スマートフォンや Nintendo Switch向けのゲーム事業を中心に
幅広くコンテンツビジネスを手がける企業の
UI/UX向上への挑戦
イマジニア株式会社 社長室 室長 佐賀野晃様
経営管理本部 渡邊元気様 ※写真向かって右より佐賀野様、渡邊様
イマジニア株式会社は、Nintendo Switchの大人気ゲームソフト「Fit Boxing」シリーズの開発・販売や、リラックマ、ハローキティ、マイメロディ、シナモロール、メダロット、すみっコぐらしなど国民的キャラクターのスマホゲーム・スタンプなどの開発を行うコンテンツビジネスの会社である。自社で独自の教養動画メディアの開発を行うこともあり、「デジタルコンテンツ」「ゲーム開発」「商品開発」と幅広い事業を国内外に展開している。
研修データ
- 研修内容
- デザインの基礎を学ぶUI/UX基礎研修
- 受講人数
- 新入社員から経営陣まで含めた総勢73名の全社員
- 研修の目的
- 全社員のスキルの底上げを図る
幅広いデバイスに対応するコンテンツビジネスを展開する上で欠かせない、UI/UXの知識を体系的に学ぶ
- 課題
-
- 20代の若手社員が増えたことで、知識レベルにばらつきがあり、早期戦力化を図る必要があった
- 社内にUI/UX系のレクチャーができる人材が不足しており、内部研修を行うことが難しかった
- 解決策
-
- UI/UXの基礎的な内容を体系的に学べる研修を実施
- 効果
-
- 予想以上に丁寧に基本から教えていただいたおかげで、アルバイトや知識がない社員も一定のスキルをつけることができた
- 実践に生かしやすく全体の知識の底上げができたため、社内のコミュニケーションが活性化し業務効率化を図ることができた
イマジニアはコンテンツビジネスを行う企業として、ユーザーにとってより使いやすいデザイン設計を行うべく、若手社員の育成とUI/UXの向上に尽力している。その戦略の一環として、インターネット・アカデミーに全社員を対象としたUI/UX研修を依頼。研修実施前に感じていた課題や研修後に得た成果について、社長秘書室所属の佐賀野様と人事チーム所属の渡邊様にお話を伺った。
研修実施の経緯
若手社員の育成など社内の課題解決のために全社員でUI/UXを学習
― 貴社の事業内容を教えていただけますでしょうか。
イマジニアの事業は多岐にわたっています。例えば、ハローキティやリラックマといった人気キャラクターを保有する企業とタッグを組み、スマホゲームなどデジタルコンテンツの開発を行っています。また、中国の動画配信プラットフォームに日本のデジタルコンテンツを配信するなど、さまざまなステークホルダーと連携し、新たなビジネス・事業を創り出しています。
― 今回はどういった経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。
弊社は少数精鋭のメンバーで幅広い事業展開をしているため、入社して間もない人材でもチャレンジできる環境があります。一方、若手人材の育成という点においては、恵まれた環境を活かしきれておらず課題を抱えていました。そこで、新しい取り組みとして全社員向けにUI/UX研修を行うことで、社内の人材育成の課題解決への第一歩としたいと考え、インターネット・アカデミーに研修を依頼しました。
UI/UX研修についてインターネット・アカデミーを選んだ理由
プロフェッショナルな研修講師からUI/UXの基礎を学ぶ
― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。
選定基準は、4点ありました。それは、「研修プログラムの内容」、「UI/UXの基礎を学べること」、「講師の経歴と人物像」、「カスタマイズ型の研修であること」でした。合計5社の研修企業の中で比較検討していましたが、その中でも、インターネット・アカデミーはオーダーメイドで研修プログラムを組むことができる上に、経験豊富なプロフェッショナルの講師が研修を担当してくださるという点を魅力に感じ、研修をお願いすることに決めました。
― インターネット・アカデミーのUI/UX研修はいかがでしたか。
研修講師の方の説明がとても分かりやすく、実践的でためになりました。例えば研修の打合せの段階で、イマジニアのWebサイトをもとにUI/UX改善の話をしてほしいとお願いしていたのですが、その要望を適切に講義に反映してくださっていたので、非常に勉強になりました。
まさに私たちが理想としていた、UI/UX研修そのものでした。基本から丁寧に教えて頂いたことで、アルバイトもデザイン未経験のスタッフも、全社員がUI/UXの知識・理解を深めることができました。また、研修講師の方が発言や質問しやすい雰囲気を作ってくださったのも、大変ありがたかったです。
― 研修の効果はどのように感じていらっしゃいますか。
インターネット・アカデミーの研修は社内でとても評判が良く、研修で学んだ知識が実際の業務にも日々活かせていると皆話しています。デザイン知識が豊富な社員も、今まで知らなかったデザインに関する知識を得ることができ、勉強になったと言っていました。社員たちが今回の研修を経て、今後さらに新たな商品開発を行ってくれることを期待しています。
研修の効果と今後
若手社員の育成と社員の活躍をサポートする仕組みづくり
― 今後の人材育成や会社全体のビジョンについて、貴社のお考えを教えてください。
会社の更なる発展のため、今後は、若手社員の人材育成を強化していきたいです。弊社の社長は、20代で代表取締役になり、現在も最前線で会社を支えています。将来的に、社長に続く優秀な若手が社内に増えていくことが理想ですが、今の若手社員は、チャレンジをせず、控えめな方が多い傾向があります。今後も私たちは、研修を定期的に行い、若手社員の士気を上げ、さまざまなことにチャレンジできる環境をつくっていきたいです。そのために私たちが、若手社員の活躍をどのようにサポートしていくのかを考えていきます。
研修を受けた若手社員が最前線で活躍し、事業規模をさらに拡大できるほどまで成長してほしいと考えています。弊社社名のイマジニアは、想像という意味のイマジネーションとエンジニアを掛け合わせた造語です。その社名に込められた思いに沿って、今後もさまざまなステークホルダーの方々と共に新たな価値を創造していくことになります。その中で、若手社員の力は非常に重要です。若手社員の採用ももちろんですが、マネジメントし、人材を育成していくことに力をいれていきたいです。
関連するIT研修
-
UI/UX研修
ターゲットユーザーの設定方法、情報設計やインターフェースデザインの手法、ユーザビリティやアクセシビリティの概念などを学ぶことができます。
研修事例の情報提供&ご相談
研修事例の紹介から人材育成計画のご相談まで、IT人材育成に精通したコンサルタントにさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。
- 人材育成計画を立てるうえで、とりあえず話を聞きたい
- 他社のIT人材育成の事例を詳しく知りたい
- 助成金を使ってIT研修の費用を抑えたい