将来を見据えた人材育成
世界シェアNo.1の横編機メーカーが選ぶPython研修

IT研修実績 株式会社島精機製作所
株式会社島精機製作所
株式会社島精機製作所

株式会社島精機製作所総務人事部
人事G主任 井川紀子 様
人事G 増田周斗 様

株式会社島精機製作所は、ニットを編むコンピュータ横編機を主力商品とする機械メーカーであり、横編機業界では世界シェアNO.1を誇る。ないものは自らつくりだす「もの創り」への情熱と「できないとは口にしない」、「絶対にやり遂げる」という不屈の精神のもと、SHIMA SEIKI ブランドを確立。高級ブランドからファストファッションまで同社の製品を採用している。

研修データ

研修内容
オンライン形式によるPython研修・Webスクレイピング研修
受講者の職種・属性
若手社員から中堅社員・管理職まで全社的に50名
研修の目的
IT&システム分野への知識向上に向けた全社的なプログラミングレベルの底上げ

プログラミング研修実施例

プログラミング研修実施例
課題
  • イノベーションを生み出すためにビジネスで活用できるプログラミングスキルが必要
  • プログラミング言語で今主流になっているPython人材の育成
  • 論理的思考力を磨き、従来の業務の改善や新たな付加価値の創出
解決策
  • 受講者のレベルに合わせたインストラクションを実施
  • 業務に活用できる技術を紹介し、企画立案をワーク形式で実施
効果
  • 受講者のプログラミングスキルの底上げができ、レベルの差も埋めることができた
  • Pythonを使ってWebにおける業務改善案を考えることができた
  • Web以外にもAIや組込系プログラミングの学習意欲も高まった

アパレル業界で確固たる地位を築いていながらも、世の中にさらなるイノベーションを起こすべく様々な課題解決に挑み続けている和歌山県の株式会社島精機製作所。この度、イノベーションへの新たな挑戦の1つとして、同社初となるPython研修をインターネット・アカデミーにご依頼頂いた。研修依頼に至った経緯や感想を、総務人事部の井川様、増田様の2名に伺った。

研修実施の経緯
全社的なイノベーションへの挑戦!
ビジネスに活用するPython研修を実施

ビジネスに活用するPython研修を実施

―今回、研修を実施することになった経緯を教えてください。

井川様

弊社は創業から60年近くになりますが、「Ever Onward ―限りなき前進」の経営理念のもと、常に新しい技術の開発を目指し、惜しみない努力と未知なる領域への挑戦を続けてまいりました。手袋編機をはじめ、コンピュータ横編機、デザインシステムのトップメーカーとして高い評価をいただくまでになりましたが、さらに今後50年、100年と会社を発展させていくためにはさらなるイノベーションを起こす必要があると考えています。イノベーションへの新たな挑戦の1つとして、今回初めて全社的なプログラミング研修を実施する運びになりました。

―なぜプログラミング研修を実施しようと考えたのですか?

井川様

革新的なイノベーションをもたらすデジタルトランスフォーメーションの推進には、ITやIoTの活用に必要不可欠なプログラミングスキルが重要であるという経営者の想いがあったからです。

増田様

弊社ではC言語やC++言語などで開発を手掛けている社員はいますが、今の主流ともいえるPythonをあまり利用していなかったため、研修を活用してPythonを学びたいという考えがありました。また、プログラミング研修を通じて論理的思考を磨き、従来の業務の飛躍的な改善や新たな付加価値の創出を図りたいという考えもありました。このような思いのもと、地元のプログラミングスクールを含め、様々な研修機関をインターネットで探していましたが、その一つがインターネット・アカデミーでした。

Python研修について

インターネット・アカデミーを選んだ理由
圧倒的な研修実績と講師のレベルの高さが魅力でした

圧倒的な研修実績と講師のレベルの高さが魅力でした

―研修機関の選定において、どのようなポイントを重視されましたか。

井川様

「研修実績」を最も重視していました。今回は1コース50名のプログラミング研修を企画していましたので、その規模の研修実績が揃っていたことや各業界の有名企業の研修実績があることに魅力を感じ、安心してインターネット・アカデミーにお願いすることができました。

そもそも弊社としては今回のようなプログラミング研修は初めてでしたし、オンライン形式も初めての試みでした。研修を実施したのに「成長に繋がりませんでした」とか「業務に役立ちませんでした」という結果は会社として認められませんので、何よりも実績がしっかりしている研修機関を選定しました。

―インターネット・アカデミーの研修実績をご覧になってみていかがでしたか。

増田様

集合研修を行うにあたっての実績が素晴らしいと感じていました。他の研修機関も集合研修を行っているようでしたが、その中でもインターネット・アカデミーの実績は圧倒的でしたね。また、実際にお話を伺い、弊社の教育に対する価値観ともマッチしているとも感じました。最終的には、オンラインでも集合研修を行えるということも考慮し、インターネット・アカデミーに研修を依頼することに決めました。

―今回の研修受講者はどのように決定したのでしょうか。

増田様

生産本部、開発本部、営業や販売、その他の間接部門に至るまで全社的に応募をしました。プログラミング研修は、名前だけ聞くとすごく難しいようなイメージがありますし、プログラミング研修自体が初めての試みでもあったため、50名も集まらないのではないかと不安に思っていました。しかし、いざ募集をかけてみると80名近くの社員から応募があったため驚きました。正直なところ、井川や私自身も研修を受けたかったのですが、応募が多すぎたので断念しました。そのような状況だったため、すでに第2期のプログラミング研修も実施が決定しています。第3期、第4期も研修を継続できれば、ぜひ私も学びたいと考えています。

―研修において印象に残ったことがあれば教えてください

増田様

研修では、非常にわかりやすく丁寧に教えていただけました。参加者としては初心者が多かったものの、経験者も参加していましたので受講生間のレベルの差がかなりありました。さらに年齢層も幅が広かったです。そのような状況でも「講師の方からバランスよく教えていただいた」という声が一番多かったですね。また、プログラミングを独学でやったことがある社員に関しては、「内容を復習でき、より深く学ぶこともできたので良かった」という声も多数ありました。講師の方には非常に感謝しています。

井川様

今回のプログラミング研修を正式に依頼する前に、研修のクオリティを確認するためにプレ研修をお願いし、私自身も参加させていただきました。講師の方には、目線を合わせて丁寧に教えていたいただけたので安心して受講することができましたね。

研修の効果と今後
全社的なプログラミングスキルの底上げを実感。
次はAIや組み込み分野まで学び、Pythonを共通言語に

―研修の効果はどのように感じていらっしゃいますか。

増田様

研修の効果として良かったと感じていることは、「さらにレベルの高いコースを受講したい、自分でも復習をして業務の改善につなげたい」という声が多数あったことです。AIや組み込み系についてさらに詳しく学びたいという声もあったので、その分野の研修を今後実施していきたいとも考えています。
また、プログラミング未経験者と経験者のレベル差をかなり解消でき、全社的なプログラミングスキル底上げのスタートを切ることができたと感じています。この流れを社員全体に波及させ、最終的にはPythonが共通言語になるようにしていきたいですね。

―御社の人材育成にかける想いを教えてください。

井川様

人材育成や社内研修の本来の目的は、社員に対して「何かのきっかけを与えること」であると考えています。やるかやらないかは社員一人ひとりの気持ち次第なので、人事としては社員の声や気持ちをできるだけ汲み取り、何かのきっかけを与える場をより多く作っていきたいと思っています。
今回、初めてのプログラミング研修を行ったことで、社員間でもプログラミングに関する話題が多く出てくるようになりました。全社的にプログラミングに対する関心を高めることができたのではないかと思っています。今回の研修で学んだことを、新規事業への発想やイノベーションの創出などにつなげていってほしいですね。

また、今後はもっと広い視野をもち、自主的に考えて行動できる人材を育成していきたいという想いもあります。弊社の売上の80%以上は海外のお客様であるので、そのような海外でも戦える人材を育てていきたいと考えています。

―最後に御社の今後のビジョンを教えてください。

井川様

ビジョンとして「世の中になくてはならない企業」を目指すということを掲げています。例えば、世界的に有名なヨーロッパの高級ブランドをはじめ、ファストファッションやスポーツメーカーでも弊社の技術が使われています。実は皆さんの近くに私たちの作った製品があるのです。人類にとって「衣食住」は欠かすことができないことなので、その中で少しでも世の中の役に立てることが、弊社の存在意義であると考えています。弊社の持つ技術が世界中に波及し、魅力あるファッション製品の「もの創り」のスタンダードになっていること、SHIMA SEIKIのコア・コンピタンスがファッション製品以外の業界にも貢献できるように進化させていきたいですね。

「世の中になくてはならない企業」を目指すということを掲げています

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