三井住友DSアセットマネジメントが開催した販売会社向け研修会で
インターネット・アカデミー講師が生成AI&ChatGPTをレクチャー
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
投信営業第一部
野中邦彦 様
樋口嘉一 様
三井住友DSアセットマネジメント株式会社は、三井住友フィナンシャルグループの傘下企業で、主に投資運用、金融商品取引を行う資産運用会社である。国際水準であり優れた金融商品を数多く提供し、運用資産総額は国内トップクラス。「Quality of Lifeに貢献する最高の資産運用会社へ。」をミッション&ビジョンに掲げ事業を展開している。
研修データ
- 研修内容
- ChatGPTオリジナル研修
- 受講者
- AI関連ファンドを販売する証券会社の営業担当者
- 研修の目的
- ChatGPTに実際に触れることで、生成AIに対する知見を深め、同社が運用するAI関連ファンドの営業に役立てていただく
- 課題
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- 実際に生成AIに触れ、活用する機会がないことで、生成AI技術に対する有用性のイメージがしづらい
- 解決策
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- AI関連ファンドを販売する証券会社の方向け勉強会で、インターネット・アカデミーの講師を招き、ChatGPTや生成AIの最新情報を学び、実際に活用するための研修を実施
- 成果
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- 実際に触れることで、生成AIの知見をより深めることができた。
三井住友DSアセットマネジメント株式会社が注力しているファンドのひとつにAI関連企業に投資するファンドがある。このファンドは、AI(人工知能)の進化、応用により高い成長が期待される企業の株式に投資しているため、商材としてお客様にご紹介するにあたり、AIに対する知見や投資企業のAI技術の有用性は不可欠である。そこで、文章生成AIとして認知度の高いChatGPTや生成AIの勉強会を開催するべく、インターネット・アカデミーへ研修を依頼。その経緯や研修の感想について、お話を伺った。
研修実施の経緯
AI関連ファンドを売るためにはニュース等で得た知識だけでなく
実際に触って生成AIの実力を知ることが必要と感じた
― 今回、ChatGPT研修を開催したきっかけを教えてください。
当社のファンドのひとつにAI関連ファンドがあります。このファンドは、AIの進化や応用により、高い成長が期待される企業の株式に投資するというもので、多くの投資家の方から注目を集めています。一方、証券会社など現場で販売をする方々からは、セールストークをする上で「AIの注目度に対する適切な理解や凄さの実感が持てていない」という課題の声が挙がっていました。
ニュースなどでAI技術が驚異的な速度で進化していたり、ChatGPTをはじめとして生成AIサービスがビジネスの場でも流行していたりといった知識はあっても、いざお客様に向けて話をしようとすると、新聞や雑誌の記事から得た情報だけだと、臨場感を持った話がしづらいものです。セールストークは実感があることが非常に大事ですので、実演を含めた勉強会の開催を企画しました。
― このような勉強会や研修は、頻繁に行っていらっしゃるのでしょうか。
販売会社の方向けに、ファンドに関連した知識を学ぶ勉強会を行うことは頻繁にあります。その場合、基本的には社内の人間が講師を行うことが多いのですが、AI関連ファンドについては、社内でAIに関して専門的な知識を持つ人材がいないため、これまでもAI技術の専門家の方をお招きするなどして開催してました。今回は知識のインプットというよりも、生成AI技術の進歩について実感を持ってほしいと思い、AIの凄さや手軽さを実演できる専門家を招いて生成AIの演習ができる勉強会を企画しました。
インターネット・アカデミーを選んだ理由
金融大手企業の研修実績への安心感と
希望カリキュラムを実現する柔軟さ、コストパフォーマンスの良さが魅力
― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由を教えてください。
依頼先を選ぶにあたって、重視したポイントは3つありました。まずはこの勉強会は販売会 社様に提供するものなので、実績のある企業であることが必須でした。インターネット・アカ デミーは研修実績が豊富なうえ、金融業界の名だたる企業がWebサイトに掲載されていたので安心感がありました。
次に、ChatGPTの良さ、可能性を伝えてていただけることです。ChatGPT講座というと、 ChatGPTで業務効率化を図ることが目的の研修はよく目にするのですが、 今回は生成AIの能力や有用性を学び、ファンドのセールスに活かすことが目的です。一般的なChatGPT講座とは異なる内容なので、そこを臨機応変に対応していただけるということも大きなポイントでした。
そして最後にコスト面です。私たちの希望の研修は、内容の変更や新たな作成を伴うものでした。そうすると費用がかかってしまうことが多いものですが、インターネット・アカデミーは要望を組み入れながらも予算内に収まるように、柔軟に調整をしてくださったので大変助かりました。
― カリキュラムを決める上で、どのような点を重視しましたか。
カリキュラムではアウトプットの部分、実際に手を動かして実感するワークについて様々な要望をお伝えしました。最初に私たちからChatGPTで実際にコードを書くとか、データ分析をしたいといったアイデアをお伝えし、その後にインターネット・アカデミーからご提案いただいて、両社で打ち合わせをしながらアイデアを形にしていくという進め方をしたのですが、かなり柔軟に対応していただいたなと感じています。
インターネット・アカデミーは講師が外部の方ではなく、社内講師だからこそカリキュラムの変更なども柔軟に対応ができると聞いていましたが、本当にその通りでした。
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講師派遣も弊社施設でも可能
インターネット・アカデミーの集合研修
研修の成果と今後
「AIの進化を肌で感じた」狙い通りの研修結果に加え
研修をヒントに自ら生成AIを使ってみてさらなる気づきを得た
― 研修を受講された方の感想はいかがでしたか。
実際に手を動かしながらの実演型の研修だったので、AIの進化を肌で感じることができたという感想をいただきました。
すでに実際に使っているという参加者の方からはAIへ最適な指示を出すプロンプトのポイントなどを知れたのが良かったという感想も伺いました。
私自身は最新のAI事例を紹介していただくことで、AIの現在地とか進歩を深く知れたことが印象的でした。
― 研修を終えて、業務で変化したことなどはありますか。
インターネット・アカデミーの研修がきっかけとなって、AIの可能性を改めて感じています。研修は、研修を終えてこれで完結ではなく、研修をヒントに、こうしたら面白いんじゃないか、使えるんじゃないかと気づくことまでが研修だと思います。ほかの参加者の方からも、自分でいろいろ試しているという声もいただいています。今回の研修は狙いがしっかり伝わったと感じています。
受講生のコメントの一部
- 話を聞くだけではイメージしづらい部分も実際に手を動かしてやれたので、だいぶ腹落ちできました。
- 手を動かすことで、ニュースなどを通して理解していたAIの進化を実感することができました。より具体的なセールストークができるようになりました。
- 普段から投資企業が開発・活用しているAIの情報収集をしていますが、新しい情報も多く大変参考になりました。
- 他の方にも伝えやすくまとめられた内容・資料だったので、研修後は職場のメンバーにも広めています。
※一部抜粋
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