創立50年の大手SIer企業が選んだ
サーバーアプリケーションセキュリティ対策研修


株式会社マーブル(旧社名:東京コンピュータサービス株式会社)人事部長様
株式会社マーブルは、1974年に創設されたIT系ソフトウェア企業である。情報システム設計、開発、運用までを一貫して請け負うシステムインテグレーション事業をメインとし、製造業、物流や金融業など幅広く受注している。2021年に創立50周年を迎え、更なる会社の発展のため、現在、IT人材育成を強化している。
研修データ
- 研修内容
- サーバーアプリケーションのセキュリティ対策研修
- 受講者数
- 25名
- 研修の目的
- 社内エンジニアのサーバーアプリケーション、セキュリティに関する技術力を上げるため
- 課題
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- これまで社内で研修を実施してきたが、社内での内製化に限界を感じ、IT教育のプロに委託したいと思った
- 一定水準以上のセキュリティ対策が出来る人材が不足している
- 解決策
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- 本で学ぶ知識だけではなく、現場で使えるサーバーアプリケーション・セキュリティの対策を研修で学ぶ
- 効果
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- 研修内で学んだ知識を実際の業務に活用できた
- 研修を受けた社員のナレッジを社内全体に共有できた
創立以来、年間400社と取引を行い、クライアントが抱えるIT課題を解決してきた株式会社マーブル。2030年までに、さまざまな企業に対してITサービスを提供する、ITサービスプロバイダに変革することを構想している。そのために強化しているのが、技術に特化した人の輩出だ。今回、サーバーセキュリティ対策研修の振り返りとして人事部長様に、研修を実施した経緯と、今後の人材育成のビジョンについて話を伺った。
研修実施の経緯
IT教育のプロからITスキル・指導法のノウハウを学ぶ

― 貴社の事業内容を教えていただけますでしょうか。
株式会社マーブルは、主にシステムインテグレーション事業を行い、自社のITノウハウを製造業、物流や金融、医療などの幅広い業界にサービスを提供しています。
株式会社マーブルの強みは、全国に拠点があることと、多くの技術者が自社にいることです。日本全国42拠点、2700名の社員がおり、北海道から鹿児島までを網羅しているため、地域ごとの特色に合わせてサービス提供をしています。
― 今回はどういった経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。
社内研修の内製化に限界を感じたことが一番の理由です。今までは、本業と並行してスキルアップ研修を行っていましたが、時間確保の難しさやベテランの技術者が若い技術者に技術を1から教えるには、限界がありました。その結果、社員の能力を向上させるには、外部のIT教育のプロに依頼し、ノウハウを蓄積していくことが必須だという考えに至りました。
インターネット・アカデミーを選んだ理由
豊富なIT研修実績とAI、IoTなどの最新技術を学べるカリキュラム

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。
弊社の要望に合わせて、研修内容をカスタマイズしていただけたということがインターネット・アカデミーに研修を依頼させていただいた理由です。研修を通して、社員の技術力向上、プロジェクトマネジメント力向上、AI、IoT、クラウド系といった最新技術のノウハウを蓄積できる研修会社を探していました。その中で、大手SES(システムエンジニアサービス)企業やSIer(システムインテグレーション)企業に対して豊富なIT研修実績をもつインターネット・アカデミーを見つけました。他社と比較しても、ご提案いただいた研修内容が弊社のニーズに最も合っていたため、研修をお願いしました。
― インターネット・アカデミーのサーバーアプリケーションのセキュリティ研修はいかがでしたか。
インストラクターの方の技術力はもちろん、指導力が高いと感じました。社員には、学んだ技術を教えられる人材になってほしいという想いもあるので、インターネット・アカデミーのプロのIT講師から教えるノウハウについても学べたのではないかと思います。研修終了後に、授業評価アンケートを集計したところ、内容・インストラクター・テキスト各項目が5点満点中4.7以上という高評価でした。参加者から、実際のセキュリティ上で問題となる箇所を実演して、解説してくださったのが非常にわかりやすかったというフィードバックをもらっています。インストラクターの方が各研修生のスキル差を考慮して、丁寧に指導をしてくださった結果だと思います。
― 研修の効果はどのように感じていらっしゃいますか。
技術者の意識の変化が一番大きいと思います。社内研修の場合、受け身の姿勢になってしまうことがありましたが、インターネット・アカデミーでの研修を通じて、学んだスキルを業務に活かしたいというコメントが多くありました。通常の業務からも主体的に学んだことをアウトプットする姿勢がみられるようになったので、大きな変化だと感じています。これから1年間の研修の効果測定をしていくので、業務としてどのような良い変化をもたらすことができたのかを見るのが非常に楽しみです。
研修の効果と今後
組織としてのITスキル向上と技術に特化した人材の輩出
― 弊社の今後のIT人材育成についてのビジョンを教えてください。
弊社のエンジニアの育成における問題点は、技術者個人のスキルに依存してしまい、組織としてナレッジ共有やスキルアップができていないということです。個人だけでなく、会社にもIT知識を蓄積していくことで、組織、会社として成長していくことができると考えています。そのために社内で新しくタレントマネジメントシステムを導入し、各社員のスキルの体系化を行っています。組織として何が不足していて、今後何を学んでいくことが必要なのかを見極めるためです。この取り組みにより、社員がより主体的に学べるよう、私たち自身も最新のITスキルを学べる環境を増やしていきたいと考えています。2030年までにTCSがITサービスプロバイダに変革できるように、尽力し続けます。

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