全国1450の会員企業を持つ大阪府工業協会で
製造部門のDX推進やIT人材育成の考え方、成功事例を紹介

公益社団法人大阪府工業協会
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公益社団法人 大阪府工業協会 事業推進部
ご担当者 様

大阪府工業協会は1949年に設立総会を開催して以来70年以上にわたり、実務セミナーや研究会や企業訪問を通しての情報提供、会員企業間のマッチングなどの活動で、大阪府の製造業をサポートしてきた。2012年に公益社団法人へ移行。現在はオンライン会員も含め、北海道から九州まで1450社程の企業が会員となっており、それぞれの特質を活かしての交流や連携を深めている。

研修データ

研修内容
DX人材育成(製造業向け)
受講者
大阪府工業協会の会員企業
研修の目的
DX推進の考え方や事例を知ることで、会員各社がDX人材の育成につなげる
課題
  • DXを進めていきたいけれども、どのように進めればよいかで悩む企業が多かった
解決策
  • 製造業に関する人材育成を学ぶ研究会で、DXの進め方や事例を学べるDX人材育成セミナーを開催する
成果
  • セミナー参加各社のDX人材育成に対する知見が深まった

全国で1450、大阪府内だけでも1000程の会員企業を持つ大阪府工業協会では、会員企業の人材育成をサポートするため、年間800以上の研修やセミナーを実施している。会員企業のなかで現在課題となっているもののひとつに、製造部門人材育成がある。この課題を解決するため、大阪府工業協会は製造部門の人材育成に関する研究会を企画し、インターネット・アカデミーへ研究会内で行われるIT・DX人材育成セミナーの講師を依頼した。担当者へ依頼した経緯などを伺った。

研修実施前の課題
多くの会員企業で課題となっている業務の自動化やデジタル化
DXの知識や事例を学べるセミナーが必要と感じた

公益社団法人大阪府工業協会
3時間のセミナーでDX事例を紹介

― 業務推進部の業務内容をお聞かせください。

1450社ほどの企業様が当協会の会員となっています。大阪府という土地柄もあるのか、オンライン会員の方を除いた6割くらいは機械金属系の企業です。大手企業様もいらっしゃれば一次下請け、二次下請けとして活躍されている企業様もいらっしゃいます。そのような会員企業様たちの人材育成面をサポートできるような研修やセミナーを企画、運営しています。

― どのような課題があったのでしょうか。

当協会には生産技術革新専門委員会という委員会があります。委員会で人材育成を進めるうえでの課題として上がっていたのが、人材育成、DX(デジタルトランスフォーメーション)化、自動化、IT化などでした。DX化やIT化といった課題では、会社全体のITリテラシーを上げるための本当の基礎教育的な部分と、結構デジタル化は進んでデータも取れているけれど、そのデータをどのように活用して改善するかという部分の2点に多くの企業が悩まれていると感じていました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
DX・IT人材育成をテーマに講演しているのを知り
製造業に合わせたDX事例の紹介を依頼

公益社団法人大阪府工業協会
人材育成の成功事例を学ぶセミナー

― 今回の研修会はどのような内容を検討されていたのでしょうか。

生産技術革新専門委員会で示された、製造業の人材育成における様々な課題をまとめて学べるような会を考えていました。技能伝承に関する課題や作業のマニュアル化など、製造業ならではのテーマから、モチベーションアップやリーダー育成、IT人材の育成などをテーマに、その課題を解決している企業が自社の事例を紹介し、出席企業の方に学んでいただくような内容です。

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

テーマごとに講師を選び、複数回に分けて研究会を実施する予定でしたが、DX・IT人材の育成で講義していただける企業が見つかりませんでした。それでいろいろと調べていたところ、インターネット・アカデミーの講師の方が同じようなテーマで講演しているのを知り、相談しました。研修会の趣旨等もご理解していただけたので、お願いすることにしました。

研修の成果と今後
これからもDX推進に関する研修やセミナーを実施
各企業にDXを進めて業務の自動化や効率化を実現してほしい

公益社団法人大阪府工業協会

― 今回の感想をお聞かせください。

「DX時代におけるIT人材の育成:リスキリング」をタイトルに、DXの進め方から、各企業のDXの成功事例をお話しいただきました。3時間という長さでしたが、集中して聞くことができるような流れで、このセミナーを通して伝えたいと思い描いていた内容をお話しいただけました。DXを進めるうえで、社長も巻き込み会社の本気度を見せるとか、ベテランだけでなく若手も入るチーム構成にするといった点はおっしゃる通りだと思いました。

― どのようなサポートを会員企業様へ引き続きしていきたいかを教えてください。

会員企業様からは、とにかく採用ができないという悩みをよく聞きます。今いる人材の中でどうやって事業を進めていこうかと考えた時に、自動化や効率化という課題がでてきます。当協会としては、DXを推進し、自動化や効率化を実現するための学びの機会を提供し、会員企業様のニーズに応えていきたいです。各企業のDX推進事例を学び、さらに実際に使用するRPAツールなどの操作方法も学習することで、自動化や効率化を実現できる人材の育成に貢献できればと思います。

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