人材開発支援助成金人への投資促進コース
高度デジタル人材の育成研修に対応したコース
「人への投資促進コース 高度デジタル人材訓練」は、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座認定制度(Reスキル講座)」の認定講座など、先端IT技術を学習するための研修が対象となります。インターネット・アカデミーでは、以下の講座が対象となっており、これらの講座を研修でご利用いただく場合、このコースでの申請ができます。
※「人への投資促進コース」は令和4~6年度の期間で設けられています。
インターネット・アカデミーで「人への投資促進コース」の対象となる講座は「Reスキル講座」ですが、経済産業省のDX認定を受けている事業者の場合は、Reスキル講座以外の講座でも「人への投資促進コース」の支給対象となります。
DX認定制度について(PDF)助成金の支給額
研修費用に対する経費助成と、受講中の賃金に対する賃金助成の両方が支給されます。
経費助成 | 賃金助成 | 年間限度額 | |
---|---|---|---|
中小企業 | 75% | 960円(1人1時間) | 1500万円 |
大企業 | 60% | 480円(1人1時間) | 1000万円円 |
※厚生労働省が指定する要件を満たした場合、経費助成の助成率が加算されます。
訓練時間 | 10h以上100h未満 | 100h以上200h未満 | 200h以上 |
---|---|---|---|
中小企業 | 30万円 | 40万円 | 50万円 |
大企業 | 20万円 | 25万円 | 30万円 |
支給額の具体例
AI開発ができるエンジニアを育成
AIエンジニア育成研修
AIエンジニア育成研修は、AIの基本や、AIシステム開発に欠かせないプログラミング言語Pythonを学び、AIプログラミングの実践を行います。
- 学習時間:101時間
- 受講人数:5名
- 受講形式:オンライン(双方向リモート)
対象の訓練と手続きの流れ
「人への投資促進コース」の対象となる訓練の要件や、申請の流れは以下のとおりです。詳細な要件は厚生労働省のWebサイトにてご確認ください。
対象の企業
- 主な事業が情報通信業である、それ以外の事業主の場合は下記のいずれかの要件を満たしている
・産業競争力強化法の事業適応計画の認定を受けている
・DX認定を受けている
・DX推進指標に基づいた自己診断結果をIPAに提出し「事業内職業能力開発計画」を作成している
・DX推進のための経営・人材育成を検討し、事業計画を策定していること
高度デジタル人材訓練の基本要件
- OFF-JTにより実施される訓練であること
- 実訓練時間数が10時間以上
- 高度デジタル訓練(ITSSレベル3、4以上)の訓練
※経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座認定制度(Reスキル講座)」等 - 「DX推進スキル標準」においてレベル3及び4となるもので「DX推進スキル標準(DSS-P)と認定試験・資格とのマップ」に掲載されている資格の取得を目標とする訓練
※「DX推進スキル標準」はIPAが、「DX推進スキル標準(DSS-P)と認定試験・資格とのマップ」はNPO法人スキル標準ユーザー協会が策定しています。※当該資格の受験料も助成対象となります。
申請の流れ
- 研修開始の1か月前までに、労働局に訓練実施計画届などの申請書を提出する必要があります。
- 研修修了日から2ヶ月以内に支給申請を行う必要があります。
助成金申請のサポートも充実
インターネット・アカデミーの研修では、面倒な助成金申請書の作成をサポートする支援システムをご利用いただけます。
- 申請書類の作成業務の負担を大幅に軽減できる
- 申請忘れによる不支給を未然に防げる
助成金の活用についてのご相談
IT人材育成に精通したコンサルタントに無料でさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。
- 助成金を利用した研修や、利用までの流れを知りたい
- 自助成金を使う場合のスケジュールや助成額の試算結果を知りたい
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