有限責任監査法人トーマツが求める
データ分析のスペシャリストとは
有限責任監査法人トーマツデロイトアナリティクス
吉村礼子 様
世界最大の会計事務所であるデロイト・トウシュ・トーマツのメンバーファームであり、日本の「4大監査法人」の一つである、有限責任監査法人トーマツ。その中のデータ分析コンサルティングの専門部署「デロイト アナリティクス」の人事担当として、社員の採用から入社後のスキルアップまで統括している。
今回、新卒・中途入社の社員に向け、データ解析や加工を行うための必須スキルを習得するための研修をインターネット・アカデミーに依頼。インタビューでは、デロイト アナリティクスが求める社員像について語っていただいた。
目に見える実績と、
研修環境の良さが決め手に
「デロイト アナリティクス」は、有限監査法人トーマツのデータ分析コンサルティングを行う専門部署です。国内で、データ分析のビジネス活用の重要性が着目されるようになるずっと前から、弊社ではこの専門部署を立ち上げに力を入れて研究とサービスの提供を行ってきました。
昨今のデータ分析コンサルティングニーズの高まりもあり、クライアントやグループ企業(デロイト トーマツ コンサルティング等)からのご依頼が増えて部署としても拡大をしているところで、人材採用と教育の重要性を感じつつ、日々採用と教育計画に尽力しています。
今回の研修の目的は、新卒入社の社員を対象に、データ解析や加工を行うためのデータベース言語・SQLを習得し、業務に活かすことです。いくつか業者を選定した中で、実績が明確で、研修環境が整っていて、かつ急な研修予定に対応していただける点に魅力を感じ、インターネット・アカデミーに依頼をしました。
フィードバック通じ
受講者一人ひとりの理解度と
姿勢が見えた
インターネット・アカデミーの研修を受けたのは新卒社員の計6名です。受講者に感想を聞くと、わからないことをその場で直接解決できたのが良かった、と述べていました。
また、研修後に受講者一人ひとりの理解度や研修に対する姿勢、課題など、状況を把握できる丁寧なフィードバックを得ることができ、人事の立場としては非常にありがたかったです。もちろん、技術や知識面においても、戻ってきた受講者の様子を見ていると、求めていたレベルで定着していることを実感できています。
求めるのは
データ分析とコンサルティングを
両立できる人材
データ分析のビジネス活用の重要性が高まると同時に、その分野の仕事に興味関心を持つ方も増えているように思います。しかし、「分析」と「コンサルティング」のどちらかができる人はいても、両方ができる人材というのはなかなかいないものです。
だからこそ、弊社が社員採用の際に求めているのは、数理・統計の能力ではなく、その基本的素養としてプログラミングに抵抗感がないこと、数字を読む力があること、そして積極的にアウトプットする姿勢を持っているかどうかです。その後、どれだけ短期間で即戦力に育てられるかは、研修にかかっていると考えています。
社内でも研修を実施することは可能ですが、効率よく効果的にデータ分析のスペシャリストの育成を行っていくためにも、今後も社外研修を取り入れ活用していくつもりです。
研修事例の情報提供&ご相談
研修事例の紹介から人材育成計画のご相談まで、IT人材育成に精通したコンサルタントにさまざまな相談をしていただけます。お気軽にご相談ください。
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