内定者研修を社内実施から
福利厚生としてスクール通学に
変えた結果

IT研修実績 Zenken株式会社
Zenken株式会社

Zenken株式会社人事部 人事広報課 リーダー
橋本歩惟 様 ai hashimoto

Zenkenは、「そこにない未来を創る」というビジョンのもと、1975年の創業以来あらゆる新規事業を生み出しながら成長してきた。英会話教室や受験教材の開発といった総合教育事業から始まり、現在はIT事業と語学事業の2つを支柱に様々なビジネスを展開している。

2013年から新卒採用を開始した同社は、2016年以降継続して新卒の内定者研修をインターネット・アカデミーに依頼。(※2019年取材当時)その理由や得られた成果、内定者研修で重要視している事について、人事広報課リーダーとして活躍する橋本氏にお話を伺った。

課題
内定者研修を自社内で行うとなると、日程、人数など制約が多く、出来ることに限界があった
解決策
インターネット・アカデミーでの受講希望者に対し、受講料を半額負担する福利厚生制度を内定者向けに用意した
効果
講師とのコミュニケーションを通じ成功体験を醸成することができ、知識理解も以前より深まった

成功体験を得ることを期待し
通学制スクールを選択

成功体験を得ることを期待し通学制スクールを選択

「内定者が、入社前にWebの知識を体系的に、そして自分の都合に合わせて学べるスクールがないか」そうして探した結果見つけたのが、インターネット・アカデミーでした。

Zenkenは様々な事業領域を持っていますが、どの分野であってもWebやマーケティングの知識は欠かせません。その一方で、内定者の多くがWebを専門的に学んだ経験がないため、「入社前に実務的なスキルを一つでも多く習得し、基礎力を高めてもらいたい」という想いで内定者研修を実施しています。以前は、人事が全ての研修プログラムやワークショップを組んでいたのですが、技術的な内容を体系的に短期間で教えきるのには限界がありました。かといって現場のリソースを割くのも難しいので、技術面での研修の一部をWebスクールで学ぶスタイルに変え、さらに「受講を希望した内定者には会社が受講料の半額を負担する」という福利厚生の一環として取り入れることにしました。そこで、その対象となるスクールを探し始めたのです。

ちなみに、内定者研修のテーマをWeb知識の習得に特化して考えていたのは、独学では補いきれない分野だからです。ビジネスマナーなど、社会人としての基本スキルは大切ですが、それは自力でも習得できます。でも、Webのコンテンツ構成やクリエイティブな部分、マーケティングの知識は、現場のノウハウが欠かせません

候補としてリストアップしたスクールは、eラーニングも通学制も含めて複数社ありましたが、早い段階でeラーニングのスクールは対象から外れました。eラーニングは自宅で受講できるなど利便性の面でメリットがありますが、手軽な分、受講者がどんな取り組み方をしているか見えづらく、理解度がはかりにくいことが懸念点でした。通学制であれば、講師や周囲の受講者と関係性を築きながら、「理解できた」という成功体験を作ることができます。さらにその体験が自信に繋がり、積極的な学習に繋がっていくと思ったので、通学制のスクールの中で最も良いと感じたインターネット・アカデミーに話を伺い、依頼をすることに決めました

講師力の違いが安心感と信頼に

プロフェッショナルを育てるための社内トレーニング

インターネット・アカデミーは、Web分野に特化した専門的な講座ラインナップが豊富な点が魅力的でした。プログラミングやデザインといった分野に偏りがなく、その人のスキルレベルに応じてコースの組み合わせを変えられたので、内定者一人ひとりに合うコースが見つけられるだろうと感じました。

また、講師の方の育成を徹底していることも、信頼に繋がりました。講師は外部の方ではなくインターネット・アカデミーの社員のため、海外研修などを通じて最新の技術や知識をキャッチアップし、講義の内容も常にブラッシュアップされていると伺っています。弊社の事業展開の主軸でもあるITビジネスは、トレンドが日々変化し、常にその変遷に対してアンテナを高く持っていなければなりません。その点において、しっかりと知識やスキルを身につけた講師の方に内定者を任せられるというのは安心できるポイントの一つでした。

受講をした内定者からも、「講師の方と対面で学ぶことができたのが良かった」「質問にきちんと答えてもらえるのが良かった」という声を多く聞いています。独学で分からないことが出てくると、質問も十分にできず「こんなものなのかな」と思って疑問を飲み込んでしまうこともあると思うのですが、なんとなく「分かったつもり」では本当の意味での理解には繋がりません。いつでも講師に質問ができて理解を深められ、かつ計画性をもって取り組むべき環境を内定者に用意することができるというのは、サポート体制の整った通学制のスクールならではのメリットだと考えています

知識習得の面においても、受講した内定者はそうでない内定者と比較して、入社後のスタートラインが大きく違うことを例年感じています。新入社員研修でも、Web知識の基礎を学ぶのですが、現場の社員から説明されたことに対する内容の理解度や知識の落とし込み具合は、圧倒的に差があると感じています。

講師力の違いが安心感と信頼に

インターネット・アカデミーでの
積極的な学習を全社へ広げていく

Zenkenが全社員に求めている素質は「努力できること」「好奇心旺盛であること」の2つです。
特に新入社員は、専門スキルや経験値はなくとも、努力や行動力でカバーすることができます。今日明日のために頑張ることは誰でもできますが、それを継続的に少しずつ自分を律して進めていくことは決して簡単なことではありません。特に社会人になると、日常の業務や目の前のことに忙殺されてしまいがちになります。しかし、継続が出来ない人は短絡的に物事を考えてしまうものなので、持続性やチャレンジ精神があるかを、採用の時点ではもちろん、入社後も求めていますし、研修を通じても繰り返し伝える努力をしています。

だからこそ、内定者研修も「自発的に」かつ「積極的に」受講してもらうことを重視しています。受講を強制したり、受講料を全額会社が負担したりすることは簡単ですが、受け身の姿勢では甘えが出てしまったり、積極的な知識の習得には繋がりづらいと考えているからです。

人事の立場としては内定者全員にインターネット・アカデミーで受講して欲しい!というのが本音ではありますが、あとは弊社側で工夫して自発的に応募してもらえる人数を増やしていきたいと考えています。ちなみに、現在は内定者研修だけでなく、既存社員のスキルアップにもインターネット・アカデミーの受講を推奨する制度を用意しました。研修の内製化も大切だとは思いますが、今後も制度を活用することによってポジティブに、前向きに社員全員が学習に取り組む機会づくりをしていくことができれば、と考えています。

講師力の違いが安心感と信頼に

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