよぎんコンピュータサービス
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株式会社いよぎんコンピュータサービス システム部 ご担当者様 研修受講者様

株式会社いよぎんコンピュータサービスは1975年に設立以来、いよぎんグループのシステム会社としてITで愛媛県の金融を支えてきた。現在はいよぎんグループと共に地域の事業をサポートしてきた実績やノウハウを活かし、お客さまのニーズに応じた最適なITソリューションを提供している。「潤いと活力ある地域の明日を創る」といういよぎんグループの企業理念の実現に向け、より先進的で効果的なIT投資をお客さまに安心して行っていただくよう日々ベストをつくしている。

研修データ

研修内容
ベンダーマネジメント実践研修
受講者
プロジェクトのマネジメントを行う社員
研修の目的
外部ベンダーへの業務委託における契約や実務におけるポイントを習得する
課題
  • 案件数が増加して外部ベンダーと協力する必要がある中で、協業によるプロジェクト進行のノウハウが社内で共有されていなかった。
解決策
  • 外部ベンダーとのやり取りをする上での実践的なポイントを学習し、実務へ活かす。
成果
  • 漠然と理解していた部分を明確化できるようになり、新たな気づきもあった。
  • 事前準備や決め事の重要性など学んだ事の実践も始まった。

いよぎんコンピュータサービスは伊予銀行やグループ会社へ向けて、業務システムやアプリケーションの開発を行っている。近年は案件が外のシステム会社へ依頼するほど増加し、ベンダーマネジメントに関する実践的な知識を学ぶ必要が出てきた。現場で役立つベンダーマネジメントの研修を検討してインターネット・アカデミーに依頼。研修実施の理由や感想、受講者たちへの今後の期待などを研修担当者に伺った。

研修実施の経緯
業務案件の増加に対応するため外部委託を検討も
経験が少なくベンダーマネジメントに不安があった

株式会社いよぎんコンピュータサービス

― システム部の業務内容をお聞かせください。

システム部では伊予銀行やグループ会社を中心に、システムの設計開発、運用、導入支援のほか、サーバ基盤(オンプレミス、クラウド)の設計や構築、保守、アプリケーションの開発や保守、ITコンサルタントなど、システムに関わる様々な業務を請け負っています。

― どのような課題があったのでしょうか。

伊予銀行からの開発や更改案件が増加し、案件数に対応するためにも外部会社と協力する必要性が出てきました。しかし外部委託におけるマネジメント経験が社内では少なく、外部ベンダーと協業していくにあたり、契約や実務でのポイントを学び管理スキルを向上させたいと思いました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
実務レベルを向上させるオリジナルカリキュラムの提案
日時や時間、方法なども要望に合わせられる柔軟性

株式会社いよぎんコンピュータサービス
ベンダーマネジメント実践研修の内容の一部

― 今回はどのような研修を検討されていたのでしょうか。

研修の狙いは教科書通りのプロジェクトマネジメントの基礎をインプットするのではなく、外部ベンダーとの協業時に必要なスキルを獲得することでした。具体的なやり取りや経験談を通じて、現場で役立つ知識を得ることを期待しました。納品される成果物の品質のすり合わせを行う上でのポイント、課題対応時のノウハウ、事前に注視すべき内容等、当社の課題に寄り添って実務レベルを向上させる最適なカリキュラムが用意されることを重視していました。

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

外部研修を検討しましたが、ベンダーマネジメントに関する研修の多くは初歩的または画一的な内容で、当社が欲している実践的な内容にマッチしませんでした。

しかし、インターネット・アカデミーからは、進捗管理、品質管理、リスク管理といった部分のスキル向上という当社の目的を満たしたオリジナルカリキュラムを提案してもらいました。内容に加えて、開催日程、研修時間、受講方法なども、当社の要望に近い研修を実現できたというところがポイントになったと思います。

研修の成果と今後
実践的な研修でマネジメントスキルを磨くことに成功
複数のベンダーと進める大型案件も対応できる体制の実現へ

株式会社いよぎんコンピュータサービス

― 研修の感想をお聞かせください。

リモートでの研修だったのでコミュニケーション的なところは懸念していたのですが、講師の一方的なアウトプットではなく、参加者からのアウトプットやメンバー同士の話し合いなど、コミュニケーションの時間を長く設けていただき理解を一層深める事ができました。要望通り実務に即した内容で、振り返りの時間や講師を交えた参加者同士の意見交換が新たな気付きの発見につながったと考えています。

企画フェーズから運用フェーズまでの外部委託におけるマネジメントスキルを体系的に学ぶことにより、役割に関わらずベンダーマネジメントに関するスキルレベルを平準化できたことも大きな収穫です。今までそれほど意識していなくても致命的な問題は発生していませんでした。とはいえ今後外部ベンダーとの協業が拡大する中で漠然とやっていくのはリスクだと感じていたので、RFPの作るポイントや開発フェーズにおける管理の観点を学び、マネジメントの重要性を再認識する機会となりました。

― 受講者に対する将来への期待について教えてください。

外部委託時のプロジェクト管理やベンダーマネジメントに関するスキルや理解が向上していることを実感しています。今後は複数のベンダーと進める大型案件や直委託しないベンダーとのプロジェクトも増えると予想されます。様々なベンダーがいる中で、外部ベンダーとの協業体制を確立させ、これまで以上に多くのプロジェクトを受注できる体制を作っていきます。また、社内でのスキルの共有により、ベンダーマネジメントスキル保持者の拡充を図っていきます。

一方で、今回の研修を経て企画フェーズにおける経験不足に対する課題も浮かび上がり、スキルの強化や経験の積み重ねが必要であると感じています。企画フェーズに携わりたいという希望を持つ受講者もいますので、実際の案件対応を通して経験値を高めてもらえるよう適切な案件配置も実現していきます。

受講生のコメントの一部

  • オンライン研修ではあるが、対話式で進められることができたため理解をより深めることができた。
  • 実際の業務内容をお伝えしながら、都度ご意見や手法をご説明いただけたため、共感できる部分も多く、理解しやすかった。
  • 各章終了の都度、当社の現状を踏まえた振り返りの時間を設けて下さり、参加者同士の意見交換を行えたことで、新たな気付きの発見や課題に対する認識合わせができた。
  • 企画フェーズから運用フェーズまで外部委託する際のマネジメントスキルを学ぶことができ、マネジメントの重要性を再認識することができた。

※一部抜粋

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